読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

WBC戦記-日本野球、連覇への軌跡- スポーツ・グラフィック ナンバー編 文春文庫

2011-01-23 22:42:45 | 読んだ
本書は、2006年と2009年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の戦いと、参加した選手へのインタビュー、更にアメリカや韓国からみたWBCなど、いろいろな角度から記録したものである。

何故、日本は勝ったのか?
何故、日本は負けたのか?
今後、世界と戦うにはどうすべきか?

というテーマのように思えた。

日本の野球というのは、日本代表だけではない。日本代表は凝縮された形である。
子供達の野球、そして草野球。
更には応援をする人々。
これらの人が思い描く野球の凝縮した形が日本代表の野球ではないかと思う。

そういう意味では、日本もまだまだ捨てたものではないと思うのだ。

さて、私は野球を今でもやっている。
一番試合をしていたのは20代から30代だった。
所属していたチームは最大で4チーム。
つまり4つのユニフォームを持っていた。

だからユニフォームの持つ意味というのは他の人より少しはわかると思う。
同じユニフォームを着るとその瞬間から仲間になるのだ。
しかし、練習をして試合を経験していかないと仲間は同士にはならない。

そのあたりのことは、本書を読むと良くわかる、
チームというのは作っていくものなのである。

野球というのはやってみると良くわかるのだが、簡単で難しい。
基本や基礎をしっかりとやっていれば、とりあえず個人的にはある程度満足する。
しかし、勝つためにはそれだけでは足りない。

また、今年も野球のシーズンが始まる。
僕は、2月1日のキャンプインの日が一番好きである。
誰にも可能性が100%あるからだ。
その可能性をどこまで可能にするのかは個人とチームの努力である。

この戦記を読んで「やらなくっちゃ」と元気が出てきた。

「ブログ村」というところにこのブログを登録しています。読書日記を探しているかた、下のバナーをクリックするとリンクされていますので、どうぞご覧ください。またクリックしてもらうと私の人気度が上がるということにもなります。そのへんもご考慮いただき、ひとつよろしくお願いします。
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする