世の中変われば変わるものだ
今では【セクハラ】【パワハラ】などと取沙汰され、テレビを
にぎわしているが、私が仕事人だった32年間
日常茶飯事の出来事だったもんなぁ~
でも、それをする人はする人、しない人はしない人だったような・・・
要は、時代ではなくて、個人の考え方のような気がしないでもない
今だにそれをしてしまう人もいれば、他人がしているから自分もと
安易に流れて行く人は今でも多い
私が入社したころは、2~3年勤めて結婚退職が通常だったころ
女性がいつまでも、いつまでも会社にいることはまるで害であるかの
ようだった
課の忘年会の席でその時の上司が、私達に言ったのを忘れられない
支店が管轄する、ある支社に勤務している年配の女性の事を言い出した
「あのおばさんの給料で、仕事ができる若い女性が二人は雇える」と・・
まあ~その支社の年配の女性が仕事をしないが前提らしいが
私はまだ30代前半だったのと、その支社の女性とは仕事で関係が
なかったので、知らないから何とも言えないが、背筋に冷たいものが
走ったのを忘れられない
そのうち自分にもそんな言葉が、こんな席で吐かれるであろうことを・・
これなんてほんの一例、上げればきりがない
40代前半の頃、正に直にそのセリフを浴びせられたことがある
以前若かりし頃営業でいた男性、そのころは組合委員長をしていた男性
転勤でいなくなっていたが、ある日、残業をしていると向うのフロアから
大きな高笑いと大きな話し声が聞こえて来た、何気に声の方を見ると
「あっ あの人だ」と思ったものの、黙々と残業に精を出していた
しばらくして、急にブラブラと私達の課に来ると、私の机の前に
椅子を持ってきて、ドカッと座るや「まだ おるんねぇ~」と一声
最初、残業の事を言っているのかと思ったが、次の瞬間一緒に残業を
している他の若い課員たちを眺めて言ったものだ「何時までも
こんなおばさんが居て、かわいそうなねぇ~あんたら」ときたもんだ
私が剣の達人だったら、次の瞬間にはその男の胴と首は離れていたなぁ~
もちろん、私は無言&無視、課員も苦笑いしていたが無言
まぁ~気の利いた一言でも言えればよかったのだろうけど、私には無理!
これはほんの一例に過ぎない、もちろん大・中・小はありますが・・・
今の時代だって、同じようなことが起こっていると思っているが
世間の認識が昔とは雲泥の差なのがうらやましいかも・・
どこかの大学が入試の結果に、女性だけ減点をしていたとか・・・
女性が強い強いと言われているが、女性が強くなればなるほど
自分達の地位と自尊心を守るために、こざかしい手を打ってくる
男性と女性は別物なのである、きちんと住み分けを認識しては?!
専業主婦になって約15年経とうとしているが、それらと一切
拘りを持たなくなったあの日から、下げたくない奴に下げなくて
いい頭から【片頭痛】が消えた、嘘のように消えた
唯一知ることができた、あの無礼な男の顛末は・・・
まだ、仕事人の時の事、人事異動、それも明らかに左遷としか思えない
その男の移動を知った
あの時、大きな支店の副支店長だった男が、小さな支店のそれも
課長とは名ばかりの課へ移動となっていた
あの時ばかりは【神も仏もあるなぁ~】と天を仰いだものだ
【罰】を当てて欲しい奴らはまだまだいる、思い出すとアドレナリンが
噴出するが、ひょっとして私が知らないだけで、当たってるかもぉぉぉ~
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