ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

チェンマイでコムローイを飛ばそう

2012年04月03日 | タイ2011
2011年10月25日から10日ほどの予定でタイに行ってきた。
主目的は、チェンマイのロイクラトンという満月の夜にある祭の、
いわば前夜祭的な催しで、郊外の寺の境内で、
コムローイという紙灯籠を夜空に飛ばす祭に参加することだった。

ロイクラトンという、日本で言うしょうろう流しは世界遺産の町スコータイで始まったものだが、
今は、チェンマイやバンコクでも催されている。
この時期、バンコクは洪水の危機にさらされていて、中止になったが。

さて、29日のコムロイ祭だけでは勿体ないと言うことで、まずはチェンライに向かった。
夜は相変わらずの、ナイトバザール通いでビールを飲み、



昼はブラブラ歩いてはカフェで休憩し、夕方は極安のマッサージをやってもらう。
暇があれば宿の外のテーブルで本を読んだり、ネットをしたりと過ごす。

せっかくだから、チェンコーンに1泊2日で出かける。
ここはメコン川の対岸は既にラオスで、イミグレーションもある。





今回はメコンの夕陽や朝日を見ながら、宿のテラスでのんびりとチャンビアでも頂くか、という趣旨。
なかなか良いゲストハウスが揃っていて、本さえあれば2,3日はゆっくりできる。

29日にチェンマイに移り、スターホテルにチェックイン。
コムローイ祭は自分で行くには少々困難なので、ハッピーツアーにお願いしていた。
ワンボックスに乗せられ、現地に着くと日本人も100人単位で参加しているようだ。
まずは読経があり、いろいろと祭事があって、いよいよコムローイに点火して飛ばす。



1,000は超えるだろうというコムローイが一斉に夜空に舞い上がる光景は幻想的で、





これを見るだけでもチェンマイに来た甲斐があるというほどだ。
動画については下記のユーチューブにアップしてある・
http://www.youtube.com/watch?v=i_Dsji7bX9s

翌日には、以前メーホーソンに行ったとき寄りたかったが果たせなかったパーイという町に行ってみた。
山間の小さな町だが朝夕は涼しく、それに誘われて多くの観光客が滞在している。



欧米人が多く、日本人はほとんど見なかった。



翌日はバイクを1日借りて、滝や温泉、かって日本軍が作った鉄道跡などを見て回った。



この町はかなりお気に入りの町になって、できるならロングステイでもしたい感じだ。

2泊した後チェンマイに帰り、鉄道駅に行ってバンコク-チェンマイ間の往復チケットの払い戻し手続きに行った。
例の洪水で列車が不通になり、往復とも航空機に変更したためである。
駅の窓口では気持ちよく対応してくれて、1,700バーツほどのチケット代全額返ってきた。
ということで、今晩は寿司でも食って大いに贅沢することにした。

次回は、コムローイ祭からロイクラトン本番までタイに滞在してみようと思いながら帰国。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タイで、ひねもすのたりな日々を XII

2011年04月07日 | タイ2011
今夜深夜に出発するので、ほぼ丸1日はバンコクだ。
土曜日なので、ウィークエンドマーケットがモーチットマイで催されるはずだ。
朝はホテルと同じ建物にある1階のレストランで食べる。
お粥セットを頼んだが、金額の割にはかなり不味い。
少し残して、部屋に帰りニュースをしばらく見てから、一応11時頃チェックアウトして、荷物を預けてマーケットに行く。
 
地下鉄で行くことができるので非常に便利だ。
道に出ると、たくさんの人出が行く方向に行けば問題ない。
店も多いが人も多い。観光客に地元の人たち。
フードコートのような場所で麺屋に入りチキンの入った麺を食べる。40B也。
少し土産を買って、暇つぶしにブラブラしたり、ビールを飲んだりしながら、BTSの駅に行く。
BTSはまだそれほど混んでいない。
 
再びビッグCに行き、まずはフードコートに行って、ビールを1本買って、1時間ほど本を読みながら過ごす。
その後、階下のスーパーに行き、少し買い物をする。
6時近くなったので、再びフードコートに行って、トムヤンクンと炒飯を注文し、ここでもまったりと過ごす。
 
午後8時頃、宿に帰り荷物を受け取り、買ってきたものを詰め込む。
エアポートリンクのマッカサン駅まで歩いていく。
タイエアーはここ(下)でもチェックインできるのだが、3時間前からということになっていて、

