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映画とテレビ好き(「好き」というよりは「狂」! As a film and TV addict)の人間にとって、最近の映画・テレビ(ドラマ)番組の内容がいまいち(a little bit less than what I hoped for) で、胸がときめかない(I'm not excited) 。理由を色々考えてみるのだが... たぶん現代、未来に合わせて内容をかなり複雑にし、カメラワーク・CGなどを駆使し凝りに凝った映像にして、過去との「差」を出そうとしているのでは、とも思える。男女・家族・友人関係、職場・社会環境などなど色々と複雑そうに思えるが、しかし所詮、すべてが「人間ドラマ」(But it's a just human drama) 。元を正していけば非常に簡単なプロット(= plots 筋)ですべておさまる。また、トム・クルーズ(Tom Cruise 1962~ ) などは、職人気質(しょくにんかたぎ =the artisan spirit) で代役を使わず危険なシーンや面白い映像を求めて自分自身で役をこなそうとするが、今はスタントマンやCGを駆使しどんな場面でも簡単に作れる。そういう実情を知らない観客にとって残念ながらクルーズの行為は無駄に思える。
それでは今、何が欠けているのか?
★一つは女優・男優の容姿(顔だちと体つき = looks) 。一般人があこがれるようなカリスマ的な、雲の上の存在な(= a person beyond our reach) かっこうよさ(= neat and tidy / really neat) 。
★もう一つは演技力(= acting skills) 。プロ中のプロで、人々に感動を与えられる演技をする人。
この2つに集約できると、思えるこの頃である。
100数年の映画作りの歴史のあるハリウッドで変化が起きたのは、1960年代後半から1970年代前半、ちょうどベトナム戦争が終焉をむかえる頃、人々の価値観が急激に変わり、主演が今までの美女・美男(beautiful actresses and handsome actors)から、どこでも居そうな「となりの女性・男性」が映像の主役になる風潮が出てきた。学校の学園祭・学芸会でするような演技で「よし」とする制作が許されてきて、それらが現在の主流となっている。筆者としては、そこに「夢を失った最大の原因」があると思っている。
また、日米の大物スターの中でまったく私生活を明かさない(隠し通す)人たちがいる。そうすることによって「スクリーン上のイメージ」を保ち、人々に「夢」を与えることが出来る。また一方では、自身のカリスマ的な地位を確立することになるからだ。
ここに筆者が大好きだった1960年代に脚光を浴びた典型的なハリウッド・スーパースター男女を紹介する:
(A photograph I had sent was returned by Ms. Diane McBain with her own handwriting letter on the back. But unfortunately the ink disappeared after 60 years!)(日本から送った写真の裏にマクベイン女史の手書きの手紙が書かれていた。残念ながら手紙のインクは60年経った今、消えてしまった!)
(An autographed picture sent by Mr. Van Williams)(ハリウッドからウィリアムズ氏のサイン入りブロマイドが送られてきた!)
