ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆こいぬ

2007年02月26日 | ラブラドールの飼育(育成全般)

静かな月曜日でした。

数頭のシャンプーを予定していましたが、、、
昨日までの力仕事が効いたのか、腰が痛く・・・・
取りやめとし、横にならせていただきました
(お陰で、仔犬達は生まれてから一度も産湯?を使っていません

午後から「道の駅」にソーニャ・オーシャン・アトラスの三頭を連れて社会勉強に行きました。

小さな子供ずれの方や、お店の方などに可愛がってもらいルンルンの三頭でした。

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運動場のマスコット・ピッピは癒し犬

ピッピの仲良し「マギー」は少し乱暴な遊び方をします。
マギーは柔軟な筋肉の持ち主です、体重もあり全力で走り回ることもしますが、バランスが良いので
怪我をすることはありません。
マギーの手加減がピッピに通じない事も時々ありますが、ゴム毬のようなピッピは軽量で動きも良く
若いラブラドールにとっては面白い存在になっています。

子供を育てたことの無い若い牝や、牡のラブラドールは際限なく「仔犬に甘い」ものです。
若い牝は母犬の子育ての様な行動をとることがありますが、遊びが限界を超えてもおこる(叱る)ことは
ありません。仔犬は不思議な魔力を持っているようです、、、。
仔犬は図に乗って、相手を乳歯で傷付けることがあります。ピッピもサリーには特に甘えて、首筋や頬の
近くに噛み付きますが、巧くかわされたりしています。

どんな犬種でも「仔犬」は天使のように可愛いものです

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これからラブラドールを飼われようとする方々から、時々ご相談のメールが届きます。

初めてラブラドールを飼おうとする方は、90%以上が仔犬をご希望になられます。

ラブラドールの仔犬の飼育は、簡単なものではありません。

中腰姿で、汚いものを、しょっちゅう扱うことを厭えません。

仔犬は飼育環境によって、「肉体的成長」や「精神的発達」が大きく左右されます。

場合(飼育環境・飼育の仕方)によっては、幾つかの「問題行動」を起こすようになって、飼い主や接する
人を困らせる犬になってしまうことがあります。

仔犬をお渡しする時も、一歳以上になった若い犬をお渡しする時も、ブリーダーは悩むことがあります。

 

数日前に以下の様な問い合わせがありました。

ベテランの飼い主さんにアドバイスをお願いすべく、オーナーさんのメーリングリストに質問として投げかけて
みました。

◆◆◆ ───────────────────────────────────

★★★TriplestarLabradors  オーナー各位

皆さまお元気ですか、花粉症などに負けずがんばってくださいね!

さて、***県に住む方からご質問がありました。
将来ラブラドールを飼いたいと願っています、ご家族はご夫婦(40代)と
三人のお子さんです(男3人高校生・中学生・小学生)
共働きのご家庭で、ラブラドールを仔犬から飼育する場合の注意点など、、、
先輩諸氏のアドバイスをお願いいたします。

**市・Gさん(抜粋)
────────────────────────────────────
こんばんわ
お忙しいところ、お返事いただきありがとうございます。
************* 参考になりました。

我が家の場合、おそらく「留守番」が問題になりそうです。
共働き家庭の場合、仔犬からの飼育は無理でしょうか。
もしくは、可能にするための具体的な工夫点があれば、教えて
いただけないでしょうか。
────────────────────────────────────
と言う内容の質問です。

寄せられたアドバイスの中から3通をご紹介します。

#1 
はじめましてトリプルスターラブラドールのオーナーのYと申します。
私も今からちょうど三年前にGさまと同じような質問を P-Star に
しましたのでとてもなつかしく思い出されます。

当時、夫婦共働きで犬を飼うのが初めてで仔犬からラブを飼いたいと
思っていました。Gさまと同じ年代ですが、子供はいません。
全く同じ条件ではないので我が家の経験談が参考になるかどうか・・・。

平日午前8時から午後6時近くまで留守にしなければならなかったので
 P-Star やトリプルのオーナーの方々にお話を聞き、
頻繁に排泄させなければならないことや、
成長期に一緒にいる時間が短く、しつけが上手くできるかなどの問題から、
仔犬から飼うことは難しいのではと判断し、成犬を飼うという選択をしました。
仔犬と暮らしたいのか、ラブと暮らしたいのかを考えた結果です。

成犬を飼う場合でも、新しい飼い主になつくのだろうかとか、
今更しつけができるのだろうかとか、別の不安があったのですが、
我が家に関して言えば全くの取り越し苦労でした。
基本のしつけができているのでお留守番も完璧にこなせるし、
トイレの我慢もできるし、むだ吠えもしないので、
昼間留守にする我が家にはぴったりでした。
働いていた私には、仔犬をここまでしつけることは出来なかった気がします。

仔犬から育てた経験がないので、比較することは出来ませんが、
仔犬でも成犬でもラブとの生活がもたらしてくれる喜びに変わりはないと思います。
早くラブとの生活が始められるといいですね。

