石の鳥居をくぐり参道を進むと大宮川にかかる橋三つ。
一番目のこの橋は“大宮橋”
西本宮へ通じる橋です。
ここは比叡山から琵琶湖側(滋賀県大津氏坂本本町)に降りてきた所に位置する、
日吉大社です。
綺麗に掃き清められたもみじのトンネル坂を登り詰めると、
山王鳥居が待っていてくれます。
全国でも珍しい山の乗った鳥居です。
山の部分を横に広げると「王」と言う字になると、
小学校の頃の先生から教わりました。
毎年、秋には日吉さん(子供の頃からの呼び名)の境内で写生大会が有り、
この角度から描いた画が賞に入った事があった。
生憎西本宮は大改修の真っ最中で、楼門もスッポリと目隠しされていた。
ここは宇佐宮だったかな?白山宮だった!
境内にはこの様なお宮が点在していて、
その殆どが国宝または重要文化財に指定されている。
と、今知った次第です。はい。
これは二番目の橋“走井橋”
曲がった松の木も昔のまま。
この下で冷たい山の川に入ってカニ取りしましたっけ。><
三番目は東本宮への橋“二ノ宮橋”
ここだけは封印されて渡れなくなっていました。
古いから危険なのか・・と思いましたが、
受付のお姉さん曰く
「オフロードカーで渡ろうとする馬鹿がいるから」
だそうです。
ちなみにこれらの三つの石橋を“日吉三橋”と言い重要文化財なのです。
子供の頃の日常の遊び場がこんなに歴史の古い、
貴重な文化遺産ばかりだったとは、
改めて見直した次第です。
さて次は東本宮に参ります。
東本宮殿と左側に樹下宮本殿です。
ここも国宝、重要文化財の揃い踏みのようです。
樹下宮拝殿には4月の山王祭に担がれたであろう神輿が奉られていました。
日吉大社を語りだしたらあれもこれもと切りが無くなります。
それほどに慣れ親しんだ遊び場でした。
あれから半世紀近く経っているのに、
その地を訪れるとたちまち当時にタイムスリップしてしまいます。
誰もが懐かしい場所の一つ二つは持っていることでしょう。
私もこの度の帰省では、
思いっきり過去の懐かしい記憶を呼び覚ます事が出来ました。
ブログなるものを始めなければここまで懐かしむ事も無かったかも。
ましてや訪れる事も無かったかも。
大切な時間と思い出の数々を得る事が出来
「感謝」
そして連れて帰ってくれた相方さんにも
「感謝」
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小さい時の思い出の場所がまだあるのは
羨ましい限りです。
懐かしい思い出は今までの自分への貴重な1ページですね。(100ページ?)
しっとりしたいい写真 堪能させて頂きました。
感謝
広い広い境内はなかなか全部見て歩けませんが、箱庭さんのブログで知る事が出来ました。
ちよっと話題は古いのですが、秋の紅葉ライトアップをTBさせて頂いときます。
今回は、思い出話でしか知らない相方さんに見てもらう事と、私自身の為の里帰りを目的に計画してみたのです。
ハードでしたが充実した3日間を過ごせて、本当によかった。
私ってすごいええとこで育ったんやなぁ・・なんて感激してしもた(笑)
ですから今回の日吉さん訪問計画のきっかけは、琵琶ひげさんのおかげ!なのです。
改めて「ありがとう」です。
相当楽しみにして計画したので、終わってしまった今、ちょっと空虚です。。。
早く次の目的探さんとあかんなぁ