ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ 第一回勉強会行なわる・リハビリの必要性と怪我に関してのご説明~日曜日・・・

2016年01月10日 | トリプルスターの日常

       


起床後すぐに、昨日調達してきた食材の処理を行いました...

それが思いの外時間を喰ったせいもあってスタートが遅れ、早朝の作業はバタバタしてしまいました。

「勉強会」へ参加の方が運動場広場へ到着したのは9時でした。(集合時間は9時半)

その時点では未だ作業は完全に終わっておらず、年明け早々反省したのでありました...

○勉強会の内容は、

昨年中に感じた飼い主さん個々の問題点を具体的な例を出してお話しし、今年の改善目標を立てて

頂くことが一つ。(犬のコントロール=認識を新たに...)

もう一つは、犬の身体造りに関しての内容となりました。(成長に見合った頑健な身体を作る為の作業)

昼になって、場所を変えて市内のレストランでの昼食会 お正月なのでアルコールも入って和やかな

ひと時を過ごすことが出来ました。

◇午後のご来場者は愛犬のリハビリに取り組もうとされている方。連休を利用し、遠距離をものともせず

にやって来られました。

犬のリハビリに関して、経験を生かした丁寧な説明ができたと思っています...

と言うことで、今日は疲労困憊。

夕食より...ベットが恋しいと言った夕方になりました。

 

◇副食物の多用に由って、犬の身体が変わってきます・・・

元来自分自身が食いしん坊なせいか、飼育する犬達にも色々なものを食べさせる傾向にあります。

嬉しそうに食べているワン子達の顔つきを見ていると、自分が食べていなくても喜びが得られるから

不思議なものですね...ヽ(^。^)ノ そしてワンコは元気になります。

飼育の初心者向きの食材の筆頭は、「鶏の手羽先」になるでしょうか。

何といっても調達し易いですし、調理も簡単ですから...。

下処理したものはタッパーなどに入れて冷凍しておきます。いつでも解凍して使えますからね。

二キロ入りの鶏手羽先。

買って来たらすぐに袋から出して、水洗いをします。

出来る限り丁寧に洗うことが大事です...

水道水をジャブジャブ使って、これでもかと言うほど綺麗にします...

水は冷たいですが、洗った水が澄むまで頑張りましょう...(^^;)

洗い終わったらよく水を切り(キッチンタオルなどで水分を取り去るのも良い方法です)、

腕と手先の部分に切り分けます。関節を切断するコツを覚えてしまえば楽な作業です。

手先の部分と腕の部分とでは養分抽出の為の「煮る時間」が異なるので、切り分ける事にしています。

特に手先の部分はトロトロになるまで煮ると、思った以上に良質なコラーゲンを得ることが出来ます。

ワンコの喜ぶ顔を想像しながらの作業ですから、自然と笑みがこぼれてしまいますよね...

一頭分の豚レバーの処理です。

この部位も、多量の流水で綺麗に洗う下処理が必要です。

煮る作業は、早ければ早いほど良いボイルレバーが得られます。

生のレバーは冷凍が出来ませんから、調達後すぐに調理(煮る)する事が大事なのです。

マーケット(co-op)の鮮魚コーナーでは、こんな食材が手に入ります。

マグロのアラですね...

黒っぽく見える「血合いの部分」や、

白く筋っぽく見える部位を選んで調達しましょう。

赤身だけのものの何倍もの良質なタンパク質等を得ることが出来ます。

目玉の部分が有ったら、全部手に入れても損はありません。

しかしこの値段、安くて驚かないで下さいね~

この部位は冷凍保存に適していますので、安心して購入して間違いはありません。

co-opでは多量の牛乳を買いますので、知らない人からは変な目で見られることも...

この日は、三籠45本の牛乳を調達した事になります... 重くて大変です(^^;)

 我が家のワンコ達がいま一番喜ぶ食材は、マグロの目玉です...

