ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

サンボープレイクック遺跡に行ってみよう 8

2018年12月21日 | カンボジア一人旅2018
11月24日
いよいよカンボジア最後の日となった。
昼でチェックアウトなので、朝食後に時間を見計らって、ラッキーモールに買い物に行く。
衣類はほぼ捨てたので、バックパックは充分に余裕がある。


オムレツとベーコン

カンボジアクッキーや塩、胡椒、ほか数点を詰め込めるだけ購入。
一旦帰って、バックパックに詰め込む。結構重くなった。
宿に空港までの車をアレンジしてもらい、しばらく部屋で休む。

チェックアウトから約5時間は外で時間を潰すことになる。
12時丁度にフロントにバックパックを預けて外に出る。
ちょっと距離はあるが、オルセーマーケットまで行ってみるか。
ついでに、行ってみたかったステーキ屋で昼食にするかと出かける。

で、15分くらいで目当てのステーキ屋に着いたが、残念なことに食欲がない。
連日の飲み過ぎが祟ったのか、最後の最後でしっぺ返しにあう。
仕方がない、食えないものは食えない。
そのまま通り過ぎ、オルセーマーケットに着く。


ジャックフルーツは面白い成り方をします

今背にしている小さいリュックは7年くらい前にオルセーマーケットで買った、
ノースフェースのコピー商品なのだが、これがなかなか頑丈で長持ちしている。
ただ、色が赤なので今回同じようなものがあれば買い換えようという魂胆である。

充分だだっ広いマーケットの中は迷路のようで、バッグ屋は見つけられずに外に出る。
若干疲れたので、キャピトルツアーの待合椅子で休憩。
キャピトルの事務所は、バスで荷物を運ぶための受付カウンターと、
主に観光客向けのツアーオフィスとが別れている。

シェムリアップ行きのバスが目の前に停まっていて、
床下の荷物入れには段ボールの荷物がバンバン投げ込まれている。
若い欧米人カップルがバスに乗るとき、荷物係のスタッフにでかいバックパックを預けようとすると、
バスの中に持ち込めといわれ、一人分の席を取りそうなバックパックをそれぞれに担いで乗り込んだ。
結局、観光客と思われる客は彼らのみ。あとは現地の人たちである。


最近、プノンペンやシェムリアップではこの手の2人乗りのトクトクが流行っている

キャピトルバスは今やトラック便の代用車と成り果てたようだ。
確かに、プノンペンからシェムリアップ、シアヌークビルなどの主要路線には、
数多のバス会社が参入している。安いのが取り柄のキャピトルも苦戦しているのだろう。

などと観察したあと、プノンペンの定宿だったナイスゲストハウスの前の道を通ると、
キャピトルゲストハウスが、キャピトルホテルに格上げしている。
キンキラキンの玄関だけど、バックパックの聖地、キャピトルよそれでいいのか!


キャピトルも堕落したものだ

暑さに耐え、またブラブラとホテル方向に歩く。
どうにも耐えがたくて、途中のカフェに寄る。
冷たいはちみつレモンをオーダーして、文庫本を取り出す。
東南アジアでは、店が満席になるならともかく、
そうでない場合は、何時間居ても冷たい目で見られることがないのがいい。


途中で電柱を。これでよく電力が得られるなぁ。電気料払わないやつが絶対いるよね

まったりと時間を過ごして、さて疲れも少しは取れたので、ホテルへ向かう。
それにしても少しは胃袋を満たしておかないとと、
結局プノンペン初日に入ったうどん屋に入る。
性懲りもなく、天ぷらとかけうどんにアンコールビア。
結局、プノンペンでは日本食ばっかりじゃない。それも米はほとんど食ってないし。


これでいいのか。海外で日本食なんて食うなよ、という声が聞こえそうです

特に食に関しては後悔はないし、いつものことかと諦めて宿に帰る。
5時過ぎには車が迎えに来る予定なので、フロントに言って、ロビーでそれまで休ませてもらうことに。
しばらくしたら、フロントのスタッフが声を掛けてきた。
空港へ送る車がもう来ていると言う。

