飛行機に乗ると、同じ距離でも行きと帰りの時間が違っていると感じたことはありませんか?これは、偏西風が卓越する日本付近では西に向かうよりも東に向かう方が飛行時間は短くなります。飛行機と風の関係性を見ていきましょう。
偏西風とは、ジェット気流の一種で対流圏上部あるいは成層圏内(上空約9km〜12km)で強い西よりの風が吹く帯状の領域であり、日本が位置する中緯度帯で吹いています。
巡行中の飛行機はこの偏西風が卓越する高度帯を飛行するため、偏西風の影響を大きく受けます。飛行機の離着陸時は揚力を獲得しやすい向かい風が有利ですが、巡行中は追い風が有利でより早く目的地に到着することが出来ます。
例えば、羽田-那覇では西に向かって飛ぶため飛行機が偏西風に押し戻されながら飛ぶことになりますが、那覇-羽田では偏西風が追い風となります。この結果、夏では東行きの方が10分ほど早く目的地に着きます。
長時間飛行する国際線だとより顕著になり、羽田-ホノルル(ハワイ)間だと東行の方が1時間30分ほど早くなります。
巡行中の飛行機はこの偏西風が卓越する高度帯を飛行するため、偏西風の影響を大きく受けます。飛行機の離着陸時は揚力を獲得しやすい向かい風が有利ですが、巡行中は追い風が有利でより早く目的地に到着することが出来ます。
例えば、羽田-那覇では西に向かって飛ぶため飛行機が偏西風に押し戻されながら飛ぶことになりますが、那覇-羽田では偏西風が追い風となります。この結果、夏では東行きの方が10分ほど早く目的地に着きます。
長時間飛行する国際線だとより顕著になり、羽田-ホノルル(ハワイ)間だと東行の方が1時間30分ほど早くなります。
これは12月の後半のフライトを検索したものになりますが、往路は6時間45分、往路は9時間15分です。
往路だとほとんど寝られない感覚になります(ちょっとは寝ているのですが・・・)
なので、冬のハワイ旅行の時差ボケはひどいです。
また、帰国のフライトは長くなるので、機内で過ごすのはちょっと大変です。
映画も3本見られるくらいの時間になるので、映画好きには良いかと思います。
ラインナップは日経エアラインの方が豊富なので、それで航空会社を選ぶという選択もあり?かもしれないです。