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Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

ディズニーランドで・・・ Oh! まいご~!?Part①

2009-02-19 | 小さな旅の思い出
 
【2008年に訪れた時の写真です】

昨日の絵本の話の続きです。
助けられたというか、なんといいましょうか・・・
                  

長男が5歳の頃だったかなぁ・・・
仕事がらみで、私と二人でディズニーランドに行ったときのことです。

夏休み最後の日曜日。入場者制限もでていて、とても混雑した日でした。
お目当てのアトラクションも殆どクリアし
デイパレ(午後3時からの昼間のパレード)を観たら
お土産を買って帰るつもりでいました。



【デイパレ】

ところが、パレードを観ようとルートに行くと ものすごい人だかり
とても、小さな子どもが観える状態ではありません。
仕方なく、その歳にしては体格の良かった息子を肩車してやっていたのですが
10分もするとさすがにギブアップ~

すると、前にいた人たちが 「前においで。よく観えるから」
どんどん前に行かせてくれて・・・
息子の姿が見えなくなりました。

ディズニーランドにいると、誰もが優しい気持ちになるのか
こういうことは珍しいことではありません。
お言葉に甘えて、前で観させていただいている間に
母は、お買い物を済ませておこうしたのです。

これが間違いの元だったんですよね。

なんでもタイムスケジュール通りに進むこのパークのことですから
勿論、終わる時間にはきちんと元の場所に戻っていました。

パレードが終わり、蟻の子を散らしたように人が其々の方向へ去っていきました。
その後には、息子がぽつんと立っている予定でした。

 

ところが!!

どこにも、息子の姿がありません!!
もう母は、青くなって息子の姿を探し回りました。
いくら、あたりを見回してもどこにもいません。


ここディズニーランドでは、園内放送というものがありません。
園内放送によって、夢の国にいるゲスト(お客さま)の夢が覚めないようにしているのです。
そのかわり、迷子対策のマニュアルは、それはもう事細かにできています。
仕方なく、迷子センターに行ってみることにしました。
「大丈夫ですよ、一人歩きをされている小さなお子様には
  キャストが必ず声を掛けることになっておりますから。」


「泣いておられれば、迷子になられてから平均20分以内に
  こちらに届けがありますから。」


・・・もう、30分以上経っていました。
そのとき、ふとあの絵本「とうさん まいご」が頭に浮かびました。

きっと、まだ私を探しているんだ!
こういうときに、泣いたりしない子だったんです。

「小さなお子さんを、ひとりでゲートから出してはいけないことに
なっておりますのでご心配には及びません。
  どうぞ、こちらでお待ちになってくださいね。」


そういわれても、いてもたってもいられずそれからパークを二周走った母なのでした。

長くなりそうなので、今夜はこのへんで・・・
続きはまた明日~