アテネからアテネの北西にあるメテオラ観光の拠点、カランバカまで約6時間のバス移動です。カランバカのホテルの部屋からは天を突くような奇岩の上に立つ修道院が豆つぶの様に見えていました。
下の写真はホテルのガラス張りのエレベーターの中から撮った、早朝のメテオラの奇岩群です。
メテオラには現在6つの修道院があるそうですが、私達はメガロ・メテオロン修道院と聖ステファノス修道院を見学しました。修道院見学は女性はスカート着用が義務付けられています。
最初に見学した修道院、聖ステファノス修道院は尼僧院で岩の上に立っているにも関わらず、バスで近くまで行くことが出来ました。聖堂内はイコンや壁画で飾られていました。資料館内には4,5世紀前のイコンや写本、刺繍なども展示されていました。又、この教会から、ふもとの町カランバカの眺めはすばらしかったです。
<聖ステファノス女子修道院>
<カランバカの町>
メガロ・メテオロン修道院はメテオラでは一番大きい修道院で長い階段を登っての見学でした。聖堂の中は多くのイコンが飾られていて、荘厳な雰囲気でした。ここのテラスからはヴァルラーム修道院がよく見えました。
<メガロ・メテオロン修道院>
<メガロ・メテオロン修道院入口>
<ヴァルラーム修道院>
バスでメテオラを巡っていく間に、いくつかのビューポイントでバスをとめてくれました。下の写真の左の奇岩の上に建つのは、聖トリアダ修道院で奇岩の向うにカランバカの町が見えています。
<聖トリアダ修道院>
現地ガイドさんによると、少しでも神に近づくことを願い求めた修道士たちは、世俗と隔絶した岩山の頂に苦難の末に修道院を建て、祈りと瞑想の場としたのだそうですが、昨今多くの観光客がメテオラを訪れるようになり、信仰生活が乱されるのを嫌って、聖アトスへ移り住む修道士もふえているとのことです。
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