6月25日から7月4日まで夫とギリシャに行って参りました。旅行を申し込んだのは3、4か月前で、その時すでにこの国の経済的混乱が報道されていましたが、それは今ほど切羽詰まっていなかったのと、私達がいつまで元気かわからないし、行ける時に行っておこうと申し込みました。
添乗員さんとともに、羽田からミュンヘンを経由して、アテネ⇒メテオラ⇒デルフィ⇒クレタ島⇒サントリー二島⇒アテネの順に周りました。帰りはフランクフルト経由でした。
アテネではパルテノン神殿を見学しました。この神殿はアテネの街の中央部にある石灰岩で出来たアクロポリスの丘(70m)の上に建っています。完成は紀元前432年だそうです。
最初に神殿の西側が見える場所から見学しましたが、丁度修復の為の足場が組まれ、またクレーンも稼働していて、少しがっかりする姿でした。
南側に少しまわるとこんな感じです。足場がない部分は美しい姿ですね~。柱の表面に彫られた溝が建物全体を柔らかくみせている気がします。
神殿南側からアテネ市街を見るとこんな感じです。
パルテノン神殿東側はこんな感じになっています。
神殿東側から見たアテネ市街です。右側の小さい山はパルテノン神殿と並ぶアテネのランドマーク、リカヴィトスの丘です。
パルテノン神殿北側から数メートル離れた所に、カリアティードと呼ばれる美しい6人の少女像を柱とした柱廊が張り出した神殿、エレクティオンがありました。この少女像はレプリカで、オリジナル5体は新アクロポリス博物館で見ましたが、残り1体は大英博物館に収蔵されているそうです。
アクロポリスの丘の南側斜面にギリシャ最古の劇場ディオ二ソス劇場があります。ここで以前、平幹二郎さんがギリシャ神話を演じたのだそうです。
ギリシャ古代遺跡のハイライトともいえるアクロポリス遺跡。そこは時代によって聖域として、又要塞として様々に変化していったようです。そしてヨーロッパの近代文明に大きな影響を与えました。
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