本について書く前に、8月に車を変えた。
実は4年前の水害でポシャった2台目プリウスの後釜にプリウス&を購入したのだが、
そのとき本当に買いたいと思ったのはマツダのCX5のディーゼル車だった。
しかし、ファミリー向きを考えるとプリウスの方がいいだろうということでプリウスに。
今回娘婿が車が必要ということで、娘のNワゴンを娘婿に。
娘に私のプリウスを下取りさせて、私はCX3のLパッケージを購入した。
新車ではなく、試乗車で使っていた車で1年半落ちの2,000㎞未満走行車である。
色はマツダの売りのソウルレッド・プレミアム。
新車で購入すれば5万円以上のオプション色となる。
CX3にした理由は、もうファミリーカーの必要がないこと、
プラットフォームがデミオなので、少しは取り回しが楽になるだろうという思惑、
何よりディーゼル車に乗りたいという思いが未だに強くあったことで決定した。
乗り心地などはまだ日が浅いので報告はできない。
毎日の孫の幼稚園送迎の使用はお断りしているプライベートカーである。
閑話休題。
本の話だった。
最近私の注目の作家は二人。
まず、米澤穂信さんは最初青春ミステリージャンルに括られていたが、
最近の作風は完全にそのジャンルを抜け出して、独特の世界を醸すようになっている。
2014年の「満願」は、山本周五郎賞を受賞、直木賞候補にもなっている。
私がこの小説に出会ったのは、東京駅地下の書店での立ち読みだった。
ハードカバーの短編集の一編が「満願」で、電車待ちの時間の立ち読みだった。
しかしあまりに面白いので、東北新幹線の発車時を忘れそうになり、未練を残したまま本屋を去った。
旅行から帰り、早速図書館に行ったら本はあるのだが貸し出し中で、ともかくは予約をして読んだ本である。
その後の彼の作品は、長編の「王とサーカス」最近刊の短編集「真実の10メートル手前」。
いずれも主人公はジャーナリストの大刀洗万智である。
前者は、ネパールのカトマンズが舞台で、そういう意味では非常に興味深い作品でもあった。
東南アジア主体だった友人との旅で、初めての南アジアへの遠出でもあり、
非常に貧しい国への旅は久々のカルチャーショックと旅の面白さを改めて再確認した地でもあった。
カトマンズの、たとえば「インドラチョーク」などと言う地名が小説の中で出てくると、
喧噪に満ちたチョーク(広場のある交差点)の有様が鮮やかに蘇って、小説を現実のもののように感じ取るのである。
その大刀洗万智の最新短編集は、彼女の佇まいをより鮮明にした作品集になっている。
今、最も注目のミステリー作家の一人でしょう。
次に、あさのあつこさん。
以前、映画にもなった「バッテリー」で有名な人だが、
この人の作品に時代物があるとは私の全くの不明で、最近になって、既刊のシリーズものを6作一気読みした。
時代小説というのは、ある意味、作家が想像を駆け巡らせることのできる世界ではあるのだろう。
多くの作家の作品が図書館に並んでいる。
私は以前から藤沢周平の大ファンだった。
ちょっとこれに似た雰囲気の作家が葉室麟さんかな?(あくまでも個人の感想)
最近時代小説の面白いのを探していて、
青山文平さんのものは全部制覇したし、梶よう子さんのものも然り。
一作面白いとその作家を全部読んでしまう癖がある。
あさのあつこさんはその中でも特異で、
現代物と時代物が並列して書棚に並んでいる作家はそんなには多くはない。
私が一気読みした時代物は一作目が「弥勒の月」という作品で、あと5作品が出版されている。
幼稚園に通う孫の就寝時間が早いので、テレビは見ずに自分の部屋で読書三昧です。
1日1冊は日常になりつつあります。
阿蘇市図書館様々です。
実は4年前の水害でポシャった2台目プリウスの後釜にプリウス&を購入したのだが、
そのとき本当に買いたいと思ったのはマツダのCX5のディーゼル車だった。
しかし、ファミリー向きを考えるとプリウスの方がいいだろうということでプリウスに。
今回娘婿が車が必要ということで、娘のNワゴンを娘婿に。
娘に私のプリウスを下取りさせて、私はCX3のLパッケージを購入した。
新車ではなく、試乗車で使っていた車で1年半落ちの2,000㎞未満走行車である。
色はマツダの売りのソウルレッド・プレミアム。
新車で購入すれば5万円以上のオプション色となる。
CX3にした理由は、もうファミリーカーの必要がないこと、
プラットフォームがデミオなので、少しは取り回しが楽になるだろうという思惑、
何よりディーゼル車に乗りたいという思いが未だに強くあったことで決定した。
乗り心地などはまだ日が浅いので報告はできない。
毎日の孫の幼稚園送迎の使用はお断りしているプライベートカーである。
閑話休題。
本の話だった。
最近私の注目の作家は二人。
まず、米澤穂信さんは最初青春ミステリージャンルに括られていたが、
最近の作風は完全にそのジャンルを抜け出して、独特の世界を醸すようになっている。
2014年の「満願」は、山本周五郎賞を受賞、直木賞候補にもなっている。
私がこの小説に出会ったのは、東京駅地下の書店での立ち読みだった。
ハードカバーの短編集の一編が「満願」で、電車待ちの時間の立ち読みだった。
しかしあまりに面白いので、東北新幹線の発車時を忘れそうになり、未練を残したまま本屋を去った。
旅行から帰り、早速図書館に行ったら本はあるのだが貸し出し中で、ともかくは予約をして読んだ本である。
その後の彼の作品は、長編の「王とサーカス」最近刊の短編集「真実の10メートル手前」。
いずれも主人公はジャーナリストの大刀洗万智である。
前者は、ネパールのカトマンズが舞台で、そういう意味では非常に興味深い作品でもあった。
東南アジア主体だった友人との旅で、初めての南アジアへの遠出でもあり、
非常に貧しい国への旅は久々のカルチャーショックと旅の面白さを改めて再確認した地でもあった。
カトマンズの、たとえば「インドラチョーク」などと言う地名が小説の中で出てくると、
喧噪に満ちたチョーク(広場のある交差点)の有様が鮮やかに蘇って、小説を現実のもののように感じ取るのである。
その大刀洗万智の最新短編集は、彼女の佇まいをより鮮明にした作品集になっている。
今、最も注目のミステリー作家の一人でしょう。
次に、あさのあつこさん。
以前、映画にもなった「バッテリー」で有名な人だが、
この人の作品に時代物があるとは私の全くの不明で、最近になって、既刊のシリーズものを6作一気読みした。
時代小説というのは、ある意味、作家が想像を駆け巡らせることのできる世界ではあるのだろう。
多くの作家の作品が図書館に並んでいる。
私は以前から藤沢周平の大ファンだった。
ちょっとこれに似た雰囲気の作家が葉室麟さんかな?(あくまでも個人の感想)
最近時代小説の面白いのを探していて、
青山文平さんのものは全部制覇したし、梶よう子さんのものも然り。
一作面白いとその作家を全部読んでしまう癖がある。
あさのあつこさんはその中でも特異で、
現代物と時代物が並列して書棚に並んでいる作家はそんなには多くはない。
私が一気読みした時代物は一作目が「弥勒の月」という作品で、あと5作品が出版されている。
幼稚園に通う孫の就寝時間が早いので、テレビは見ずに自分の部屋で読書三昧です。
1日1冊は日常になりつつあります。
阿蘇市図書館様々です。