■ダイアン・マクベイン(Diane J. McBain 1941~2022 ) は、超有名なABCテレビシリーズ『サーフサイド6(Surfside 6) 』【1960~1962 ABC-TV】で5人の主役(トロイ・ドナヒュー Troy Donahue 、ヴァン・ウィリアムズ Van Williams など)のうちの1人だった。また、他のヒットシリーズ『サンセット77 (77 Sunset Strip) 』【1958~1964 ABC-TV】 や『ハワイアンアイ(Hawaiian Eye) 』 【1959~1963 ABC-TV / Warner Brothers】 でも主役級の役をつとめた。また映画でも、1959年ジェームズ・ガーナー(James Garner) 、1960年リチャード・バートン(Richard Burton) 、1966年エルビス・プレスリー(Elvis Presley) などのトップスターとの共演もしている。【また近年、作家として本を3冊出版している。① "Famous Enough: A Hollywood Memoir" (2014) ② "The Laughing Bear" (2020) ③ The Color of Hope (2021) 】
■ヴァン・ウィリアムズ(Van Zandt Jarvis Williams 1934~2016) は、マクベイン女史と『サーフサイド6』で共演し人気を得た。またABCテレビで大ヒットした『グリーン・ホーネット(The Green Hornet) 』【1966~1967 ABC-TV】で主役。若くして亡くなった伝説のブルース・リー(Bruce Lee) もこの脇役で有名になった。2人の目のまわりを隠すマスクで話題となった人気テレビシリーズ。■YS
Diane McBain
ダイアン・マクベイン
Diane McBain
Diane McBain
Diane McBain
Diane McBain
Diane McBain with Elvis Presley and Shelley Fabares in the 1966 MGM movie "Spinout"
映画『カリフォルニア万才(="Spinout") 』のダイアン・マクベイン と エルヴィス・プレスリー & シェリー・フェブレー
Diane McBain with Suzanne Pleshette in the 1964 Warner Brothers movie "A Distant Trumpet"
映画『遠い喇叭(ラッパ)(="A Distant Trumpet") 』のダイアン・マクベイン と スザンヌ・プレシェット
(From left) Margarita Sierra, Troy Donahue, Lee Patterson, Diane McBain and Van Williams in the TV Series "Surfside 6" (1960~1962) 人気TVシリーズ『サーフサイド6(="Surfside 6") 』の(左から)マーガリタ・シエラ、トロイ・ドナヒュー、リー・パターソン、ダイアン・マクベイン、ヴァン・ウィリアムズ
Van Williams with Bruce Lee in the TV Series "The Green Hornet" (1966~1967) 人気TVシリーズ『グリーン・ホーネット(="The Green Hornet") 』のヴァン・ウィリアムズ と ブルース・リー
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映画とテレビ好き(「好き」というよりは「狂」! As a film and TV addict)の人間にとって、最近の映画・テレビ(ドラマ)番組の内容がいまいち(a little bit less than what I hoped for) で、胸がときめかない(I'm not excited) 。理由を色々考えてみるのだが... たぶん現代、未来に合わせて内容をかなり複雑にし、カメラワーク・CGなどを駆使し凝りに凝った映像にして、過去との「差」を出そうとしているのでは、とも思える。男女・家族・友人関係、職場・社会環境などなど色々と複雑そうに思えるが、しかし所詮、すべてが「人間ドラマ」(But it's a just human drama) 。元を正していけば非常に簡単なプロット(= plots 筋)ですべておさまる。また、トム・クルーズ(Tom Cruise 1962~ ) などは、職人気質(しょくにんかたぎ =the artisan spirit) で代役を使わず危険なシーンや面白い映像を求めて自分自身で役をこなそうとするが、今はスタントマンやCGを駆使しどんな場面でも簡単に作れる。そういう実情を知らない観客にとって残念ながらクルーズの行為は無駄に思える。
それでは今、何が欠けているのか?
★一つは女優・男優の容姿(顔だちと体つき = looks) 。一般人があこがれるようなカリスマ的な、雲の上の存在な(= a person beyond our reach) かっこうよさ(= neat and tidy / really neat) 。
★もう一つは演技力(= acting skills) 。プロ中のプロで、人々に感動を与えられる演技をする人。
この2つに集約できると、思えるこの頃である。
100数年の映画作りの歴史のあるハリウッドで変化が起きたのは、1960年代後半から1970年代前半、ちょうどベトナム戦争が終焉をむかえる頃、人々の価値観が急激に変わり、主演が今までの美女・美男(beautiful actresses and handsome actors)から、どこでも居そうな「となりの女性・男性」が映像の主役になる風潮が出てきた。学校の学園祭・学芸会でするような演技で「よし」とする制作が許されてきて、それらが現在の主流となっている。筆者としては、そこに「夢を失った最大の原因」があると思っている。
また、日米の大物スターの中でまったく私生活を明かさない(隠し通す)人たちがいる。そうすることによって「スクリーン上のイメージ」を保ち、人々に「夢」を与えることが出来る。また一方では、自身のカリスマ的な地位を確立することになるからだ。
ここに筆者が大好きだった1960年代に脚光を浴びた典型的なハリウッド・スーパースター男女を紹介する:
(A photograph I had sent was returned by Ms. Diane McBain with her own handwriting letter on the back. But unfortunately the ink disappeared after 60 years!)(日本から送った写真の裏にマクベイン女史の手書きの手紙が書かれていた。残念ながら手紙のインクは60年経った今、消えてしまった!)
