もうすぐハロウィンですね~。最近知りましたがハロウィンは毎年10月最後の一日と日にちが決まっていて、今年は火曜日なんですね。でも日本ではハロウィンのイベントは週末に行われることが多いので、何だか混乱しますよね~。
仮装した人々が街に繰り出しそれがTVに映し出される様になったのは、ここ5、6年のことでしょうか。私の住む福岡市では3、4年位前からだと思います。
私がハロウィンという言葉を最初に知ったのは40年ほど前、「ミセス」という雑誌に桐島洋子さんが書いておられた記事によってでした。当時桐島さんは三人のお子様とアメリカに住まわれていて、お子様共々ハロウィンに参加された様子が生き生きと書かれていました。
はるか昔の記事なのでハッキリした記憶ではありませんが、ハロウィンは秋の収穫を祝い悪霊を追い出すお祭りで、このお祭りに参加している家は、カボチャをくりぬいてお化けの顔を作り、中にろうそくの火を立てて提灯の様にしたものを家の前に置いておく。
夕方薄暗くなると、子供達は町を悪霊の仮装をして練り歩きながら、カボチャのお化けを家の前に置いてある家々に行き、「 Trick or Treat!(お菓子をくれないといたずらするぞ)」と言うと、その家の人は「 Happy Halloween 」と返しながらお菓子をあげると、この様な内容だったと思います。
そしてハロウィンは元々はヨーロッパが起源の民俗行事でキリスト教と深く結びついていたけれど、今では宗教的意味合いはほとんどなくなっている、とも書かれていた記憶があります。
桐島さんはハロウィンを子供の行事の様に書いておられたのですが、日本では大人が仮装して街を歩ているのをTVで見ると、おやおやと何だか笑いたくなってきます。欧米の行事をうまく取り込んで楽しむ日本人の面目躍如ですね~。
どうも私も日本人の典型らしく、孫達を喜ばせようとこんな大きなカボチャ形の入れ物の中にお菓子を詰め込んで、近くに住む彼らがやって来るのを楽しみに待っているのですよ(^-^)