午前1時の発便には5時間近く時間があるので、空港でチェックインするよういわれた。
エアポートリンクのエクスプレスの乗客は、なんと6人だった。これでは赤字もいい所だろう。
 
9時前には空港に着いて、空いている椅子に座って待つ。
タイエアーのチェックイン客があまりに多いので、日本向けの客は急遽別のカンターブースになった。
ここでは3時間前には既に全てのフライトのチェックインをしていた。
ボーディングカードをもらってイミグレの手続きをして待合室へ行く。
 
実質11日間の旅だったが、もう少し長くても大丈夫かな。
ゆっくりした時間の過ごし方というのが少し分かってきたような気がするので。
また来ますね、タイランド。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タイで、ひねもすのたりな日々を XI

2011年04月05日 | タイ2011
バンコク2日目は、特に観光とて無いが、サイアム辺りに出掛けてみようかと宿を出る。
地下鉄のペチャプリ駅でチケットを買っていると、紙を見ながらたどたどしく買っている若い女性を見かける。
多分日本人だろうなとは思ったが、なんとか自分で買えそうなので声をかけずにホームに降りる。
ホームには時間帯のせいかほとんど乗客が無く、その女性が同じ方向だったので、話しかけると、
向こうも私のことを日本人だろうと思ったが、地元民のようにさっさとチケットを買って、
地下鉄のホームに行ってしまったので、声をかけそびれたそうだ。
 
彼女は今夕の便でプーケットに行くまでの間、バンコクを少し見ていくそうで、
スクンビット駅で、BTSのアソーク駅に乗り換え、エマカイ駅で降りていった。
その駅のそばにとても御利益のある仏さんがあるそうで、そこにお参りに行くとか。下がそれ。

 
私は先で降りて、サイアムParagonに行く。
ここのATMで試しに1,000B引き出してみた後、フードコートでシェイクをいただく。
食堂街をウロウロしてみると、coco壱番があるのにびっくり。

その隣は熊本の桂花ラーメン。こちらは以前からあった店。
日本食の店も数多くあり、どこも客は多い。タイにしては料金が高いが、
それでも客が多いのはそれなりの所得層があるのだろう。
 
歩いて、ISETANの方に戻り、プラートナム市場に行ってみるが、ここら周辺は随分と様変わりしている。
ISETAN前の広場では、ヨサコイソーランのコンテストなどあっていた。
ISETAN前のビッグCのフードコートで、魚フライのあんかけとご飯で昼食を済ませ、

下のスーパーでビールを買おうと思ったが、スーパーやコンビニではアルコール類は午後5時までは販売しなかった。
 
3時頃宿に帰ると、朝出るとき一緒だった女性が荷物を持って宿を出る所だったが、
彼女が、日本で大きな地震があったのを知ってますかと聞く。
早速部屋に帰ってテレビでNHKワールドを見るが、酷かったことは分かったが、詳細は分からない。
夜までずっとテレビニュースを見たり、ネットニュースを見たりした後、
再びサイアムにでて、サイアムParagonに夕食に行く。
 
今夜は最後だということで、日本食の店で大贅沢。ビールも入れて1,100Bの大散財だった。
その後宿に帰ってからも遅くまでニュースを見て、だんだん大惨事の詳細が分かるようになった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タイで、ひねもすのたりな日々を Ⅹ

2011年04月04日 | タイ2011
スコータイを離れる日が来た。
10:40のフライトだが、飛行場までの送迎車が出るスコータイトラベルサ-ビスには9:30集合。
ワンボックスカ-の送迎車には結局私一人で、約30分かけて飛行場に着く。
ここはバンコクエアウェイズ以外の飛行機の発着が無いので、
チェックインから何からのんびりしたものだ。

多分チェンマイから飛んできた機が着陸すると、10分くらいで下の車で機内に案内。

プロペラ機だが、バンコクまでは安定したフライトだった。

バンコクのスワナプーム空港からは最近開通したエアポートリンクという電車に乗る。
エクスプレスとシティラインがあって、エクスプレスだと約15分で終点のマッカサンに着く。
鉄道のマッカサン駅というのがあるが、これとは離れている。

