KYO‐Gのコラム

大好きなハワイ、トライアスロン、ロードバイク、サーフィン、スキーその他興味があること、そして単なる日記(笑)を書きます。

投資信託の難しさ

2005年11月28日 22時02分58秒 | ファイナンシャルプランナー
投資信託の残高が上がっています。
ここのところの株価上昇が好材料なのでしょうか。

僕も投資信託を買ったことがあります。

何事も経験しなければ語れないので、じっくり検討し、世界でももっとも歴史があるファンド(投資信託)を購入しました。
そのファンドは度重なる危機を乗り越えたといううたい文句でした。

長期の投資と外貨運用の両方がまかなえるというので、そのファンドを買ったのです。

購入後にもドルコスト平均法を考えて数回にわたり追加で購入しました。

価格の上下はドルコストが吸収するだろうと思い、気にしませんでした。

ある日、突然、レターが着ました。

「そのファンドが解散になるので、信託財産は今の価格で返還します」と言うものでした。

リスクを取れる(リスクを想定し、許容すること)と思っていた僕でも、これには驚きました。

長期の運用を目的としていたのに、いきなり返還。
しかもその時期は世界でITバブルの崩壊していたときです。

運用はそれにひきづられてマイナスでした。
もっとも悪い時に解散。

アメリカで投資信託に傾倒していた資産家(一般の人のほうが多いのかもしれません)がイッキに解約を起こしたのです。

それにより運用できなくなるまで資金が流出したのです。


その投資信託はインターネットの証券会社で購入したのですが、購入したときは最もお勧めしていてその社長(若くして証券会社を起業し、その後大手証券会社との統合した方)に共感していたので、信用していました。

びっくりして「吟味して決めた証券会社の責任としてどのように思うのでしょうか?」と従業員さんに尋ねたら、「目論見書に書いてある通りです」と答えました。

本日、その会社の広告でビジネス誌にワインを持って「世界中から選びました」と言っていましたが、「うまくいく投資信託ってあるのかな?」と感じました。

価格が上昇すると解約され、下がっても解約されるというリスクです。

投資信託って難しいです。

そういえば、日本生命さんが投資信託の販売を終了するそうですね。

コメント
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