
こんな道や

こんな道を通って

フィトンチッドいっぱいの森の道を抜けて
着いた所は九重高原スキー場。
強風とガスって視界の悪い状況だけど、数台の車からは次々と同じ目的を持った方々がそれぞれ準備をされています。
猟師山への登山は諦めて花の観賞のみに変更される方たちがほとんど。
それほどお山はガスっていました。(皆さん物好きだ!)



「雨よ降らないで」
と祈りつつ
滑りやすい黒土の道を

足元に気を使いつつ

数分歩けばその先に
芳しい香りと共に

森の貴婦人が私を迎えてくれました。

もうことばは要らないですね。




オオヤマレンゲ(ミヤマレンゲ) モクレン科
山地の落葉樹林内に生える。もくれんの仲間ではあるが、花は「蓮華」と名が付くようにハスの花のようなカップ状です。
5~7月に白くて芳香のある花が俯き加減に咲きます。
中を見ると淡い黄緑色の葯が目を引きます。




何時までも眺めて居たかったけど、お名残惜しいけど、また来年会いに来ましょうね。
2009.6.20英彦山北斜面のオオヤマレンゲ
雨は
こんなきれいなお花に出会えるのならば、少々の雨なんかへいちゃらですよね。
しかし、よく見るとこんなに可愛い花だったんですね。
広島でも県北の山に行くとみる事ができます。
今まではこんなによく見たことはなかったです。
ほんと、言葉は要りません。
タイサンボク、オオヤマレンゲには負けるくせに、天向いて咲いてなかなかなかみせてくれんぜ。
雨降りでも出掛けなければ始まらない!と合羽片手に行ってきましたよ!笑
標高1200mより上がガスですっぽり覆われていたけれど、目的地が比較的簡単にいける場所という事もあって、私等は初めてだったけど十数人の人達が観賞に来られていました。
だから安心して写真も撮れました。
花もご覧の通り素敵なのですが、その芳香がたまりません。
人工ものでない素敵な香り、これがお届けできないのが残念です。
毎年は英彦山に見に行くけんど、今年は目的地までは2時間ちょっと掛かるけど、歩くのが少なくて済む九重のお手軽コースに変更。
雨が心配やったけど、思い切って行って良かった。
満足な時間でした。
その後もまたブラブラしながら三週間分のストレス発散してきました。
そうそう、バイパスの並木のタイサンボクの花、大きくて上向いて目いっぱい開いちょった。
あれを道の並木にしようと決めた人の気が知れん。
大きくなるから公園の真ん中とかに植樹すればよかろうに。。
それと帰りがけ、道の駅で彦さんが花鉢をひとつ買うてくれたんよ。
そのうちアップするけね、鑑定してね。