ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

ベトナム2014旅Ⅱ -その5 -

2014年08月08日 | ベトナム2014
今日1日は無為に過ごす日。
朝食にバインミーを探すが見つからず、やむを得ず昨朝と同じ麺屋にて朝食。
その帰り道に、反対方向にパン屋がある。しかし時既に遅し。
バインミーはT氏の明朝の朝食用に買おうということで見るだけ。

ドンホイの町には、ネットで見る限り観光するところはない。
取りあえず、宿でバイクを借りて、二人乗りで町をうろつくことにする。
最初はビーチに美女たちの水着姿を見に行こうということになったが、
閑散としたビーチには、何組かの男女が戯れていた。
美女の水着姿には若干距離があるようで、暑いのも暑く、早々に退散した。


ビーチは結構長い

旦那が今朝釣ったイカを調理中

次は、ずっと南下して、市場に行く。
今は熱帯フルーツの種類が一番多い時で、マンゴスチン1キロ30,000ドンで購入。
私は、東南アジアにいった時は、マンゴスチンを食べれば他にはもういいかな、という感じ。


フルーツが豊富

こうやってパインは剥きます

市場を見た後、近くの雑貨屋の前で、ヌオック・ミア(サトウキビジュース)を飲む。
サトウキビの絞り汁に氷を入れた飲み物である。相場の10,000ドン。
暑い時はこれに限る。甘過ぎずさっぱりしているのがいい。果汁100%なのだ。


美味しいよ、ヌオック(ジュースの意)ミア(サトウキビの意)

しばし休憩し、そこの親父に海鮮レストランを聞くと、もう少し南という。
歩いて行くと、海に浮かんだ船上レストランが2隻並んでいる。
いってみてメニューを見ると、料金が書いてない。駐車している車も高級車。
びびってしまって別なところにする。

では町中へ行こうと、観光スポットとも言えない、なんとか門を見て、

バスターミナルに行くが、その周辺にもレストランはなく、地図を便りに食堂を見つける。
ここで炒飯とコーヒーを、注文していざ食べようとした時に腹具合が悪くなり、
我慢できずに、T氏に頼んで帰宿。

しばらく休んでいたら落ち着いたので、ATMに行く。
3ヶ所振られて、4ヶ所目でやっとドンを引き出せた。

夕食は、最初の日に気になっていたローカル食堂に行ってみた。
ここではイカのフライがあったので、早速注文。
イカフライにモーニンググローリーの炒め物、ご飯にビール6本。250,000ドン。



この店は繁盛店で、夕定食があって、ご飯とおかず類を盛ったプレートが売れに売れていた。
その他にも飲み客がいて、大賑わいの店だった。

店の様子

宿に帰り、部屋でマンゴスチンを2人で食べながら、暫し語る。
T氏は翌朝5時の列車でハノイへ行くので、今夜の内に別れを告げる。
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ベトナム2014旅Ⅱ -その4-

2014年08月07日 | ベトナム2014
朝食は、昨夜の夕食を食べた近くの麺屋さん。
朝から繁盛している店なので美味いだろうと入る。
1杯30,000ドン。具だくさんの米麺だった。


なかなか美味しかった

宿に帰り、世界遺産のフォンニャケバンとパラダイスケーブ(天国の洞窟)ツアーを尋ねると、
今から行くなら申し込んでやると言う。
出発まで10分くらいしかないが、じゃあ行こうということになり車を待つ。

ツアー客は、ベトナム人家族の6人と、ドイツ人青年の4人、それに我々2人である。
ガイドはまだ学生かとも思える若い初々しい女性。
最後部に乗ったドイツ人の若いのに盛んに冷やかされている。
車は16人乗りのマイクロというかミニバンで、新しくて快適。

約1時間強で、フォンニャケバンの入口に付き、記念撮影。



川縁に着くと、ここから船に乗り換える。



このツアーは、車、船代、ガイド料、昼食代、2ヶ所の入場料、送迎用カート代、
以上全部含めて800,000ドン(4,000円)也。決して高くはない。

船でしばらく走り、洞窟内の鍾乳洞を目指す。

鍾乳洞内は、船外機を止め手漕ぎで進む。
向こうには抜けられず、引き返して途中からは洞窟内に上陸して、すぐ外の船着き場へ。
どんなところかは写真で。









再び同じ船で帰り、車に乗り込む前にそこのレストランで昼食。



昼食後20㎞先の天国の洞窟へ。
ここは入場口から登り口まで2㎞教の距離があるので、ゴルフバギーで送迎する。
登り口から570mほどの坂道を上り、まず説明を受ける。
その後狭い入口を降りると、圧倒的な広さの洞窟が目の前にある。











