ガソリン生活 価格:¥ 1,728(税込) 発売日:2013-03-07 |
今日読み終わった本は伊坂幸太郎の『ガソリン生活』である。
緑のデミオが語り手なのだ。
デミオは自動車である。自動車が語るわけだ。
ありえない事を何の違和感もなく読ませる伊坂ワールドである。
車の気持ちが少し判ったような気がする。
フランクザッパが言っていることだけど
『人間のやる事の99%の失敗だ』っていう言葉が印象に残った。
ミスってはいけないし、何度もレビューしたにも係わらず
ミスが見つかってしまうのである。
人のミス見て自分がミスをしたか確認するのだ。
ミスがなかったときは『さすが』って自画自賛。
ミスっていたときは『ミスは誰にでもあるものだな』と悟るのである。
今回も伊坂ワールドを堪能した。
なんとなく、賢い少年と、悪そうで実は良い人とか
謎の隣人だとか、パターンが出てきたようだ。
そして、4人の父親が居るという他の作品の登場人物たちも
何気なく通行人のように登場させる所がファンは嬉しいのである。
他の作品を読んでいるから判る面白さって魅力的である。
今日は3時間半も残業をした。
午前中はゆったりとしていたのだ。
今日中の仕事は3時間余り残して終了していたから。
そしたら、明日の午前中までの仕事がいきなり来た。
いきなり過ぎるし、
どう考えても明日の午前中までに終る作業ではない。
あるんだよなぁ、私たちの仕事の場合、こううパターンが。
誰かのわがままか、誰かが忘れていたのか
あたり前の顔をして仕事がやってくる。
7月になったばかりなのに、波乱万丈の予感である。
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