というような特集だそうで・・・
読んだのは
「乞食(ほいと)隠れ」(岩井志麻子)「money」(室井佑月)「エッグタルト」(斎藤由香)そして「冬子」(杉本彩)
の4編
問題は「エロス」とは何か?である。そしてそのエロスを中間小説雑誌で特集して満足の行くものができるのか?、ということである。
こういう感想がでてくるのは、つまり、私と意見に相違があるということで・・・小説のなかでエロスを追求するのであれば、何も具体的な描写をすることでもなければ、観念的な描写に徹底することでもないだろう、と思うのである。
具体的な描写は「映像」に任せたほうがよく、観念的なものは「エロス」と認定する人がどれだけいるか、ということとなる。
つまり、中間小説雑誌のテーマとしては、どうしても中途半端にならざるを得ないわけで・・・。
具体的な描写を女流作家が書いていることがエロスなんだろうか・・・疑問である。
それにその具体的な描写というのはいわゆる「エロ雑誌」のほうがススンデいるわけであって、別に目新しいものではないし・・・
というようなわけで、岩井志麻子の「乞食隠れ」は彼女の得意分野の岡山県の奇譚であって、エロスと感じるかどうかは読者しだい、というところもあり、作品としてはまあ面白かった。
そのほかの作品は「?」というカンジで、まあそういう「エロス」というのもあるんだろうね。小説として発表するものでもないんじゃないの?という印象。
小説新潮は「連載もの」が多くてそれを楽しみに買う人もいるだろうに、こんな特集をされたら(表紙にデカデカとのっている)迷惑な人もいるんだろうなあ、と思った。
私も買うとき一瞬ドキッとしたものねえ
追伸
「有利子(ありこ)」(幸田真音)購入
読んだのは
「乞食(ほいと)隠れ」(岩井志麻子)「money」(室井佑月)「エッグタルト」(斎藤由香)そして「冬子」(杉本彩)
の4編
問題は「エロス」とは何か?である。そしてそのエロスを中間小説雑誌で特集して満足の行くものができるのか?、ということである。
こういう感想がでてくるのは、つまり、私と意見に相違があるということで・・・小説のなかでエロスを追求するのであれば、何も具体的な描写をすることでもなければ、観念的な描写に徹底することでもないだろう、と思うのである。
具体的な描写は「映像」に任せたほうがよく、観念的なものは「エロス」と認定する人がどれだけいるか、ということとなる。
つまり、中間小説雑誌のテーマとしては、どうしても中途半端にならざるを得ないわけで・・・。
具体的な描写を女流作家が書いていることがエロスなんだろうか・・・疑問である。
それにその具体的な描写というのはいわゆる「エロ雑誌」のほうがススンデいるわけであって、別に目新しいものではないし・・・
というようなわけで、岩井志麻子の「乞食隠れ」は彼女の得意分野の岡山県の奇譚であって、エロスと感じるかどうかは読者しだい、というところもあり、作品としてはまあ面白かった。
そのほかの作品は「?」というカンジで、まあそういう「エロス」というのもあるんだろうね。小説として発表するものでもないんじゃないの?という印象。
小説新潮は「連載もの」が多くてそれを楽しみに買う人もいるだろうに、こんな特集をされたら(表紙にデカデカとのっている)迷惑な人もいるんだろうなあ、と思った。
私も買うとき一瞬ドキッとしたものねえ
追伸
「有利子(ありこ)」(幸田真音)購入