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12月に入りました。
いよいよ今年も残すところ一か月です。
焦ってもしかたないのに、、、なんだか世間は忙しそうに回っています。
不妊手術の為に泊りに来ていたカヤちゃんが帰る日です。
千葉県から、飼主のKさんが迎えに来られました。お姉さんのハグちゃんと、お母様もご一緒に。
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◇お姉さんのハグちゃんは、10日ぶりに会えたカヤちゃんが可愛くって可愛くって、、、グルグル回って、二頭してこんがらかっ
ちゃうので、リードが掛けられちゃいました。
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◇お迎えのベスは、Kさんのお母さんが気になって気になって、、、ご挨拶に行って頭を撫ぜ撫ぜして貰っていました。
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◇小さな頃、ベスに何かと面倒を見て貰ったハグちゃん。
さっそくベスに甘えて、、、、、でも、ヨロヨロとよろけてしまうベスを見て接し方が急に優しくなりました、、明らかにベスを気遣って
います、。
ハグちゃん、子供のころから優しい子だったからね~。 それは誰しも認めるところなんです、、、、、。
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◇これからの飼育上の色んな注意事項が説明されて、カヤちゃんはハグちゃんと一緒に帰って行きました。
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◇名残惜しそうにランの方向を振り返るカヤちゃん。
もっと、ランで遊びたかったなぁ~って、言っているようでしたよ、、、、。
また来てね、かやちゃん、はぐちゃん、、、、。
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◇お友達が帰っつちゃって、シャーリーはつまらなそう、、、、。
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◇普段やさしく接しているベスにも、不満をぶつけていました。
だんだん大きくなっていく可愛い玄孫に、ベスの戸惑いは雪だるまのように増えて行きます、、、、。
傍で見ていないと、転がされてしまう事もあって気を使います。
玄孫がどんどん大きくなるにつれて、ベスの元気は、少しづつですが、、、弱くなっていくようです、、。
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◇遊びの間に行うチョットした躾の時間。
色々な事を覚え始めたシャーリーには、苦もなく楽しい時間に感じられるようです。
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◇ある方からの質問。
14か月になるブラックの牝の顕著な変わり様に、「どんなトレーニングをしているのですか?」という問い合わせがありました。
どんなWanにも、何かを始めるタイミングというものがあります。
元気過ぎる子は、先ず落ち着かせる事が先決で、そういったトレーニング(飼育方法)を早いうちから行います。(三つ子の魂百
までも、、、と言いますね)
逆におとなしくって引っ込み思案の強い子には、自信が芽生えるまでじっとじっと待っていてあげます。
どちらにしても根気がいることなのですが、先々の犬の生涯を考えたら一二年はたいした長さでもありません。
ブラックの女の子は典型的な引っ込み思案の子でしたが、根っ子にはとても快活な一面を持っていたのです。
暫くは群れの中に放っておいて、心の成長を待ちました。
幸い良く食べ良く遊ぶ子でしたから、、、どんどん身体が大きくなって、強くなったんですね。
自分が強くなった事が判った瞬間から、犬は変わります。
その瞬間(変わり目)を見逃さず、効果的なトレーニングを始めてやれば、とっても楽でいいんですね。
その頃には、何をやってもついて来てくれます。できるだけ楽しくやれば、どんどんフレンドリーになって、目も輝くんですね。
成功、成功、成功、チョット失敗。そんなことの繰り返しです、、、、まいにち必ず同じこと(約束事の遊び)から始めます。
期待を持たせて始めて、成功に満足させて終える。犬はどんどん自信をつけて、人を信頼する従順な犬に育って行きます。
使役犬などと違って、ペットに「いつまでに何をやらせなくては」といった考えは当て嵌まりません。但し、社会化期の初期の躾け
だけは正しく行っておく必要があるんですね。甘やかしは最大の失敗を招きます。
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◇私達は、「群れ」で犬を飼っています。
普通の犬を飼う家庭と異なるところは、その一点にあります。
ラブラドールという犬種は、人に(極めて)従順でなくてはなりません。
また、攻撃的であったり唸ったりの威嚇行為を少しでも見せることがあってはいけません。
要求哭きの様に、無駄哭きをする犬であってもなりません。啼かなければ啼かないほど、芯の強い良い犬です。
群れ全体の特徴を整えると、個々の犬の仕上がりも良くなって行きます。そしてそれが「犬舎」の特徴になるのです。
犬は「お願い」されることに戸惑いを見せます。絶対的な「命令」があると、嬉々として生きいきと行動するようになります。
群れで暮らす犬達も、一頭二頭と家庭で飼われる犬達も、良いリーダー(飼主)のもとでは、必ず良い犬として振る舞うものです。
家庭で飼われる犬は、家庭にとって良い犬であって欲しいものですし、何より身心ともに健康であって欲しいものですね。
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毎日の出来事などを、これからものんびりと綴ってまいります。気楽に観て頂けたら幸いです。
それから、気が付いた事など、お気軽にコメント頂けると励みになります。
また「ラブラドール」のこと全般に関して、気になる事やご相談事等が有りましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
出来る限り、お役にたてるように努力いたします。
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