(An autographed picture sent by Mr. Van Williams)(ハリウッドからウィリアムズ氏のサイン入りブロマイドが送られてきた!)
■ダイアン・マクベイン(Diane J. McBain 1941~2022 ) は、超有名なABCテレビシリーズ『サーフサイド6(Surfside 6) 』【1960~1962 ABC-TV】で5人の主役(トロイ・ドナヒュー Troy Donahue 、ヴァン・ウィリアムズ Van Williams など)のうちの1人だった。また、他のヒットシリーズ『サンセット77 (77 Sunset Strip) 』【1958~1964 ABC-TV】 や『ハワイアンアイ(Hawaiian Eye) 』 【1959~1963 ABC-TV / Warner Brothers】 でも主役級の役をつとめた。また映画でも、1959年ジェームズ・ガーナー(James Garner) 、1960年リチャード・バートン(Richard Burton) 、1966年エルビス・プレスリー(Elvis Presley) などのトップスターとの共演もしている。【また近年、作家として本を3冊出版している。① "Famous Enough: A Hollywood Memoir" (2014) ② "The Laughing Bear" (2020) ③ The Color of Hope (2021) 】
■ヴァン・ウィリアムズ(Van Zandt Jarvis Williams 1934~2016) は、マクベイン女史と『サーフサイド6』で共演し人気を得た。またABCテレビで大ヒットした『グリーン・ホーネット(The Green Hornet) 』【1966~1967 ABC-TV】で主役。若くして亡くなった伝説のブルース・リー(Bruce Lee) もこの脇役で有名になった。2人の目のまわりを隠すマスクで話題となった人気テレビシリーズ。■YS
Diane McBain
ダイアン・マクベイン
Diane McBain
Diane McBain
Diane McBain
Diane McBain
Diane McBain with Elvis Presley and Shelley Fabares in the 1966 MGM movie "Spinout"
映画『カリフォルニア万才(="Spinout") 』のダイアン・マクベイン と エルヴィス・プレスリー & シェリー・フェブレー
Diane McBain with Suzanne Pleshette in the 1964 Warner Brothers movie "A Distant Trumpet"
映画『遠い喇叭(ラッパ)(="A Distant Trumpet") 』のダイアン・マクベイン と スザンヌ・プレシェット
(From left) Margarita Sierra, Troy Donahue, Lee Patterson, Diane McBain and Van Williams in the TV Series "Surfside 6" (1960~1962) 人気TVシリーズ『サーフサイド6(="Surfside 6") 』の(左から)マーガリタ・シエラ、トロイ・ドナヒュー、リー・パターソン、ダイアン・マクベイン、ヴァン・ウィリアムズ
Van Williams with Bruce Lee in the TV Series "The Green Hornet" (1966~1967) 人気TVシリーズ『グリーン・ホーネット(="The Green Hornet") 』のヴァン・ウィリアムズ と ブルース・リー
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確かに、雲の上の人みたいなスターはいなくなりましたね。天を仰ぐ存在よりも、隣にいそうで、カッコいいと思わせてくれる存在の方が、真似しやすくて、経済効果も高いので、そうなって行ったということもあるかもです。(彼、彼女のような服を着れば、そうなれると錯覚させてくれる?)
天を仰ぐのは…疲れる…パワーが落ちているのかな…そんなこと考えました