一緒に遊ぼう プレイグループ

幼稚園に入る前のお子さんとお母さん(お父さんも歓迎)のための集まりを、教会で行っています。その活動報告です。

ノアの箱船遊びの変遷

2011年02月09日 | プレイグループ活動
毎年2月の聖書のお話に合わせてする「ノアの箱船遊び」。
今では、立派な「箱船」を作って、上に乗ったり中に入ったりと大人気です。

でも、はじめは、壁に貼った模造紙の船の絵に動物の絵を貼る遊びでした。


そこに、ダンボールの箱船が登場したのが、2005年のことです。

絵に描いた動物を模造紙の船に乗せるだけでは、すぐに終わってしまって物足りないので、ダンボール工作を組み合わせて、みんなで箱船を作ったのです。

次の年、ケイさんが手作りの箱船を用意してくれました。

それは、みんなが入って遊べるほどのすてきな箱船で、子どもたちは大喜びでした。

この年から、ケイさん手作りのみんなが入れる箱船がだんだん大きくなっていきます。


ところが、大きくなって遊べるようになってよかった反面、子どもたちが上に乗るとつぶれてしまうという事態が生じました。
そこで、ケイさんは考えました。つぶれないように作らなくては。
そしてできたのが、今の形です。


なぜつぶれないか。
それは、食堂のテーブルにダンボールをかぶせて、上に乗っても大丈夫なようにしたからです。

今では、この頑丈な箱船のおかげで、子どもたちは楽しく安全に遊ぶことができるようになりました。
ただし、中で立ち上がって頭をぶつけてないてしまう子が時々います。それはご愛嬌ということで、どうぞゆるしてください。

ちなみに、模造紙の絵の船はダンボールの船に改良されましたが、はじめに作った動物の絵カードは今でも使っています。
哺乳類はハルさん、両生類、爬虫類はクミコさん、鳥類、昆虫はケイコさんと、当時の3人のスタッフで分担して作ったものです。
10年以上も使っているのですから、もの持ちがいいのか、ケチなのか。
ケイコさんはその後、病気でなくなったので、大切な形見となってしまいました。