ベトナムには鍾乳洞は数多くある。
石灰岩の地形が各地にあり、それがハロン湾をはじめ独特の景観を作っている。
それにしてもこのパラダイスケーブ(天国の洞窟)は素晴らしい。
今まで見たどの鍾乳洞よりも、スケールと美しさにおいてベストといっていい。
なかなか写真では伝わらないが・・・。

ホテルに帰ったのは5時過ぎだった。
ドイツ人たちは、それからビーチで泳いで、夜の便のバスでニンビンに向かうそうな。さすがに若い。

我々は、昨夜の食堂街の一角で別な店の歩道で夕食。
ビ-ル、砂ズリやレバーの煮たの、餅米の鶏肉載せ、等々。
可愛い娘がたくさんいました。
ドンホイは美人の産地です。
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ベトナム2014旅Ⅱ -その3-

2014年08月06日 | ベトナム2014
何故、ハノイ到着翌日にフエに飛んだのか。
実は今日乗る列車でドンホイという町まで行き、そこで友人のT氏と落ち会うことになっているのだ。
彼とは日程が異なるため、私は北上、彼は南下し、ドンホイで会おうと言うことである。

ジェイドホテルの朝食は、14$とは思えない内容。
本当に良いホテルでした。スタッフの女性のおもてなしもとても良かったです。


朝食

列車は昼前なので、旧市街の方に橋を渡るが、ドンバ市場までは足を伸ばさなかった。


今から行商に出る女性たち。向こうは旧市街。

今回は特に用事はないので、手前のスーパーに寄った。
ここで水の500mlを4,000ドンで買い、しばらく休憩する。冷房が快適。
ホテルに帰る前に、近くのバインミー屋さんで1個作ってもらう。
列車の中で昼食にするのだ。


バイミーの屋台。1個10,000ドンが相場。

その後ホテルをチェックアウトして、タクシーで駅に向かう。


フエ駅前

TN2列車は約1時間遅れで到着。


TN2。始発駅はサイゴン。終点はハノイ

ハードシートに座ること3時間弱。列車はドンホイに着く。
ハードシートは座席全てが木製なので、2時間過ぎた辺りから尻が辛くなってくる。


ハードシートの車内

もう限界だよ、と思った頃にドンホイに着いた。午後3:30。

タクシーでホテルまで行く。
T氏到着まで、暫し近くを探索する。何もない。本当に何もない。
宿に帰り、宿の食堂でサイゴンビアを15,000ドンで飲んでいると、
約1時間遅れでT氏がホテルに着く。

6:30待ち合わせてホテルを出、夕食に行く。
久しぶりの再会に、缶ビール4本、餅米の鶏肉かけご飯、2人で102,000ドン。
一人250円なら安いものだ。
それに、これで8回目のベトナムだが、初めて餅米を食べた。
東南アジアの餅米は本当に美味いのだ。
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ベトナム2014旅Ⅱ -その2-

2014年08月05日 | ベトナム2014
ホテルで朝食を摂り、9時にチェックアウト。支払いはドルでOK。
ドンに換算すると必ずと言っていい程ホテルに有利なレートになる。

歩いてロンビエンバスターミナルに向かい、17番バスに乗り込む。
やはり1時間20分程でノイバイ空港に着く。
新しいターミナルで液晶に出るチェックインカウンターを見ると、フエ行きはここでいいようだ。
3時間前だが、チェックインを済ませる。
ゲートはこのターミナルではなく、古い方のターミナルだと言われた。

ゲート近くのファーストフード店でホットドッグとコーヒーで80,000ドン。
ぼったくりじゃねぇ?
離陸は50分遅れ。原因は乗客の遅れ。
時間を過ぎてにやにやしながら乗り込んでくる奴をぶん殴りたくなる。
結局フエ着はそのまま遅れて、3:20。

バゲッジクレームのところにあるバスチケットを50,000ドンで購入し、
荷物を受け取るや否やすぐに外に出る。
正面右手にマイクロバスが停まっている。これがフエ市内行き。
空港からフエ市まではかなり遠い。タクシーだと20万ドン近くかかる。

フエ市に近づくにつれ、雨が降り出す。
降りた時も雨で、おまけに方向感覚がつかめない。バイタクの運ちゃんも五月蠅い。
タクシーを使ってジェイドホテルに行く。タクシー代は20,000ドン。


ジェイドホテル。朝食付き14$。スタッフ良し、部屋も良し。

部屋は1階で、階段の上り下りがなく楽だった。

このホテルはホテル街といっていい程ミニホテルや立派なホテルがある一角にある。
小さなホテルで、エレベーターもない。
メインスタッフは女性2人で、非常に気配りのある、素敵な女性だった。
まず、ウェルカムドリンクとフルーツ盛りを頂き、予定を聞かれた。
明日のドンホイ行き列車のチケットの話をすると、すぐ駅に行った方がいいという。
オフィスが閉まる前に行きなさいと言うことらしい。

