予想通り 昨夜から雨になりました。
体調は良好。低気圧接近時特有の重苦しさは無く、身体の動き(バランス)に不安なく過ごせました。
雨も小止みになって、午前中に一件、午後に一件、リハビリ後一年経ったWan(5歳牝・3.5歳牝、何れも膝関節)達の
観察と点検を其々の飼い主さん宅にて行いました。
昨年の5月と6月に跛行を訴えた(一事、挙上を含め)ワン達です。
二頭ともに歩様に違和感は感じられず、バランス良く歩き走り、嬉々とした表情にも落ち着きと余裕が感じられて、飼い主
さんと共に胸を撫で下ろすと言ったところでした。要手術と診断された二頭の保存療法は成功したと言って良いでしょう。
荒川にかかる御成橋から見た(上流側にある)冠水橋。
行ったり来たり、今日は四度見掛けたことになりました....。
◇仔犬たち・・・
Kkoさんに任せっぱなしの仔犬たち。昼間少しだけ覗いて見ましたら、この子(牝)だけが起きていました。
これで顔を拭いたの?と思うくらいお汚れだった女の子きっと食器に顔を突っ込んで食べる癖が有るのでしょう。
女の子みたいに可愛い男の子 いまの時点では、男の子の方がはるかに大人しく振る舞いますね...。
男の子のような...女の子。はて、どちらに似たのかしら...? ジェイク父さんかな...(^^)/
露草の花も小型になって、蜜蜂達も訪ねて来なくなりました。
ボーディングを兼ねたリハビリの依頼が二件入っています。
過去の資料を見直してみて、リハビリの内容と期間を計算してみました。
さほど手は掛からないと思われますが、二頭同時期のお預かりは老体には辛いかな...と、思案投げ首。
◇先だってある医学情報誌を覗いていて、こんな記事が目に入りました。
スポーツ禁止だった心臓病「QT延長症候群」、運動は「リスク」よりむしろ「メリット」
子どもを対象とした7年間の検証の結果、死亡はなし
※「QT延長症候群」と呼ばれる心拍のリズムが乱れる病気がある。
スポーツは突然死の恐れもあると「全面禁止」の考え方もあった。
しかし、最近の検証によると、スポーツへの参加はこれまで考えられていたより安全であるのかもしれない。
「リスク」よりもむしろ「メリット」が上回るという結果が報告されている。
米国クリーブランド小児科クリニックを中心とした研究グループが、米国心臓病学会誌(JACC)オンライン版で
2015年4月20日に報告したものだ。
研究グループによると、米国では2500人に1人がQT延長症候群にかかっていると推定されている。多くは症状が
出ておらず診断を受けていない場合が多い。
この病気は、急激に心拍数が上昇したり、突然の失神発作やけいれんを起こしたりする場合があるほか、突然死に
至る場合もある。
最も多い症状は一時的な意識消失の発作で、運動によって引き起こされることが多い。心電図で診断をつけること
が可能で、ほとんどの人は心臓の薬である「β遮断薬」を服用すると症状が治まる。
5年ほど前に、循環器専門医(獣医)から「エプスタイン奇形」と診断され、余命1.5ヶ月~3ヶ月と告げられた若犬を
リハビリしたことが有ります。(要手術=回復の見込みは50%と診断されていたと記憶しています)
或る種覚悟の上のリハビリでしたが(血液が逆流している心臓を抱えています)、約半年間のリハビリ期間のなかで
発作などの症状は一度も起こしませんでした。
リハビリ終盤は、遊び相手になってくれた子達と猛烈な勢いで追いかけっこをしたりしていましたが、血液の逆流など
による発作などの兆候は一切ありませんでした。
現在中年?になったその子は、多頭飼育(3頭)と言う環境の中で元気に暮らしているそうです。
何か不具合を抱えた犬を管理して飼うのは難しいですよね。でも、手術を回避して元気に暮らす犬達は、世の中に
思いの外沢山いるものです...。
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◇カレンダーにご注意 Triplestar Labradors Calendar トリプルスターの予定表です。
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