風に誘われて

自然に焦がれつつも体力が付いて行かない今日この頃。

シャガ

2006-04-10 | ひとり言
平尾台からの帰り道、
うす暗い林道に白っぽく浮かび上がったシャガを見つけました。

花は一日しか持たず、今日出会った花たちは明日にはしぼみます。



シャガは常緑で、アヤメ科の植物の中で常緑は珍しいそう。
別名を「胡蝶花」と言います。

橙色と青紫の綺麗な三枚がガク、その次の先が二つにくびれたのが花冠、
中央の先端がふさふさになって見えるのが雌しべ。

人里近くの林の中で春、早い時期に群生する。
これも昔々中国大陸から持ち込まれたものが野生化したらしい。
球根でもなく種でもないので 生きたまま観賞用として、
渡来したらしい。


ヤブニンジン(せり科)
同じ場所の水の流れる淵の足元に沢山ありました。
茎は軒並み垂れ下がり、うつむき加減に咲く小さい花を、
此処の足場で写すのは無理でした。


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2 コメント

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柔らかい布で織ったような・・ ()
2006-04-10 19:06:45
札幌は今年一番の暖かさでした。

シャガの写真をみて、そういえば沖縄でみかけたことを思い出しました。

柔らかい布で織ったようなきれいな花ですね。

こういう花が林道で咲いているなんて、付近にお住まいの方は野花にたいしても

気を遣われているということなんでしょうね。

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柔らか仕上げ (箱庭)
2006-04-10 20:56:01
春さん コメントありがとうございます。

シャガは結構生命力旺盛とみえ、いろんな所に群生しているようです。

でも林床の暗いところが似合っている花だと私は思います。ポッとそこだけが、明るく見えました。

花を傍で見ると、春さんのおっしゃる通り柔らかいシルクのようでしばし見とれてしまいました。
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