タデ原散策

今から思えば梅雨の中休みのような一日だったんですね。
日が差し込んだと思ったらいきなり雲が走ったり
でも吹き抜ける風がさすが１０００ｍを越える標高では心地よく
下界の蒸し暑さとは無縁の世界で汗も出ません。


風に揺れる湿原入り口



ぐるり廻れば１．３キロはある木道です。
（いつも私の前を行く相方さんがアクセント？？？）


ヒメユリ（ゆり科）
草丈３０ｃｍ位、花の大きさが５ｃｍ位の小さなユリです。

ふつうのゆりと違って花が空を見上げて咲くんです。


タデ原で見るのはこの数年で２回目です。
今年は広～い湿原の木道から３箇所で見られました。
希少種だと聞いていたので嬉しかったです。

でもやはり木道から降りた跡があり痛々しかったです。



花の多い所はこんな風です。


ハンカイソウ（きく科）
開くと１０ｃｍ程の大きさになるので今回は蕾をどうぞ！


シモツケソウ（ばら科）
花弁から雄しべが飛び出してモワモワッとした感じがする。


クサレダマ（さくらそう科）
和名は【草連玉】まめ科の低木レダマに似ているところから
「草のレダマ」とついたそう。

傍を歩いていた女性に名前を聞かれたので答えたら案の定、
「変な名前がついたもんばいね」
と言われたので、お花の名誉？のために
しなくていい説明をしてしまった。

連休でもあり散策する人も多く
花達とゆっくり話す事が出来ず残念だった。
やはり朝一番がいいかも。。。　　　（７月１６日）