06 Sep
天気予報は昼からの降雨を予想していましたが、早くも朝から雨が降ってきました。
毎週水曜日は、横浜からKさん夫妻が愛犬「アミー」の訓練の為にやって来ます。
早朝の犬舎の作業は30分早めにシフトし、犬達は午前中いっぱいの休止モードの態勢をとりました。
生憎の雨でしたが、約束の時間前にいつもの「公園」に行って、同行のワンを遊ばせながら夫妻の到着を待ちます。
トレーニングは8時半に開始されました。
公園内の道路を利用して、飼い主の左脇を忠実に歩く(脚側行進)練習です。
雨の日は、いつもより犬の「気を引く要素」がそこそこに転がっています。
犬に対する集中力が希薄だと、犬は顔を上げて胸を張って嬉々として歩いてくれません。
文字通り道草を喰ったり、路面の水溜りを舐めたり、リードを持って犬をハンドリングしている人(K夫妻)は、オロオロしイライラし始めます。
替わって、私がハンドリングして見せます。
同じ犬かと思えるほど、リードの先の犬は安定して歩き、止まり、他の人との会話中は休止の姿勢で待ってくれます。
次に、訓練済みの犬をハンドリングしてお見せします。ハンドラーの指示(コマンド)に対しての犬の取る姿勢を観察していただきます。いかに素早く的確に指示に従えるか、、、当面の目標と課題を認識していただきます。
犬が出来ても、ハンドリングする人がリーダーシップをとれないと、犬は戸惑って結果として失敗に至ります。
理屈を考える事の愚かさが判って初めて、躾けや訓練の第一歩が踏み出せます。
雨の中、犬も人間もびしょびしょに濡れましたが、多くのモノを得られ満足のご様子のK夫妻でした。
K夫妻の愛犬「アミー」も同行の二頭のワンも、雨の日の遊びは特別に楽しいらしく、ご満悦の様子でした。
雨のそぼ降る用水路、昨日「翡翠」を見かけました。毎年やってくる鳥ですが、最近は見かけることが珍しくなりましたね。
ショートステイ中の「リズ」の写真を撮りました。記録と計測の為です。
温和で活発なリズは、飼い主のM夫妻を虜にしてしまっているようです。
記録はブリーダにとっては命の一つです。写真はあとで必ず役に立つ大切な資料となります。
飼い主さんから送られてくる、「愛犬自慢」の写真もブリーダーにとっては大事な資料となります。
写真は分譲後の飼育の様子や、身体のコンディション、心の様子まで表してくれます。
熱心にご報告を下さるオーナーさん達に、いつも感謝・感謝です!
遠方に住んでいて遊びに来れないワン達の様子は、こまめに報告してくれるオーナーさん達の写真を見て十分に判断が出来ます。
こんな写真を毎日見ていると、半年に一回のホームカミングディーで会っても、昨日まで会っていた様に思えるから不思議です、、、、。
午後遅く、抜糸のため(抜歯ではありません)歯科医に行く予定でした。それまでの時間は「飼育日誌」の整理に費やしました。
ついつい犬達との遊びを優先してしまい、なぐり書きの様な日誌はこんな時でもないと整理できないのが悩みの種(単に横着なだけ?)です。
本来は夏の太陽に焼かれるように咲く「のうぜんかずら」ですが、今日は雨に咲く花を撮る事が出来ました。
今年は例年になく、花のぽとりと落ちる数が少ない様に感じます。
地表近くに咲く野菜の花も「秋の花」になって、雨の日は何か「艶やかさ」が感じられ、、、、好きです。
明日は終日強い雨が降るそうです、、、寒暖の差が激しくなると体調も狂いがちとなりますが、雨に濡れた犬達のコンディションには余計気をつかってあげて下さい。
まもなく、馬も肥ゆる秋がやってきますよ。
できれば此方も、御願いします。
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