花と流れ星

花と流れ星 価格：￥ 1,470（税込） 発売日：2009-08

今日読み終わった本は道尾秀介『花と流れ星』です。
５つの短編からなる作品集だ。
心が騒ぐ5編。あぁそうだったんだ。って優しく思う。
道尾秀介の本は何冊か読んでいるけど短編集は初めてだった。
この人は長編も良いけど、短編も味がある。
一言では言えない味なのだ。
しかし、誰もが何かを悩んでいるわけである。
その辺を考えさせてくれるだけでも充分である。
誰もが不自由な事を持っているという事を
時々忘れてしまう事がある。
自分の事ばかり考えていると世間は狭くなるものだ。
自分の事を判ってもらえる努力をするよりも
相手の事を判るようにした方が簡単な気がする。
答えを見つけやすい問題から解くべきだと思う。

今日は予報と微妙にズレの雨が降った。
みんな同じだったようで
大きな傘ではなく、携帯傘の人が多かった。
私は晴れ男なのだけど
それは特別に、どこかに出かけるような時に
チカラを発揮するようだ。
今日のような日は普通に降られる。
だって、『晴れてね』って思わなかったもの。
どこまでも強気の晴れ男である。