方南町の陰謀

今日の必須要件は床屋に行って、それから証明写真を撮るだった。
入院していた時に来週の月曜日から新しい客先になり
証明写真が必要と言われたのである。
土日で証明写真が必要になるっていうのは
普段の土日は半パン、Ｔシャツというお気楽な格好の私にとって
『めんどくさい』事となる。
まぁ、そうは言っても必要なんだから仕方がないので
Ｄバックにワイシャツとネクタイを入れ、出かけたわけである。
中野富士見町駅近い1000円床屋はやたらと混んでいる。
実は、昨日、病院の帰りに寄ったんだけど
臨時休業をしていたのである。
そうなると、今日は混むだろうなぁって思っていた。
朝、床屋の前を通るとすでに自転車が4台ほどあった。
腕の良い1000円床屋さんなので
自転車に乗らなきゃ来られないような人も来るのである。
おそらくは杉並区の住人に違いない。
杉並区の住民は中野住民の事を羨む習性を持っていて
中野区の良い物はことごとく利用する住民なのである。
中野富士見町始発池袋行きの地下鉄で座るのは
杉並区の方南町の住民が圧倒的に多いのだ。
彼らは中野坂上行きに乗り中野富士見町でわざわざ降りて
始発電車に乗るのである。
まぁ、それは仕方の無い事であるけど
帰りの電車で中野富士見町駅で降り様とすると
出口付近にたむろして、決して降りる人に協力をしないのが
方南町の住民である。
なにか、意地でも降りる協力をしないぞ！という感じの人もいる。
そういう点が快く思わない点なんだけど
少し自分勝手というのが見え隠れするのである。
話は長くなったが、今日は常に満員状態の床屋さんだったのだ。
しかも自転車が代わる代わる置いてあるので
杉並住民の中野床屋は占用されていたんじゃないかと思う。
というわけで、19時に終る床屋に今日は入れなかったのだ。
諦めて、証明写真は撮ったけど
髪が長いままだと、イラツク私だ。
月曜日から新しい客先になるわけだけど
一週間、髪の毛の長さにイラつきながら仕事をするのは
方南町の陰謀に違いない。