マレー地区には幾つかの壮麗な貴族の館がありますが、私達が見学を予定していたところは2カ所とも修復中で中に入れませんでした。秋の観光シーズンに備えて、夏は修復中の建物が多いそうですね。
<マレー地区の街並み>
<マレー地区の街並み>
又、マレー地区は小さなショップなども多いところです。最初に行ったオリーブ専門店の「ア・ロリヴィエ」は、バカンス中で閉店ですと張り紙が出ていました。個人経営のお店はバカンスのこの時期は閉店のことが多いみたいです。オリーブオイルのハンドクリームをここで買うつもりだったので残念でした。
<オリーブ専門店「ア・ロリヴィエ」>
小路が縦横に走るマレ―地区を南北に貫く目抜き通りのヴィエイユ・デュ・タンプル通りを散策したり、ちょっと脇道に入ったりしていると紅茶専門店の「マリアージュ・フレール」が目にとまりました。日本の友人宅で御馳走になったマルコポーロという紅茶はこのお店のだったとすぐ気付き、中に入ってみました。
<紅茶専門店「マリアージュ・フレール」>
<店内>
ここのマルコポーロというフレーバーティはこのお店の一番人気の紅茶なのですね。友人宅で頂いた芳醇でどこかアジアンティストな香りを思い出し、一番人気というのに納得出来ました。自分用とお土産用に5箱ほど買って帰りましたが、日本で買うよりだいぶお安いですね。
お店の奥には紅茶を楽しめるティーサロンもありました。又、「マリアージュ・フレール」はフレグランスも出しているらしく、フレグランスのお店も隣に併設されていました。
しばらく歩くと、「マドモアゼル・ビオ」がありました。ここはオーガニックコスメの専門店で知られています。ここでこんな頬紅を買いましたが、なかなか発色がよく満足しています。確か35ユーロでした。
<「マドモアゼル・ビオ」>
<店内>
<ビオの頬紅>
しばらく歩くと、ポンピドーセンターに出ました。ここの5F、6Fが国立近代美術館になっています。6Fに展示されているシャガールの「杯をかかげる二人の肖像」を見るのを楽しみにしていたのですが、どうしたことかこの時は展示がなかったようです。どうしてでしょうね~。どこかに貸し出しているのでしょうか?
目的の絵を見ることが出来なくてがっかりでしたが、一息入れた後、またまたマレー地区を散策していると、こんな通りに出ました。おそらくユダヤ人街のロジェ通りだと思いますが、狭い道の両側に緑が多く、一般的なパリの通りとは、ちょっと趣が違っていました。
この通りに、ファラフェルのお店があったのでこれを買って帰り、白ワインやその他のちょっとしたお惣菜と共にこの日の夕食としました。旅行中のこんな部屋食もなかなかいいものですネ。2個買いましたが結構重く、この後の街歩き中には苦労しましたよ(^-^)
<ファラフェルの店>
ファラフェルとは、ユダヤのファーストフードで、そら豆やひよこ豆をつぶしたものに香辛料を混ぜて揚げた丸い小さなコロッケを、トマトやきゅうりなどの野菜とともにピタパンのようなものに挟み、シーザードレッシングのようなソースと、ピリ辛ソースを少しかけて頂きます。肉類は入ってない様ですが、こってりして美味しいです。何故かファラフェルの写真がなく、厚かましくもネット上からお借りしたものですが、載せさせて頂きますね。
<ファラフェル>