電影フリークス ~映画のブログ~

電影とは、映画のこと。その映画を一緒に楽しみましょう。

萬人斬の別バージョン 『怒鳴劔』

2025-03-06 21:14:00 | 武侠片

こんにちは、醒龍です。



以前、こんなビデオソフトを入手しました。

たまたま何かで売りに出されていたのを見つけて購入できました。

ホント運が良かったんですかね。

怒鳴劔って、とにかくタイトルにシビれますよね。萬人斬だって負けてない響きなんですけどね。



オレンジのパッケージという事で、ジャッキー銜えタバコで有名な某作品のビデオを思い出してました(笑)。

例のカラーデラックスに掲載されたテレビ画面の連写ページ。

原題がなぜか「三十六殺手」になってましたね(汗)。あ然としたのは寧ろこちらか。。



これがそう。中身(本編)はアレ。ヤングタイガーだなんて紛らわしいですよね。確かに英語名はYoung Tiger。当時は探すのが大変だったんですね。ホンモノは数年後に見つかって国内で見事ビデオリリースされました(笑)。




さて、本題へ。



韓国版ビデオは大抵レンタルのが格安で出回るのですが、これはどうやら違うようでした。いや、ケースの背が日焼けしてるので、やはりレンタル落ちでしょうか(笑)。色褪せ以外はきれいな状態なのですよね、ゴールドスター!


かなり編集が違っていて、わざわざカンタイが韓国まで行って追加撮影するほどの力の入れようですもんね。まぁいいんじゃないですか。韓国側のスタッフやカンタイ本人や関係者に当時の話を是非聞いてみたい。邵氏時代の撮影も大変だったでしょうけど、作り上げたスタッフには誰が関与してたりするのかな?

これは今後の課題にしておきますが、勝手に付け足したような作業じゃないので興味ありますね。そもそもカンタイの企画だったりして。



本編はオリジナル監督、カイ・チーホンによる映画作りで皆さん大好きですよね。

邵氏未公開の中で、本当に面白くて(かつ、カッコよい)、おすすめの1本です。正直、未公開だとなかなかおすすめ出来ますタイトルが無いんです。



こんな感じで韓国verは面白い編集になっているのは間違いないのですが、なんなんでしょうね、不思議。。



カンタイが撮った韓国のロケ先に裕陵があります。


朝鮮時代の王陵で世界遺産にもなっている裕陵。料金はかなり安く1000ウォン!

当時の映画ではたまに使われたりしてましたが、流行りもあったかと思ってます。とにかく邵氏ではあまり無いパターンでしたね。



こんな素敵な映画も結局の所、国内リリースされず終い。残念に思う面々も大勢いらっしゃると思います。需要なければ、このままずっと埋もれていってしまうんでしょうかね。ところで白井学って誰?



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 倉田保昭のクンフー映画 | トップ | 今日いち-2025年3月7日 »

コメントを投稿

武侠片」カテゴリの最新記事