ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

★★★ 終日都内にて勉強していました~土曜日・・・

2012年03月10日 | トリプルスターの日常

   
まだ真っ暗な4時半、犬達のお世話を開始。6時作業終了。
雨の降り続く中を電車に乗って、都内に向かいました。
10時から16時過ぎまで「動物に対する理学療法・入門編」と銘打ったセミナーに参加してきました。
その様子は後日まとめて報告したいと思います。

    デュークとオニキスの9頭の子供達、
    全く問題なくすくすくと育っています。
    ウェブサイトを更新して子犬譲渡の受付を開始しました。
    以下、その詳細です。

    父犬の紹介:Heatherbourne Star  Warrior ペットネーム⇒デュークです。
     
   頑健な身体、そして穏やかな気質は、是非子供達に受け継がせて行きたい大事な部分です。
彼の股関節及び肘関節は、英国獣医師会BVAによって次の通り評価されていますHips 4-5 Elbou 0-0
また、目の遺伝疾患PRAprcd のDNA検査は、豪州のGTGに於いて行なわれ、問題ない(Clear)と証明されています。
そして2011年度の眼検診(国内機関・アイチェック)で、正常である事が確認されています。

    母犬の紹介:Triplestar jp I Onix ペットネームはオニキスです。
     
   誰しもオニキスと接して癒されない人は居ない筈です。彼女の慈愛に満ちた表情からは「善良なもの」が強く感じられます。
彼女の股関節及び肘関節は、英国獣医師会BVAによって次の通り評価されていますHips 6-6 Elbou 0-0
また、目の遺伝疾患PRAprcd のDNA検査は、豪州のGTGに於いて行なわれ、問題ない(Clear)と証明されています。
そして2011年度の眼検診(国内機関・アイチェック)で、正常である事が確認されています。

私達は犬舎に貢献する犬達の健康に係わる検査を、国内専門病院及び英国獣医師会の検査システムの中で行なっています。
股関節と肘関節の検査(審査)を英国獣医師会に委ねるのは、ブリーディングに於ける信頼性と統一性をもたせる為です。
遺伝性疾患であるPRA(眼)の検査は、DNA検査をオーストラリアの機関に委ね評価を得ることと、定期的なアイチェックを国内
専門医(専門病院)によって行なっています。
検査する事やそれによって得られる評価は、けっして遺伝性疾患の免罪符にはなりえませんが、それを正しく行うことはブリーダー
としての義務であると考えています。
そして、子犬や成長したラブラドールを得ようと思っている方々には、必ず「その様な評価の得られた親犬から生まれた犬」をお選
びになることをお勧めしています。
正しい形でブリーディングに取り組んでいるブリーダーは、概ね人間的にも信頼に足る人達なのであろうと考えれば、そう言った処
から犬を求めた場合に飼主側の利点は計り知れないものがあります。
生涯に亘って健康に犬を飼いたいと願う方々は、是非そうした良いスタートを切って戴きたいと想うものです。

   子犬のお引き渡しは、生後60日を過ぎて獣医師による健康診断と一回目のワクチン接種が済んでからとなります。
     マイクロチップの装着は概ね75日頃、費用は譲渡価格に含まれます。
     
     飼育に自信の無い方や、特別にセレクトされた子犬を希望する方には60日以降のボーディングシステムがあります。
     ボーディング費用は有料となりますが、色々な面(社会化や身体造り)を考えると充分に良い選択であると思えます。
   子犬の「譲渡価格」は一律に決まっています。(どの子をお選びになるかは、飼主さんの選択に任せられています。)

     
    良い環境で育まれた子犬達には、あらゆる病気の心配や寄生虫の感染などはあり得ません。
    そして両親から受け継いだ頑健な身体には、充分な移行抗体が宿っており高い免疫力をもっています。
    新しい飼主さんの処に行ってからの子犬に、病気や怪我などの心配は「皆無」と言って良いでしょう。
    そう言う子犬をお渡しする強い自信が私達には有ります。

    ラブラドールに多く発生すると言われている「股関節形成不全」
    健全と思われる(評価された)股関節をもった親犬同士の組み合わせからも、20%以上の確率で良くない股関節の子犬が
    産まれると言われています。果たしてそれは正しい統計(考え方)なのでしょうか?
    下のレントゲン写真は、後天的股関節形成不全に至った10ヶ月齢の若犬の股関節と膝関節の写真です。
     どうして右側のような典型的な形成不全が生じたかは、飼主からの聞き取りによって明らかになっています。
     患犬は、股関節と同時に膝関節にも障害(前十字靭帯損傷及び膝蓋骨脱臼)が認められ、リハビリを深刻化させています。
     8~9ヶ月齢の頃の急激な体重増加と、後ろ足立ちしてピョンピョンと飛び上がる様な運動を繰り返す事によって、障害発生に
     繋がります。その頃の股関節には未だ弛み(余裕)が有って、体重が支えきれない程の運動を行なわせてはいけないのです。
     
    本来左側(写真では右側)の様な完璧な関節が、ある種の運動を繰り返した事によって取り返しのつかない関節に変形
    してしまいます。
    成長期の体重管理と躾けは、ラブラドールを飼うにあたっての最重要課題なのです。
    子犬の購入先等の「飼育の専門家」による意見をよく聞く事と、定期的な身体観察を仰ぐことが事故を未然に防ぎます。

   ☆クラフトに於いての、今年のベストオブブリードが決定されました。ポンコツにとっては、痛し痒しの結果となりました。
        

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   ◆今年も「各種リハビリ」に関してのご相談を毎日お受けいたします。
          電話やメールでのご相談は全て無料です。
          飼主さん自身がリハビリする場合の適切なアドバイスも行っています。
          是非正しい方法でのリハビリに挑戦してみて下さい。
          ※Wanちゃんの御求め先(ショップやブリーダー)との調整(リハビリを行う事への同意を得てから)を済ませてから
          ご相談頂く方法が、スムースに進行します。
          ご愛犬をお預かりしてリハビリする場合(有料)は、リハビリ期間によって費用が異なります。
          リハビリの内容に関して、詳細をご相談下さい。
                      ◇カレンダー設置しました
Triplestar Labradors Calendar トリプルスターの予定表です。     
        

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