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昨日からの雨は早朝まで降って、過ぎたお湿りとなりました。
午前中は厚い暗い雲に覆われて、もっぱら屋内で過ごしました。
午後になって急に天気は回復し、ココが帰ったり、バロンが来たり、
賑やかな声の響いた運動場でした。
晴れたり、曇ったり、雨が降ったり、天気は変われどもWan達は今日も元気です!
◇早朝予定していた草刈り作業は中止です。午前中は外での作業を諦め、屋内で仔犬達の爪を切ったりクラウスの外耳炎を
手当をしたりとグルーミングに精を出しました。
◇午後になって爽やかな五月晴れの様な天気となりました。
急きょリボンちゃんの面会、ココちゃんの帰宅、バロン君の入舎と、オーナーさん達が集まって賑わいました。
◇滞在一か月のリボンちゃんの状態は、心身ともに良好です。
太目で重々しかった身体は、仲良し達との毎日の遊びが適度な運動となって功を奏してか、見違えるように締まっています。
鼻の色も元の様にすっかり黒くなり、艶々しているのを見て、面会に来た飼い主のNさんはとても喜んでいました。
連休の明ける10日の帰宅が待ち遠しいですね~。
◇飼主さんのお仕事の都合で、ショートステイしていたココちゃん。
オッチョコチョイで明るい賑やかな御嬢さんでした。
年頃となってもう少しお淑やかになって欲しいものですが、其処がココちゃんの持ち味?なので、、、、。
暫らくしたら、もう一歩進んだマナーを勉強しに来て欲しいですね。
◇やはり飼主さんの仕事の都合で、暫く滞在する事となったバロン。
彼は、牡らしい顔と大きな身体に似合わずナイーブな処があります。
兄弟犬のロビンに比べて、大きな身体なのにも関わらず逞しさに欠ける傾向があるのは仕方有りませんね~。
彼をコンディション良く保つには、飼い主さんは少しばかり忙し過ぎる様ですね。
◇晴れた午後、気温は高く、半袖のシャツ一枚でも快適な日となりました。
強い風が吹いて、雨の湿気をみるみるうちに吹き飛ばしてくれます。
犬達にとっては最高の日でした。
犬が逞しく育つ要素に、「水」と「風」は欠かせません。
「水」は飲む水であったり、浴びる水であったり、、、「風」はフィトンチッド等を豊富に含む適度な湿度のものが良く、日常的に二つ
の恩恵にあずかる犬達に健康を害するものはおりません。
ブリーダーの飼う犬達が生涯病気などと無縁なのは、そう言う飼育環境を意識的に取り入れるからなのでしょう。
※そんな我が家の健康な犬達も、室内飼育を二週間ほど続けると尿中に「ストラバイト」の発生をみる事があります。
それは見事な位にキラキラした奴で、尿や便の判断し易い我が家の「排泄場」ではすぐにそれとわかります。
飼主さん達が、同じ様な状態にあるワン達を、何かの用事で(大概は膀胱炎もどき)動物病院へ連れて行ったとします。
すると、『これは大変、ご愛犬は「ストラバイト体質」ですね~、良い「療法食」がありますからそれを食べさせて下さい(生涯)。
そうしないと、「膀胱結石」が出来たりして先々大変な事になりますよ~。』なんて獣医さんから言われてしまい、心配の余り
ご相談に来られる飼い主さんが最近は沢山いらっしゃいます、、、が、困ったものです。
獣医さんにも十人十色、いろいろなキャリアーの方がいらっしゃいます。学校で学問として(獣医学を)学んだだけで、長い期間を
動物(犬猫)の飼育や繁殖に費やした方には今迄お目にかかった事がありません。どうやらそう言う獣医さんに限って、「ストラバ
イト体質」であるとか、「結石ができやすい体質」であるとか、「膀胱炎になりやすい体質」だのと仰る様ですが如何なものなんでしょ
うか。
そして、大概は病院で扱っている(売っている)「療法食」(かなり高価)を食べさせるようにお勧めになります。
「〇〇体質」などと診断されてしまい、それだけでオロオロと頭がパニックに陥ってしまった飼い主さんは、今まで食べさせていた
フード(何ら問題の無いフード)から、急に高価な「療法食」に替える事を余儀なくされるようですが、、それってハタシテ正しい事な
のでしょうか、、、??
☆ストラバイトの出始めたワンを、一日一回運動場に連れて行き、一時間ほど犬同士で気侭に遊ばせ、井戸水をたっぷりと飲ま
せる事を一二回繰り返すと、あ~ら不思議、尿はサラサラ、キラキラしたストラバイトは消えて、試験紙によるpH値も正常を表しま
す。
ストラバイトの出来るワンはかなりの確率で、「可愛がられ過ぎ」「運動不足」「置き餌」「置き水」「野菜や果物を与えられる」な
どの生活習慣にある個体に多く発生します。
「療法食」自体は、難病と付き合うワンにとって効果的で必要なものですが、それを使っても効果の現れないのが「生活習慣病」の
典型的な例です。
先にあげた幾つかの悪しき生活習慣は、ワン達の「交感神経の弛緩」を招き、動物の身体が持っている活力を奪い免疫力をも
低下させてしまいます。
愛犬を健康に保ちたいと願う飼主さんへのオネガイは、犬は人間に「飼われる」活きものであり、息のあるもの(犬)を「飼う」と言
う意味を、是非、忘れないで欲しいと言う事です。
※運動をさせる為の「犬の散歩」は、人のストレスを解消する働きがありますが、散歩させられる犬にとっては、逆にストレスを受けて
しまう事も有りますので、時々注意してみましょう。
皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
これからも、気長にのんびりと読んでいただければ幸いと存じます~。
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