トルコから石灰棚を眺めながら生活する日記

ラム子のロカンタ(日本食食堂)、
ゴールデンレトリバーとカンガル犬との日常を綴っていました。

ラクダがコケタ

2012-05-27 18:25:22 | 日記
今日のパムッカレ

昨夜19時、ラクダが我が家から50m離れた、道のど真ん中で倒れた。
(ラクダは観光客用で、家路へと向かう途中だった)

原因不明。とにかく唸っていたというか、鳴いていた。
多くの人がラクダを起こそうとしたけれど、
起き上がれなかった。





そして、なんとラクダの飼い主は、
うちの犬、エフェスが吠えたから、怖がって転んだと言い放った。

近所の人も目撃したけれど、当時、エフェスは外にはいなかった。
家の中で寝ていたのである。



軍警察も駆け付けたけれど、手に負えない。


トルコ人は野次馬もいるが、一致団結する国民性により、
みんなでラクダを起こそうと努力する。

トルコで見知らぬ人が車のタイヤが溝にはまって出られず、苦戦していると
必ずやどこからか、集まって、みんなで、助けようとする。
そういうトルコが好きだな。

ところで、
近所の人からは、ラッキーだったな♪
と言われた。

もしも、エフェスが外にいたら、エフェスのせいにされ、
10,000リラ~15,000リラ(50万から75万円)
の賠償金を請求されるところだった。

うちにはね、半径100mを見渡せる防犯カメラがあるのです。
だから、エフェスがラクダが倒れたときには
側にというか、外にいなかったということが
証明出来るのですよ。

でも、本当に心臓に悪い。
ホント、たまたまエフェスは家で寝ていたけれど、
外に出していたら???
最近は早朝と夜中、人がいないときにトイレに出すようにしていることもあった。

ラクダの飼い主も、ここに犬がいて、毎回吠えられていることは
分かっているのだし、また、若干勾配もあり、どうして
平らな道から帰らないのか不思議だわ。

結構、お金がかかった防犯カメラだけれど、
今にして思えば、貴重な証拠になるし、
安いものです。
オヤジ(夫のこと)、たまーーーーーーーーーーーーーーーーーには、
機転が利くな。

あと、昨日、たまたま、ナザールボンジュウという、
トルコのお守りを買ってきて、食堂の入り口につけたところだったのです。
なんかそれが効いたのかな?




ラクダちゃん、なかなか起き上がれず、一晩道路で夜を明かすことになった。
私たちは、久しぶりに、みんなで夜中の散歩に行きました。


今朝になって、ラクダはやっと自力歩行で、家に帰ったみたい。
ああ、良かった。私たちへの濡れ衣もさることながら、
もしも、あのまま起き上がれなかったら、
きっと、殺処分されていたというか、屠られて、食われていたでしょうから・・・

追記 犬の放し飼いについて、
特にエフェスは闘犬になる犬です。
なので、普段はバルコニーにいます。
トルコだからといって、放し飼いが良いわけではありません。
犬が嫌いなトルコ人もいます。
そして、ここは、世界中の人々から集まる世界遺産の村でもあります。

今回、たまたまラクダが転びましたが、
いつ、エフェス、ケントが当事者となり、他人に危害を加えるか分かりません。
これをいいきっかけとして、世界基準のマナーを守る飼い主にならないと
いけないと反省しました。



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コメント (14)
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