一緒に遊ぼう プレイグループ

幼稚園に入る前のお子さんとお母さん(お父さんも歓迎)のための集まりを、教会で行っています。その活動報告です。

ちらし遊び

2012年04月19日 | プレイグループ活動
                    

おうちで子どもが新聞をびりびり破って部屋中にまき散らしたら…。
「だれが掃除するの~

うちでは絶対にやってほしくないですよね。

でも、実は子どもはそういう、散らかったりよごれたりする遊びが大好き。
というわけで、今日は思いっきり、散らしや新聞をびりびりと破いて、その中で寝っころがって、上からも降らせて、人にもかけちゃって、ただワイワイ騒ぐだけの遊びをしました。

知らない人が見たら、遊んでいるというよりもただ散らかしているだけみたいですが、大人の高さからふらせる紙吹雪は圧巻でした。
すくってなげ上げるお母さんも、それを見上げて紙吹雪に包まれる子どもたちも、とても楽しそう。



いつもは、「きれいにしなさい」「片付けなさい」と言っているであろうお母さんたちにも、今日だけは、羽目を外してもらいました。

最後は、みんなで大きなゴミ袋に集めました。
キャシー先生がお片づけの歌を歌ってくれたので、みんなで歌いながら片付けました。

Clean up, clean up, everybody, everywhere,
Clean up, clean up, everybody do your share!

あっという間に、きれいになりました。

手遊び
春になると、花が咲いて、チョウチョが飛んで、キャベツにもあおむし君たちがたくさん。
「キャベツのなかから」をしました。

キャベツの なかから おあむしでたよ
(片方の手でもう片方のこぶしを包み、リズムに合わせて左右をとりかえる)
ニョキ ニョキ おとうさんあおむし
(親指を片方ずつ出してみせる)

 2番は、人さし指で「おかあさんあおむし」
 3番は、中指で「おにいさんおあむし」
 4番は、薬指で「おねえさなおむし」 
 5番は、小指で「あかちゃんあおむし」

さあ、最後は親指から小指まで順番に全部出ます。何になるでしょうか?
「ちょうちょになりました」

絵本
「こどものとも 0.1.2. くるくるくるりん」 杉田比呂美 作 福音館書店

くるくるくるりん、なんだろな?
ロールケーキだったり、ぞうさんだったり…。子どもになじみのものが出てきます。 

聖書のお話
今日の「ダビデとゴリアテ」のお話は、聖書かみしばい(いのちのことば社)を使ってしました。

英語の歌
「10人のインディアン」の替え歌で、「10人のモンキー」を歌いながら、両手をぶらぶらと振って踊ります。



教会の2階の女子トイレの中には、小さい子供用便器と子供用の洗面台があります。踏み台がなくても使える高さで、子どもたちには大人気です。

今日はじめてきたライム君は、どうもその洗面台が気に入った様子。お母さんと洗面所に行って部屋に戻ってきてからも、何かほしそうにお母さんの手を引っ張って、ちらし遊びに入ろうとしません。どうも、洗面台で「水あそび」をしたいようなのです。

以前にもそういう子がいました。絵の具遊びの日に、絵の具とお絵描きには全く興味を示さず、筆洗いの水をコップからコップへ入れ替えるのが楽しくて、ずっとそうして遊んでいました。水とか砂とかを、あっちへやったりこっちへやったリするのが、とっても楽しいん年頃です。

ライム君も、もしやりたいならば洗面台で水あそびをさせてあげても全く構わないのですが、それじゃあ、お母さんがずっと一人でトイレでそれにつきあわなくてはなりません。「チラシをぱあ~ッてすると、おもしろいよ~」なんて言っても、まったく興味を示しませんでした。そこで、チラシをビニール袋に入れてボールにしてあげたら、ちょっと笑顔になりました。すこしはお部屋に遊ぶ気になったようです。その後は楽しく遊んでくれたかな?

1、2歳の子どもは、何かを作るとか何かができるようになるということよりも、その時間を楽しいと感じられることが一番だと思っています。お母さんと一緒に遊んでいること、何かに夢中になれること、それが彼らの心を育てるのでしょう。プレイグループでは、そんな時間を一緒に過ごせたらと思っています。