今日は久々に登場の「龍拳」です。(いつものバージョンについてなどのお話がメインです。興味がある方はどうぞ。)
昔のテレビでやってた「龍拳」は確かに心躍るものがあった。
しかし、広東語のレコードでセリフを散々擦り込まれたこともあって(汗)、日本語でも英語でも北京語でもない広東語バージョンが好き!(こんな事ってありませんか?)
今夏、吹替収録のブルーレイが発売されるということで、いろいろ思い出して、何か書いてみようと思いました。「龍拳」日本版の全てがここに・・・。(但し、評判悪すぎるショートバージョンのBW版を除く)
日本語吹き替え版には2種類あって、日本ビデオ映像のビデオソフトとテレビのヤツがありました。
そう言えば「龍拳」のビデオって、どこにでも置いてなくて、なかなか見れなかった記憶があります。ビデオソフトは中古でもかなり高価だったのは確か。 (そもそも本数が少なかったのかな?)
ウチに残ってるテープだと(確か水野晴郎の解説が入ってたから金曜ロードショー??)録画日付は1989年3月22日と書いてある。
デッキにセットして巻き戻ししてみると、げげっ。テープが切れちゃった!
市販ソフトなら多少は丈夫かもしれないけど、家庭用のテープだとこんなこともよくあります。(テープ切れても妙に落ち着いてる自分に笑える~。)
過去何度か同じことやって失敗してたのにすっかり忘れてました。。
でも、ドライバーとハサミ、長いえんぴつがあれば何とかなるはず。
ネジをはずして、ハサミで背ラベルを真っ2つに切り込みを入れて、フタを開ける。
見事に透明な部分で切れてました。
えんぴつはストッパーを下から押すのに使って、黒いテープの部分は触らないように慎重にして、テープを伸ばして右側のリールに挟むのだけど、この栓はどうやってはずすんだっけ?
何か細い針金のようなものが要るな。そうか。クリップの先がいい。
この栓が厄介だ
クリップで真ん中の白い小さな栓をはずして(画像)、切れたテープをはさみ込む・・・。
これがなかなかうまく入らない!(やったことある人なら分かると思いますが。)
そして、20分が経過。
やっと、入った!
ありゃ、黒い方のバネがはずれてる。。
これはえんぴつを使って直せた。
ちょっと疲れたけど、これで修復完了!(ホッ)
数年ぶりに見てみるとこれはこれでいいではないですか。吹き替えも惚れちゃいますね。
(金曜ロードではなくて深夜の特選シネマの方でしたね。スミマセン)
初回のフジテレビの時と違って放送局が変わったことで
トリミングが違っていて、フジよりやや大きめのサイズに変わっているんじゃ?
(これはうれしい!)
石丸さんいいね~。
やはり8月のブルーレイ発売前に吹き替え声優&キャストを整理しておかねば。(龍拳という映画を完全に把握するにはこの作業が必須!経過を見たい人はコチラ)
今や龍拳もいろいろありますが(多すぎて把握できないほど・・・。)、取りあえず劇場やテレビでカットされているシーンを中心に解説してみようと思います。
大きな違いはオープニングと後半部分の2つ。
オープニングは台湾ロケで、『少林門』や「拳精」でも使われた行天宮。
このオープニングには様々なバージョンが存在し、
・英語版(および仏語など)
・台湾版
・現在のDVDなどで見られるもの(おそらく香港)
などなど。
日本版(要するに字幕や音声が日本語になっているもの)ということなら
CS放送版も日本版となる。
こちら↓
『神拳』
音声は英語でした。日本語字幕つきの「龍拳」はこれが初だったのかな。
ロングバージョンからなぜか後半のシャオシー殺害後からの約5分がカットされて
劇場版は正味90分ということになりますね。
今回、注目すべきは日本ビデオ映像の方で、上記の5分間のシーンの吹き替えが入っています!国内DVDなどは、96分のノーカット、ロング・バージョンですので、ここのシーンは含まれていますから、映像と同期を取ることも可能でしょう。
8月のブルーレイだと、この5分間は字幕に切り替わってしまうのかも・・・。
(というか、別物だから絶対そうなるね。。。)
とにかくいろいろ覚悟しないといけません。
一応整理しておくと、日本語版は
(1)90分の劇場版(広東語)に石丸さんが吹き替えを入れたもの・・・オンエア版
(2)カットの5分を含めたロングバージョンに石丸さんが吹き替えを入れたもの・・・日本ビデオ映像版(劇場と同じ90分だがオープニングやラストの編集などが異なる)
どちらが先かと言えば、
テレビ:1984年1月7日(土)放送
ビデオ:1984年2月21日(火)発売
ということで、テレビの方が1ヶ月以上早いということになりますね。(つづく)
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