風に誘われて

自然に焦がれつつも体力が付いて行かない今日この頃。

オオカモメヅル

2006-07-26 | 山の植物




オオカモメヅル(ががいも科)

丘陵、山地の林内に生える蔓性多年草。
茎は細長くわずかに毛がある。暗紫の花は4~5ミリで五深裂。




山を歩くとやたらと小さい色物が目に入ります。
それだけキョロキョロしている訳でもないのですが・・

これは湿地の縁の草むらで見つけました。
周りにはヤマラッキョの蕾やコバギボウシの蕾でいっぱいでした。

オオカモメヅルの葉は「渡り蝶」アサギマダラの幼虫の食草です。
アサギマダラは渡りの間に天敵から身を守る為に、
アルカロイド系の有害物質を含むががいも科を好んで食し
自らをその毒で守るそうです。

この場所でアサギマダラを見る事はなく蝶は山の麓の湿地で見ました。

それでも自然の営みのすごさをまた一つ知る事が出来ました。



アオタチカモメヅル(ががいも科 カモメヅル属)


同じ草むらの中で見つけました。
色違いですね。
調べているうちにカモメヅル属には平尾台で見たフナバラソウや
スズサイコ等の仲間があるのも知りました。
ですよね。花の形や色が同じですもの・・

フナバラソウ(平尾台 6・18)

まるで子供の夏休みの自由研究してるみたいで楽しみました。


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