旅の最終日に故宮博物館院を見学致しました。
故宮博物院は台北市の郊外、市の北東部約8kmの山あいにあります。イギリスの大英博物館、フランスのルーブル美術館、アメリカのメトロポリタン美術館、ロシアのエルミタージュ美術館と並んで世界5大博物館に数えられているそうです。
ガイドさんによると、5000年来の中国歴代王朝から伝わる青銅器、陶磁器などの美術品、文化財が約70万点収蔵されていて、常時展示されているのは2万点にすぎないとのこと。ざっと素通りするだけでも2時間はかかり、じっくり鑑賞したら2、3日は要するらしいです。
ガイドさんに連れられて入場口のホールに行くと、びっくりするほど沢山の人々が入場を待っていて、中に入るだけでもかなりの時間がかかりました。
展示会場はどの部屋も多くの人々で混雑していましたが、ガイドさんに案内されて重要な十数点の展示物については割合効率よく見ることができました。特に青銅器や清朝晩期の象牙の彫刻などはすごいな~と、感じました。
ガイドさん付きの鑑賞のあとは自由観賞でしたので、「翠玉白菜」「肉形石」に直行しました。行ってみると順番を待つ人の数が物凄い。一瞬ひるんだのですが、最後尾に並んでいると、係りの方の誘導で4、50分後には対面することが出来ました。
16、7年前に最初にここに来た時は、この二つは今と違って楽に見ることが出来たと記憶していますが、いつの間にこんなに人気の展示物になったのでしょうね~?
「翠玉白菜」を前にすると前回と同じく、自分のイメージの中の白菜よりだいぶ小さいな~と感じます。白菜にとまっているコオロギが1匹だと思っていたのが、今回よく見ると小さいのがもう1匹いるんですね~。
「肉形石」もかなり小さなもので、この小石を肉とイメージした製作者のセンスが素晴らしい。
混雑した中ではありましたが、お目当てのものはほぼ見ることが出来ました。ツアーでの見学なので、庭園の「至善園」や喫茶室に行けなかったのが少し残念ですが...。
「故宮博物館」見学後昼食をとり、空港に直行。その日の夜、無事福岡の我が家に帰り着きました。
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3泊4日の旅行なのに9編の記事を書いてしまいました。簡潔にまとめると3、4編ですんだと思うのですが、楽しみながらのブログ綴りで、ついついこんな数になってしまいました。お付き合い下さいました皆様ありがとうございました。
気が付けば、いつの間にか季節も移ろってゴールデンウイークも終わり、新緑の美しい季節を迎えています。これからも平凡ですが日常を綴って行こうと思います。又、お気が向いたら遊びにいらして下さいませ、よろしく。
(上の3枚の写真はネットよりお借りしました)
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