温暖化の所為かちっとも寒くならないと思っていたけれど
12月になった途端、やはり朝晩の冷え込みが強くなってきた。
ストーブの上でヤカンの湯気が上がるのを見つつ冬を感じる。
日曜日に仏の里、国東半島に行って来た。
周防灘に沿って下る途中に日の出。
その後、オレンジ色の眩しい太陽に向かって走る。
目がおかしくなって信号の色も見え難くなるほど。。。
相方さんも安全運転で慎重になってる。
空気が澄んでいるのか、普段気付く事の無かった
山の向こうのその向こうに由布、鶴見岳の姿が。感動!!
国東半島に入った途端、空模様は一変し時雨出した。
小雨はやがて霰に変わり最初の目的地「富貴寺」に着くまで荒れ模様。
大分県豊後高田市 六郷満山「富貴寺」
蓮華山富貴寺(蕗寺)は六郷満山を統括した西叡山高山寺の末寺の一つで
天台宗に属しています。
仁王像 吽形さまと阿形さま
お顔は怖いけど、国東の仁王様は何故か足が短く
コケティッシュというか微笑ましいというか独特なのです。
国宝「富貴寺大堂」
四季を通じて端正な表情を見せるこの大堂は
西国唯一の阿弥陀堂であり九州最古の和様建築物です。
中央には阿弥陀如来坐像(重文)が安置され
周りの壁に描かれている壁画は、
平安三壁画の一つに数えられています。
残念ながら中の撮影は出来ませんが、何時来ても
心和む阿弥陀様のお顔と凛とした堂内の空気が私は好きです。
境内には至る所に石塔、石殿、笠塔婆等々石像美術を味わえます。
富貴寺の四季を見つめる大銀杏
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ここは仏の里なんですね。
富貴寺にはどういう歴史があるか興味があります。
ここは是非歩いてみたいし・・
九州も四国も出張でしかいったことがないので、ゆっくりまわってみたいと
思っているんですよ。
延暦年間、最澄が唐に渡る前に半島の付け根に位置する宇佐神宮を訪ねたところから、天台の教えが半島の六つの郷に広がって行ったとか。。
国東の厳しい岩山を修行の場にしたであろう先人たちの姿を想像します。
私はそんなに信心深い人では無いのですが、ご先祖様に手を合わせる心だけは持ち合わせていますので、目的地に行くまでの道の其処彼処に鎮座する磨崖仏や石仏には目を奪われます。
怖いお顔、優しいお顔、いろんな表情を目にしつつその時々の自分の心と照らし合わせます。
春さんもチャンスあれば是非訪ねて見られたらいかがでしょう。近くには別府の温泉もありますよ(笑)