#2
下記の件、私たちが○○を育てた経験から、そのような環境では、仔犬からの飼
育は難しいのではないかと思います。排泄や留守番のしつけが出来ている若犬か
成犬を飼うのがよいのではないかと、私は思います

家を空けている間に、仔犬まだしつけができていないので、サークルの中に排泄
をします。サークルや周囲はもちろんのこと、仔犬自身もうんちやおしっこで汚
れてしまいます。毎日排泄物の掃除と犬のシャンプーの連続です。毎日が戦いの
ようなものです。私たちのケースでは、結局妻は犬を飼い始めてから1ヶ月で仕
事を辞めざるを得ませんでした。メールのケースでは、その始末をするのは、お
そらく一番早く帰ってくる小学生ではないかと想像します。その小学生に忍耐強
く対応できるでしょうか。犬の身体ができてくるまで、1年近くそのような作業
をせねばなりません。大人でも大変なのに、子供には大変な作業になるでしょ
う。子供が気の毒です。

さらに、私たちのケースでは、○○は要求吼えをする犬になってしまいました。
ちょっと離れただけでも淋しがって要求吼えをするのです。今ではおとなしくな
りましたが、なかなかそのようなクセは直りませんでした。おそらく、同様な犬
になってしまう可能性があります。

ただし、例えば夫婦のうちどちらかがお昼に帰ってきて、排泄物の処理やシャン
プーをするというようなことができれば、仔犬を飼うのは、もしかしたら可能か
もしれません。

#3
こんにちわ、**県○○市のRと申します。
我が家は共働き(子供なし)ですが、
私は家での事務仕事がほとんどですので、少し環境が異なるかもしれません。

うちの◇◇◇(3歳・メス)がパピーの頃は、
必ずどちらかが家にいるようにして、食事・トイレの世話をしました。
しばらくの間、夜はリビングに寝て、
トイレにだし、何かあっても大丈夫なよう様子を見ていました。
オーナー自身が言うのもなんですが、
このコはトイレの失敗がほとんどなくて、
覚えもとても早かったです。
それでも、わずかの留守や、目を離したときに失敗することはあります、パピーですから~
そうなると、時間を問わずに敷物の交換・排泄物の処理・時には犬の足や体を洗うといった

作業が果てしなく続くこともあります。
これを家族の皆さんで協力して行うことが可能でしょうか?

しつけの面では。
私自身今でも迷い・悩みの連続で、全く進歩していないのでは??
と落ち込むこともたびたびですが・・
犬はどんどん成長します、そして、オーナーの映し鏡となって、
いいことも(人間にとって)悪いことも吸収してしまいます。
根気よく繰り返し教える事がいかに大切か時間の経過とともに実感します。
まだまだ(人間の側が!)勉強して、努力する必要性を感じる毎日です。

お留守番は、ある程度の月齢になってからなら、ハウスで静かに過ごすことを身につければ
問題ないと思います。
うちの場合はパピー時代は4時間以上家を留守にしたことはなかったように記憶しています。
それ以上家を開ける時には、一度帰宅して、犬の世話をしてから、
再度外出していました。

それでも、◇◇◇が我が家に来てくれたこと自体が幸せで楽しいことなのは
もちろんですが、◇◇◇がもたらしてくれたおまけの幸せは数え切れません。
いつでも相談に乗ってくれ、時には厳しくそして優しくアドバイスをくださる
☆☆☆パパさん&ママさん。運動場を離れても親しくお付き合いさせていただいたり、
お互いの犬生活の悩みを語りあい、親バカ自慢をしあう他のオーナーさん方。
確かに大変なこと、汚いことも沢山あります。
お金もかかります、時間もかかります。
でもそれに換えられない何かをくれるのがラブとの生活です、
家族の皆さん全員で、もう一度真剣に考えてみてください。
それでは、新しい家族の一員と暮らす日々がこられますように。

◆◆◆ ───────────────────────────────────

難しいですね・・・!

一概に言えないところがありますが、それは仕方の無いところでしょう。

仔犬から育てる醍醐味は、育てた方でないと判らないと思いますし、誰しもが一緒の悦びを得られるとは
言い切れません。

人が赤ちゃんを産んで育てるには、ある種の「覚悟」が必要ですが、ラブラドールの場合も同じ様に当て
はまる事柄です。それが仔犬であっても、大人になった犬であったとしても、、、。

英国の気さくなブリーダーが言っている言葉があります。

「ラブラドールは酔狂で飼うような犬ではない」

原産国のトップブリーダーであり、長年のラブラドール繁殖の研究家である友人の言葉は簡潔で明瞭です。

◆◆◆ ───────────────────────────────────

※質問者へのアドバイスは、コメントとしても受け付けます。

公開を好まない方は、直接トリプルスター宛にメールをお寄せ下さい。

質問者の「お願い」は
共働き家庭の場合、仔犬からの飼育は無理でしょうか。
もしくは、可能にするための具体的な工夫点があれば、教えて
いただけないでしょうか。
というところにあります。

どうぞ前向きで具体的な判りやすいアドバイスを、よろしくお願いいたします。

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コメント (3)
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