台湾のほぼ中央部に日月潭と呼ばれている淡水湖があります。海抜748mの高いところにある湖で、湖の北半分が太陽の形、南半分が三日月形をしているということで、こう呼ばれている様です。
湖畔の北側には文の神様孔子と武の神様関羽、岳飛を祀る「文武廟」がありました。この様に文の神様と武の神様を同廟に祀るのは珍しいのだそうです。この廟は1999年の大地震で大きく傾いたそうですが、その後復旧され現在では地震前の姿になっていました。
廟門をくぐると広い境内の両側にいる大きなユーモラスな赤獅子が、出迎えてくれました(^-^)
そして階段の向うには壮麗な極彩色の中国式寺廟が、前段、中段、後段と続いています。
前段にはの文の神様孔子が、中段には武の神様関羽、岳飛が祀られています。下の写真の様に、武廟はとてもきらびやかでした。
<中段の武廟>
寺廟を移動しながら彼方の湖の方を見ると、寺廟のオレンジ色の瓦の先に、日月潭が広がり美しい眺めでした。
日月潭と文武廟を訪れた日はお天気が良い日でエメラルド色の湖水が美しく、また極彩色の寺廟が陽に映えて、台湾の代表的観光名所と言われる言葉にたがわない心安らぐ景観でした。