部屋に荷物を置いて出てくると、彼女は付箋紙に私の目的地と列車番号をベトナム語で書いてくれ、
タクシーを呼んで送り出された。タクシー40,000ドン。
駅の窓口で、その付箋紙を出して、無事チケットを購入。86,000ドン


フエ駅のチケット売り場。英語は通じました。

帰りは、3㎞弱だろうと当たりをつけて、歩いてホテルに帰る。
歩かないと町の様子がよく分からないのだ。2年程前に来ているとは言え。

随分汗をかいたので、シャワーを浴び、しばらく休んでから夕食に出る。
2年前に6人で来た時に寄ったスアンチャンレストランに行く。


スアンチャンレストラン。美味しいですが・・・

魚の煮付けと揚げ春巻き。ビール2本で、164,000ドン。贅沢しました

この店は、10年程前に来た時は汚い、小さな店で、
それでも味と料金の安さで評判を取り、外国人もたくさん来ていた繁盛店だった。


2005年の時のスアンチャン食堂。小汚いでしょう

しかし、今では大きくなって小綺麗になって、その分料金も高くなって、
近くの外国人相手のレストランとの差別化が上手くいかないのか、あまり客はいなかった。
味は決して落ちているようではないが、やはり料金が高くて、昔のようには地元客は寄らない。
客商売は東西を問わず難しい。
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ベトナム2014旅Ⅱ -その1-

2014年08月03日 | ベトナム2014
今回再びベトナムに旅することになった。
出立は、7月22日。
19日に出たかったが、所用で22日にずれ込んでしまった。
福岡からハノイ便が火、土の2便しかないので仕方ない。

定刻にハノイのノイバイ空港に着陸し、2千円程両替をする。
早速道向かいのバス停へ向かおうとするが、昨年3月とは随分様子が異なっている。
暫し外の高架を歩いてみるが、昨年あった場所にバス停はないことが判明。

すると運良くハノイバスが空港敷地に入っていくのを発見。
と言うことは再び敷地内からバスが発着するようになったらしい。
よく見たら、ターミナルの新しいのが向かって左側にできている。
ともかく引き返してそこまで行くことにする。

新しいターミナルは一部の国内線の受付や発着を取り扱っている。
翌日フエ行きのチェックインカウンターもここにあるらしい。
そのターミナルから外に出ると、ほぼ正面にハノイバスが停車している。


左が新ターミナル。ハノイバスはここに停まっている。

バス停に行くと、17番と7番のバスが既に止まっていて、乗客が待っている。
私も一緒に5分程待って、17番バスはロンビエンバスターミナルに向けて出発。
昨年までの経路とは相当変わっていて、どこら辺まで来たのかさっぱり分からない。
ハノイの道路網は日々変化しているようだ。
建設中の道路も多い。


バスの車中。冷房は効いているが古い。料金は一律9千ドン(45円)。タクシーだと10$

約1時間20分で、終点のロンビエンバスターミナルに到着。
宿泊先は、ここから徒歩10分くらいのはずだ。
明朝もこのバスを空港まで使うので、近くにとっておいた。
バイタクの運ちゃんを断って、歩き始める。
暑い!ともかく暑い。まとわりつく暑い空気が堪らない。

アップルホテルにチェックイン。ホットする涼しさ。
冷たいお茶をもらって、部屋に入るとウエルカムフルーツの差入。
部屋はきれいで、ベッドはキングサイズ、シャワーブースとトイレが区切られていて、
さらに、朝食付きで16$は結構コストパフォーマンスがいい。


アップルホテルの部屋。テレビをつけてみたら、NHK国際は映った。

外は今一番暑い時なので、午後5時過ぎに出ることにする。
まず最初にホテルで両替をし、ミリオネアになったので外出。
ホアンキエム湖の近くのシティービューカフェでアイスコーヒー。
これは1杯4万4千ドン(220円)。高い!

次は、あまり食欲もなかったので、ハノイに来た時には必ず食べるミーワンタンを注文。
ワンタン麺である。ベトナムには珍しい麦麺。1杯3万5千ドン(175円)。
腹ごしらえも終わったので、いつものビアホイでまずは2杯。しめて1万ドン(50円)。
ホテルへの帰りに、一度は寄ってみたかった、地元民だけのビアホイに寄る。
ここは1杯9千ドン(45円)と、先の店の約2倍の高値。
今日はこれだけにしときましょう。
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