ハワイというと、海岸線近くまでホテルが林立し、ビーチには多くの人々が集まり、メイン通りのカラカウア通りは観光客が早朝から深夜までそぞろ歩いているというのが、一般的なイメージだと思います。
が、それはワイキキ周辺だけで、ワイキキを少し離れると、多くの場所が豊かな緑でおおわれ、海岸線には美しいビーチが点在しています。そんな緑豊かな小さな集落を縫って島内を巡りました。
下の写真はホノルルとカイルアを結ぶコオラウ山脈の峠でヌウアヌ・パリと呼ばれている所です。写真には写っていませんが、両側は切り立った断崖で、ヒヤッとした気持ちのよい風が吹く場所でした。向こう側はカネオヘと呼ばれる町で、美しいビーチが広がり、マリンスポーツをする人々で賑わう所だそうです。
<ヌウアヌ・パリ>
ホノルルのダウンタウンはワイキキの西側にありますが、ダウンタウンの北側の小高い場所に、第一次大戦から湾岸戦争までの戦争で亡くなられた、26000人のアメリカ兵が眠る墓地があります。この墓地は、その地形からパンチ・ボウルと呼ばれ、鎮魂の場所にふさわしく厳粛な気持ちになる場所でした。
<パンチ・ボウル>
ホテルが林立するワイキキビーチの西側にカカアコ・ウォーターパークがあります。ビーチはありませんが遊歩道が作られている公園で、海の美しさに心洗われる場所でした。ずっと向こうにダイアモンド・ヘッドが望め、気持ちのよい風が吹き、観光客も少なく、ずっと居たいと感じる素敵な公園でした。
<カカアコ・ウォーターパーク>
<遠くにダイヤモンド・ヘッド>