ここ数日、ライオンミドリのカウンターの中にある「本日のグラスワイン」の黒板に
「グィン・エヴァン + ブルターニュのチーズのマリアージュ ¥1000」と書かれています。
そのワインと相性の良いチーズのマリアージュが楽しめる味見セットですが
今回は、フランス・ロワール地方のミュスカデとブルターニュの白カビのチーズです。
ミュスカデの生産地域は広く、太平洋岸から内陸まで9000ha以上あるため、沿岸部と内陸では
気候も土壌も大きく異なり、同じ名称のワインでありながら様々な味わいになる地域です。
しかし近年では「個性の少ない凡庸なワイン」とか「貧乏人のシャブリ」等々、悪いイメージが根強く
ガブ飲み用のワインとして扱われてしまうことが多くなってしまいましたが、
もちろん、素晴らしい造り手も存在します。
グィン・エヴァンを造るドメーヌ「ル・オー・プランティ」は、ミュスカデ地域の中でも内陸に位置し、
ブルターニュ南部に含まれるので、砂・粘土・片岩など、複雑な土壌を持っているのが特徴です。
それ故、彼らが造るミュスカデは一般的にイメージされる味わいとは異なる美味しさで
「この味わいこそがブルターニュのミュスカデの個性と考えている」と頼もしいコメントをされています。
ブルターニュの個性を持つワインにはブルターニュのチーズを~ということで
今回の味見セットとなりました<(_ _)>
*グィン・エヴァン(白のビオワインです)¥680-
*グィン・エヴァンとブルターニュのチーズ ¥1000-
セットでお出しするチーズの量は、グラスワインとマリアージュを楽しめる位の量ですが
単品¥600-でも注文可能です。
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<(_ _)> オイラのチョイスするワインですので、この造り手さんも(やはり)変わったエピソードが
多数存在します。興味のある方はお気軽に質問して下さい<(_ _)>