日々の暮らしに輝きを!

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俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

少しずつ...

2011年03月24日 | つれづれ

けさ新聞をひらくと一番に一面の「3号機制御室が点灯」の記事が目に入りました。この先どうなるのか先行き不透明な中で政府、東電、自衛隊、消防隊の方々が必死の努力をされていたので、この見出しを見た瞬間よかったなぁと安堵しました。その後人体に差し迫った影響はないものの葉物野菜等から基準値以上の放射性物質が検出されたとの報道もありますが、制御室の点灯は一歩前進ではないでしょうか。

原子炉に注水する任務を負った東京都の消防隊隊長の記者会見は胸に迫って来るものがありました。任務への責任と部下の消防隊員とその家族への責任を負った隊長としての苦しい胸の内を吐露して、ぎりぎりの厳しい現場で仕事をされている方のご苦労が伝わってくる会見でした。

地震津波発生から2週間近くがたち、最初の頃に比べると避難所にも一定のルールが出来始め、少しずつ瓦礫を撤去し、物資搬入の道作りに取り掛かっている様子がテレビの映像を見ているとわかります。人々の心も最初の打ちのめされた呆然とした気持ちから、少しずつ将来を見つめはじめている様に感じられます。

被災地から遠くに住む私にとって、して上げられる事をすぐには思い付きませんが、募金をしたり、風評に惑わされず、必要なものを必要なだけしか買わない、無駄な電気を使わない等を意識して実行するように心がけています。