講談社文庫、鯨統一郎の「タイムスリップ」シリーズ第3弾である。
第1弾は「タイムスリップ森鴎外」森鴎外が現代にタイムスリップしてきた話。
第2弾は「タイムスリップ明治維新」現代から明治維新にタイムスリップしてきた話である。いずれも、嘉壽家堂本店「読書日記」に掲載している。(2007.3.24と2007.4.13である)
さて、第3弾は、なんと釈迦如来の時代にタイムスリップするのである。
タイムスリップしていくのは、このシリーズおなじみの「麓うらら」と「うらら」が不良生徒として更正させられるため入れられた全寮制施設「吉野ダイビングスクール」の代表者吉野公彦である。
例によって、ギャグ満載の物語である。
吉野公彦は、タイムスリップして釈迦に会うのだが、そのときに職業を訊かれ
「ダイバーだった」といったら、名前と勘違いされ「ダイバダッタ」になる、というイヤハヤナントモなことになってしまうのである。
基本的には歴史を外さないが部分的にはむちゃくちゃに外しまくりである。
で、そのはずしまくりが「たまらない」のである。
何しろ、マツケンサンバや世界に一つだけの花が重要な役割で登場するし、比喩が今の時代でなければわからないだろうというのが多数ある。
そして、登場する人物たちは「釈迦」「老子」「ソクラテス」なのであるが、たいした人物なのになんだか「イマドキ」でもある。
真面目に歴史を考え知りたい人にとっては「不真面目極まりない」ものであるだろうし「噴飯もの」でもあるだろうが『いやいやなかなか』なものであるのだ。
なんといったって、真に知る人はいないのだからねえ。
たとえ釈迦がオカマであろうとも・・・
兎も角「面白い」ということでは間違いなしの物語である。
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第1弾は「タイムスリップ森鴎外」森鴎外が現代にタイムスリップしてきた話。
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例によって、ギャグ満載の物語である。
吉野公彦は、タイムスリップして釈迦に会うのだが、そのときに職業を訊かれ
「ダイバーだった」といったら、名前と勘違いされ「ダイバダッタ」になる、というイヤハヤナントモなことになってしまうのである。
基本的には歴史を外さないが部分的にはむちゃくちゃに外しまくりである。
で、そのはずしまくりが「たまらない」のである。
何しろ、マツケンサンバや世界に一つだけの花が重要な役割で登場するし、比喩が今の時代でなければわからないだろうというのが多数ある。
そして、登場する人物たちは「釈迦」「老子」「ソクラテス」なのであるが、たいした人物なのになんだか「イマドキ」でもある。
真面目に歴史を考え知りたい人にとっては「不真面目極まりない」ものであるだろうし「噴飯もの」でもあるだろうが『いやいやなかなか』なものであるのだ。
なんといったって、真に知る人はいないのだからねえ。
たとえ釈迦がオカマであろうとも・・・
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