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俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

てくてく歩きのパリ ~バスチーユ広場など~

2019年11月16日 |    パリ(2019)

マレー地区を散策しバスチーユ広場まで行ってみました。この広場は1789年7月14日、この地にあったバスチーユ監獄が市民の襲撃によって陥落し、フランス革命の火ぶたが切られた場所です。広場中央には写真の様に「7月の円柱」が建っていて、この円柱はそれから約40年後の1830年の7月革命の犠牲者を祀ったもので、円柱の頂には新しいフランスを象徴する自由の天使像が立っています。
<7月の円柱>

バスチーユ広場はその様な歴史を秘めた場所ですが、現在はメトロの3つの路線が交わる交通の要所であり、広さはそんなにありませんが、多くの人々が行き交い周りにはお洒落なショップやカフェなどもあり、又下町の雰囲気も色濃く残る賑やかな場所になっています。

バスチーユ広場からメトロでレ・ピュブリック広場まで行くつもりにしていましたが、ふと思いついて途中の駅で下車し、その駅近くにある今人気のセレクトショップ、メルシーに寄ってみようと思い立ちました。

駅を降りてメルシーを探したのですが、なかなか見つかりません。その辺りを行きつ戻りつしていると、お店が続いている通りにそこだけ通り抜け出来る感じになった所があり、進んでみると雑誌などでよく見る赤いクラッシックカ―がオブジェとして置かれた入口があり、そこがメルシーでした。
<ここから入る>
<メルシー入口>

お洒落な店内にはキッチン用品、男性、女性用の洋服、靴、鞄、家具、ファブリック類など様々なアイテムが揃っていて、入口からは想像がつかない程、お店の中は広かったですね。ここでこんな一輪挿しを買いました。何か一つと思い何となく買った物でしたが、家で使ってみるとガラスの厚みに雰囲気があり安定感もあり、結構いいな~と思えてきました(笑)。
<店内>


売られている商品がセンスよく、特に家具などは軽快さとお洒落さを兼ね備えたものが多い様に思われ、ゆっくり見ているうちに時間が経ってしまい、気がつくとかなりの時間をこのお店で過ごしてしまいました。あわてて次の目的地のレ・ピュブリック広場へと急ぎました。