今日読み終った本は滝田務雄『捕獲屋カメレオンの事件簿』である。
表紙は暗いんだけど中身はユーモアミステリーである。
主人公は元刑事で脳の中に3Dプリンターを持つ超能力者。
名前がヘンだ。
主人公の名前ははまやらわ(浜谷良和)、相棒があかさたな(阿過沙多菜)
それだけがインパクトがあるんだけど
何でこんな名前にしたのだろうっていう考えが常々過ってしまうのである。
ユーモアが名前以外感じない所に残念感が漂う。
第一話がどんでん返しというよりも諄いなぁという所が残念だった。
6個の短編の中には面白い物もあったので
面白くもないユーモアを止めてミステリーだけにした方が
スッキリするんじゃないだろうか?