エクスプレスの乗客は極めて少なく、これは150Bという高額な料金が関係している。
タクシーでも市内中心まで250B程度なので、2人以上だとそちらの方が安いし、
エアポートリンクは、終点からまた別の移動手段を探さなくてはならないからだろう。
今回は、終点から徒歩10分もないホテルだったので問題なかったが。
最近オープンしたばかりのFXマッカサンホテルの部屋。

ちなみにこのエアポートリンクのマッカサン駅からMRT(地下鉄)のペチャップリ駅はすぐそばにあるので、
荷物が少ないなら、市内移動は簡単である。
問題は荷物が多いときで、MRTは必ず入口手前でセキュリティチェックあり、
下手をすると、トランクを開けさせられる可能性がある。そうなったら最悪である。

今日は暑くて、あまり動く気にならず、昼は屋台の焼鳥屋で、串とカオニャオを買って、
セブンイレブンで飲み物とヨーグルトを仕入れ、宿に帰って食べる。
夜は外に出て見るも、近所に食堂はなく、またまたコンビニで食べ物を買って帰る。
MRTでスクンビット駅までは一駅なので、そこまで出れば繁華街があるのだが、面倒だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タイで、ひねもすのたりな日々を Ⅸ

2011年04月02日 | タイ2011
スコータイ3日目、ここは小さな町で、遺跡以外見るものとてないところ。
退屈しのぎに、今回はもう行かなくてもいいと思っていた遺跡を見に行く。
暑くなる前の午前中にということで9時過ぎに大通りからソンテオに乗る。

遺跡の入り口はずいぶんきれいに整備されていた。
自転車を借りて遺跡の中に入り、見所をそこそこ見た後、外側を走る。

上は入ってすぐの所、下は奥の方にある仏像。

   
前回見ていないところを見ようとかなり走ったが、
だんだん暑くなって、汗みずくになったので中途で断念する。
昼頃、再びソンテオに乗って新市街の方に帰る。偶然にも来る時と同じ運ちゃんのソンテオだった。
8年前に比べると、車やバイクを持つ人が多くなったのか、ソンテオの利用者はずいぶん少ないようだ。
     
宿には帰らず、昨日と同じ食堂で麺のグルービーソースというものを食べたが、
これは当たりだった。皿うどんのトロトロスープと同じものがかかったゆで麺でタイでは初めての麺。

後にバンコクに行って、ビッグCのフードコートの麺屋にもあったので、麺料理としては認知されているのだろう。
   
腹くちて、宿に帰って休息。既に新潟の2人とバスで一緒だった女性は出立していた。
4時頃近くのカフェレストランにコーヒーを飲みに行こうとしたら、
昨日道で会って少し話した日本人の若い旅行者に会って、一緒に店に入る。
いつものようにカフェオレと彼はイチゴのスムージーを注文。
しばし談笑して、晩飯でも一緒にするかと約束して別れる。
その店で小学生の女の子がいたので、知恵の輪をして見せ、プレゼントしたら、
店を切り回している綺麗な若い女性が来て、「妹にありがとう」と礼を言われた。
その女性がまさか自分が知っている子だとは、あとで分かるのだが。
  
約束の時間になっても若者が来ないので、一人で昨夜と同じ所に夕食に行き、
ビールに鶏の唐揚げ、麺を食べて帰る。

      
再度、先のカフェに行こうと宿を出ると、若者がこちらに歩いて来ていて、
「すいません。つい寝過ごして。」と頭を下げる。
まいいからと、カフェに行き、今度は自分がスムージーを注文。彼はトムヤンクンとご飯。
食事が終わってしばし歓談中に、背中を叩かれる。
なんと、昨日会ったデンソー社の社員さん。2人連れで、もう一人も8年前の写真にいる人だった。

店を切り盛りしている女性を呼んで、覚えているかという。
全く分からないと言うと、私が持って行った写真を取りだして、
そのうちの一枚を見せ、この女の子だという。
それはまだ中学生くらいで、8年前、我々が飲んでいるときにその場に出てきて、
今習っているというタイダンスを披露してくれたときの写真だった。        

彼女の肩の左に小さく見えるのが、今回持参した8年前の彼女の写真。別嬪さんでしょう。
外国人客が多く、彼らにすごく人気のある女性になっていて、
それは彼女の接客のすばらしさにあるのだろうと思われた。
このときになって、そうだったのかと納得。
再び皆で写真を取り、再会を約して別れる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする