森の中では

梅雨が明けてから一滴の雨も降らなくて、朝夕の水遣りが日課になってきた。
玄関側は道沿いなので何て事無いのだけど問題は裏で、一人では蛇口をひねりに行く事も出来ないので、相方さんの帰りを待ってやっと水をやる始末。
小さな鉢に入っている山野草にとっては苦痛の日々になってしまった。
それでもネジバナは咲き誇り、ミズヒキも花径を伸ばしてきた。

ここ数日、空がどんどん高くなり田んぼの稲ももう青々と育って来て、暑くてたまらないけどこの季節もしかしたら冬より好きかも・・と思うことにしよう。



それでも下界から比べると山の上は何て気持ちよかったことか。。
って事で、６日の続き。

森の中で出会ったのはこんな子たち。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


ショウキラン　らん科

腐植土に生えて葉緑素を持たない腐生植物。
今年は登山道で１０株以上見た。
白い色のもあったけどもう殆ど終わりかけでアップには耐えそうにない。



　
そのそばにこんなきのこがニョキニョキと何本も顔を出していた。

　
なんといってもこのヤマアジサイの清清しい事か。。
登山道はある意味味気ない唯のガレバでしかないのだけれど、こんな清清しいアジサイ花に迎えられるだけで味気ない道もまた楽しくなるから不思議。


結局の所、山でお弁当広げるチャンスが無くってリュックを下ろしたのは長者原に下りてからだった。
旧ビジターセンターの方には立派な東屋が出来ていた。お昼時の事もちろん人でいっぱいだったから私たちは木陰のテーブルでお昼ご飯をいただいた。


昨日仕入れをせずに来たからちょっと物足りないけれど実はおにぎり弁当三人前買ってたから結構お腹いっぱいになったよ。



お腹も膨れたしさぁ！
これから裏のお山にもう一つの目的である花を探しに行こうよ。