トルコから石灰棚を眺めながら生活する日記

ラム子のロカンタ(日本食食堂)、
ゴールデンレトリバーとカンガル犬との日常を綴っていました。

パリ を懐かしんでいたら、急に思い出した!

2016-03-06 17:15:19 | 日記
今日のパムッカレ


パリ を懐かしんでいたら、急に思い出した!

昔、バックパッカーでパリのシャンゼリゼ通りをウロウロしていたころ、
日本語堪能な若い中国人女性に声をかけられた。
当時は日本人に見えたんだね、私


何でも、ヴィトンで同じ種類のバックを購入したい、妹も自分と同じバックを欲しがっている。
でも、ヴィトンは同じ種類のバックを複数では売ってくれないから、
私に買いに行って欲しいと。

私はパリでブランドを漁りまくるニホンジンという目で見られたくは
無かったので、拒否した。
日本でヴィトンに狂っていた時期もあったけど。
卒業したんよ。


でも、しぶとく食い下がる中国人女性に根気負けし、
フランスフランを握りらされ、(いやー、懐かしいねえ、ドイツマルク、スペインペセタ、ギリシャドラクマの時代だよ)
汚ねー恰好で、まさに身分不相応なヴィトンへと行く羽目になった。
ヴィトンって、購入したい商品を告げても、
さっさと、袋に入れて持ってきてくれりゃーいいのに、
そうはさせてくれないのだ。

日本人で混雑する店内、座が高いイスに腰かけ、
ジーンズにヨレヨレのシャツを着ていたので、余計に
逃げ出したくてしょうがなかった。

やっと手続きし、店を後にし、彼女に商品を渡した。
彼女は大喜びで、私に礼を言い去った。

多分、日本に帰ってからだと思う。
何かの記事に日本人女性がひたすらブランドバックを買いに海外へ行くバイトを
しているという話が出ていた。また、中国では海外ブランドが大人気で、
現地の何倍もの価格でも購入する人がいるんだと。

で、気づいた。
私は転売の片棒を担がせられたのだということを。

私、自分では、今まで人に騙されたことはない!!と
豪語しているけれど、よくよく考えてみると、
騙されていたかも?

まあ、このくらいは、笑えるレベルとして、
世の中、色んな詐欺が横行しているわけだ。

大きな決断をするときは、一度立ち止まって、思慮深くなることが
必要じゃないかな。
特に金が絡むとき!!


恋愛相手も結婚相手も所詮は赤の他人だということを
思い出してほしい。

人を疑うことに罪悪感を覚えてしまうだろうけれど、
結局、自分を守れるのは、自分なんだから。


そういやー、トルコに嫁に行くときに、
助言を受けたっけ。
国際結婚をし、海を渡る場合は、
スーツケース一つが基本よ。

余計なものは持たない。
いつでも、帰れるように身軽がいいのよ、と。
5トンコンテナ―と一緒に海を渡り、嫁入りした彼女の(←日本人じゃない)
説得力ある教えに、従った私。



おしん(古っ)のようなイメージを日本人女性に抱いていたオヤジ(夫のこと)が
日本人男性旅行者に、
ニホンジンジョセイ、コワイ、ヤメタホウガ イイヨ
と、言っております。

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コメント (7)
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