海外旅行の時に必ず入っておきたい海外旅行傷害保険です。
ちょっと自慢ですが、海外旅行傷害保険に強いファイナンシャルプランナーであると自負しています。(ちなみに、生命保険にもかなり強いFPです。またまた自慢・・・。)
クレジットカードの海外旅行傷害保険の機能を知らないで、クレジットカードを作っている人が、まだ多いようです。
知人がインターネットで海外旅行傷害保険を申し込んでいました。
「クレジットカードもっていないの?」とたずねると、「持っているよ、これだけど」と言って見せてもらいました。
そのカードには海外旅行傷害保険が自動付帯されていません。
「そのカードって年会費があるにもかかわらず、海外旅行傷害保険が自動付帯されていないよ?」というと、「カードの保険ってたいしたことないんでしょ、だから気にしていない」というのです。
もったいないです。
年会費が無料で、しかも海外旅行傷害保険がついているカードがあるのです。
オリコカード(国際カード)
死亡・後遺障害保障 2,000万円
傷害治療費用保障 200万円
疾病治療費用保障 200万円
賠償責任保障 2,000万円
救援者費用保障 200万円
携行品損害保障※1・2 20万円
(免責1事故3,000円)
この保障を損保ジャパンのインターネット専用の海外旅行傷害保険OFFで調べてみました。(ハワイ4泊6日の場合)
きっちりと上記と同じ保険金額にはならなかったのですが、だいたいの保険料を計算すると2480円でした。
クレジットカードに加入するだけで、これだけの保険料を節約することができます。
もうひとつ、年会費無料のカードをご紹介します。
My Sony Card
死亡・後遺障害保障 2,000万円
傷害治療費用保障 100万円
疾病治療費用保障 100万円
賠償責任保障 2,000万円
救援者費用保障 200万円
携行品損害保障※1・2 20万円
(免責なし)
このカードの良いところは、携行品損害保障の免責がないのです。
保険を使う場合、携行品が破損したという場合が多いと思います。
そこで免責額があるとちょっとイタイですね。
15,000円のデジカメが壊れて修理に10,000円かかる場合、オリコカードの場合は3000円の負担ですが、マイソニーカードならば負担なしで修理ができます。免責があると小額の場合そのまま修理しないという気持ちになりそうです。
さらにもうひとつ、シティカードですが、これも年会費が無料で海外旅行傷害保険がついています。
死亡・後遺障害保障 1,000万円
傷害治療費用保障 100万円
疾病治療費用保障 100万円
賠償責任保障 2,000万円
救援者費用保障 50万円
携行品損害保障※1・2 30万円
(免責なし)
バイヤーズ プロテクション(動産総合保険)免責1万円
50万円
このカードのいいところは、買い物保険(バイヤーズ プロテクション(動産総合保険)がついているところです。 商品の購入日(配送等による場合には商品の到着日)から90日間が補償対象となります。
「ブランド品を買ったけれど、自宅到着後数日で破損!」ということにあっても、免責額10,000円を払えば被害が補填できます。
これらの保障がすべて年会費が無料になります。
そして最もすごいのが、これらの保障が死亡・後遺障害保障を除き合算することができるのです。
3つのカードの合算で
死亡・後遺障害保障 2,000万円(合算できないので最高額が保険金額)
傷害治療費用保障 400万円
疾病治療費用保障 400万円
賠償責任保障 6,000万円
救援者費用保障 300万円
携行品損害保障※1・2 70万円
(免責なし)
バイヤーズ プロテクション(動産総合保険)免責1万円
50万円
ただし、一回の最高限度がある場合はその金額が上限になります。
確認ください。
これだけあれば十分な補償ですよね。
この3枚のカード、シティカードの国際ブランドをマスター、オリコをJCB、ソニーをVISAにすればほとんどのお店で使用可能になります。
シティカード
オリコカード
My Sony Card
ただしこれってカード会員本人だけなんですよね。
子供の保障はないのです。
そこで、年会費はかかりますが、アメックスでは航空券などをアメックスで決済すると、子供にも海外旅行傷害保険が付帯します。
さらにアメックスでは「空港からスーツケース無料宅配」など、独自のサービスがありますので、1枚持っていても良いと思います。