夏場は敬遠気味になりますが、冬の時期は濃厚な魚系のスープを好む傾向が強いのです...。

特にブラックの子達は被毛がゴワゴワになってピカピカになりますので、見た目がとってもゴージャス

になるんですね...。

 これは牛の第二胃、通称ハチノスと言います。

独特の匂いと専門的な下処理を必要としますので、ベテラン向きの食材と言って良いでしょうか。

ジジはイタリア料理の「トリッパ」や、韓国料理の「各種煮込み」や「スープ」を好んで食べますので、

この食材を調達することが多く、必然的に良い子たちにも食べさせています...(^^♪

我が家で ハチノスが大好きなのは、なんといってもバンブル嬢。

近々 ヒートになりそうなので今は控えていますが、来月になったら沢山食べさせてあげたいと思ってます。

※脂肪の付きにくい締まった身体付きになる傾向が有ります...

15時 遠方よりの来訪者・・・

9か月の愛犬(GS ♂ 未去勢)が怪我してしまい、 縁有ってご来舎いただきました...

具体的には、以下の様な資料を基に、自分で行うリハビリについてお話しさせて戴きました。

 

資料 9歳の息子 膝の靱帯などを断裂…

(質問)9歳の息子が、サッカー中に左膝後十字靱帯の断裂と左膝内側半月板断裂のけがを負いました。
成長期は手術ができず運動は一切禁止とのことですが、治療できませんか?
かわいそうでなりません...。(茨城・父)

(回答)太ももの筋肉強化で運動も可能です。
 
膝後十字靱帯は、膝の下の骨(脛骨)が膝の上の骨(大腿骨)に対し、後ろにずれないように支える役目
をしています。
サッカー、柔道、ラグビーなどの相手と接触するスポーツや、交通事故などで、膝を曲げた状態で膝下前
面を強打すると、この靱帯を損傷する場合があります。
また、靱帯のほとんどの部分が関節の中にあり、栄養が届きにくいため、損傷すると自然に治る能力に乏
しく、完全に断裂すると手術治療が必要になります。
小児の場合、手術によって骨端線(成長線)という骨の成長にかかわる部分を傷つける恐れがあるため、
手術が出来ません。

※然し、スポーツでの損傷では完全に断裂するケースは少なく、部分的な断裂が多いため、大半の症例は、
太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)を強化することで、ある程度のスポーツ復帰が可能です。

問題は、同時に他の靱帯や半月板などの軟骨を傷めているか否かで、MRIで詳しく調べます。今回の場
合、内側半月板断裂ということですが、断裂の部位と程度によっては手術治療が必要になります。

半月板は小児でも手術可能なため、日常生活でも痛みを伴う場合は関節鏡という小型カメラを用いて手術
をします。

※怪我をしたからスポーツは一切禁止というのではなく、後十字靱帯以外の的確な治療と、大腿四頭筋の
強化を中心としたリハビリなどを行い、経過を見ながら少しずつスポーツ復帰させてあげることも、この時期

の小児の精神衛生上、必要なことと思われます。

 間瀬泰克・八王子スポーツ整形外科院長(東京・八王子市)

(2007年9月9日 読売新聞掲載記事)

 

怪我に関しての認識やリハビリに取り組む際の心得などは、人の場合とほとんど変わりが有りません。

他の犬と制限なく遊ばせてはいけない時期と言うものがあって、残念乍ら油断をしてしまったために、

痛い(肉体的な痛みと、成長を制限させなければならない痛み)怪我を負ってしまった若犬。

負った怪我が完全に治るには、ラブラドール種の場合で概ね20カ月ほどを要しますとお答えしました。

※この事例は「犬種が異なります」から、ジジとしても大いに興味の尽きない一例になると思っています。

 

 今月の言葉...

『私たちがみんなで、小さな礼儀作法に気をつけたなら、人生は

もっと暮らしやすくなる。』    by チャールズ・スペンサー・チャップリン

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