文庫本の帯に
「駐在員夫人が描く 誰も知らない ロンドンライフ」
とあった。
ちょうど、アガサ・クリスティの「ミス・マープル」シリーズを読んでいたところで、どうもイギリスの風俗というか文化が良くわからなかったので、その参考用にということと、長編小説の合間に読む短いエッセイということで読み始めた。
で、昼休みに少しづつよんでいたら、読み終わるのに時間がかかってしまった。
著者は、東京女子大卒業であり、英米文学翻訳家である。
20年以上にわたってロンドン生活を送った。
その際に見聞きしたことを書いている。
それにしても、やっぱりイギリスの文化と日本の文化は大いに違う。
それを理解していないとあちらの物語はよく理解できないと思う。
例えば、
「西日の当たる快適なリビング」では、西ヨーロッパでは当たり前のこと。
年間を通じて西風が吹くために、西向きの部屋、そして市街地においても西部が高級になるそうである。
また、蓄積した知識を誇るタイプの女性に、イギリスではしょっちゅう会う、という話は、ミス・マープルを連想させる。
そのほか、子育てや食事更には階級社会であることなどのイギリスの話題。そしてイギリス駐在の夫人達の生活、或いは世界情勢などについて記されている。
ヘエーと感心したり、フムフムと苦笑いをしてみたり、そうだそうだと同意をしてみたりしながら、行ったことのないイギリスを通じて日本について考えさせられる本である。
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「駐在員夫人が描く 誰も知らない ロンドンライフ」
とあった。
ちょうど、アガサ・クリスティの「ミス・マープル」シリーズを読んでいたところで、どうもイギリスの風俗というか文化が良くわからなかったので、その参考用にということと、長編小説の合間に読む短いエッセイということで読み始めた。
で、昼休みに少しづつよんでいたら、読み終わるのに時間がかかってしまった。
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20年以上にわたってロンドン生活を送った。
その際に見聞きしたことを書いている。
それにしても、やっぱりイギリスの文化と日本の文化は大いに違う。
それを理解していないとあちらの物語はよく理解できないと思う。
例えば、
「西日の当たる快適なリビング」では、西ヨーロッパでは当たり前のこと。
年間を通じて西風が吹くために、西向きの部屋、そして市街地においても西部が高級になるそうである。
また、蓄積した知識を誇るタイプの女性に、イギリスではしょっちゅう会う、という話は、ミス・マープルを連想させる。
そのほか、子育てや食事更には階級社会であることなどのイギリスの話題。そしてイギリス駐在の夫人達の生活、或いは世界情勢などについて記されている。
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