「え~えっ、まだ4時半じゃん」と思ったが、来たからには仕方ない。
ここで待つも空港で待つもあまり変わりはない。
さよならカンボジア、さよならプノンペン。
さてまた来る機会はあるのかといいたいところだが、実は来年2月また来るのは決まっているのだ。
ほぼほぼツアーコンダクターの立場ではあるが・・・。
じゃあまたね、というところか。
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サンボープレイクック遺跡に行ってみよう 7

2018年12月20日 | カンボジア一人旅2018
11月23日
今日まで、カンボジアの水祭りをやっているようで、リバーサイドに行けば何かあってるかも知れない。
取り敢えずは朝食。数あるメニューの中から2つだけ選ぶシステム、オムレツとハムという風に。
パンとフルーツは別に持ってくる。ジュースとコーヒーはセルフサービスである。

「3種類選んじゃ駄目?」とお姉さんに聞くと「2種類です」とにこやかに断られた。
それでも、2種類選んだあとに、「このヨーグルトのやつを食べたいけど駄目?」とお願いしたら。
仕方ないお爺さんね、みたいににっこり笑ってOKしてくれた。
ところが実際に料理が来ると、オムレツにしても結構でかい。少し残してしまった。ご免なさい。

イオンモールの開店時間が分からないので、9:30に宿を出て通りの角に行く。
確かそこにトクトクがいたはずだ。予想通りに勧誘があり、「イオン」と言うと、「2ドル」。
プノンペン市民なら、多分1ドル。距離的にはそれが相場とは思うが、ま、いいか。

10分ほどでイオンモールに着く。
内部は広い。さすがに日本資本のモールだけあって、日本食品や飲料、さらに惣菜も日本食がある。
日本食の店も多く出店している。


結構広い

日本食惣菜屋

酒類も充実

リンガーハットのちゃんぽん

日本食屋の前でメニューを見るお坊さん

ダイソーもあります

私はコーヒービーンズ&ティーリーフの店でアイスラテで一服

インフォメーションの綺麗なお姉さんに、リバーサイドに出るのはどちらかと聞くと、
プリントアウトしたグーグルの地図を見ながら、一生懸命答えてくれた。
教えの通りに出ると、彼方に東横インのホテルが見え、その先に多くの人が集っている。


緑色の工事中のビルの左側に東横イン・プノンペン


この橋を渡ったところにメイン会場があった


メイン会場のテントブースにいるキャンペーンガール

その2

移動遊園地もあり、これは恐怖の観覧車。直径が短いのでビュンビュン回る

会場を見たあと引き返し、クラフトビールを作っているヒマワリ・マイクロブリュアリーの方向に歩く。
広い通りも今日は歩行者天国だ。


国士舘大学(?)の救急車があります

この先は王宮の方に続く道

芝生の部分で休んでいる姉妹かな

可愛いです

疲れて、芝生に座って休んでいるといろんな人がいて面白い。
なかなかヒマワリホテル(ブリュアリーは、そのホテルの1階にある)が見つからずに、
半ば諦めて座っていたのだが、目の前の建物を見ると、それこそが目指すホテルだった。

急に元気が出てホテルの一番奥まで行き、女性スタッフに「ブリュアリー?」と訊くと、
「イエス、プリーズ」と言ってカウンターに案内してくれた。
そこで、お試しセットをオーダーして庭に出る。
そこはもうリバーサイドの道に面していて、水祭りの見学者が行き交いしている。


ビールのお試しセット


水祭りではこの手の船の競争がメイン競技らしい

しばし休憩したあと、引き返してナーガホテルのカジノに行く。
荷物検査のあとカジノに入ると背の高い美女が迎えてくれる。
バカラをやっているテーブルでは、中国人が大騒ぎで賭けに熱中している
私は現金対応のスロットであっという間に10ドルを擦ってしまった。
お試しだからこれくらいで帰るか。


この1階にカジノがある

ホテル前の広い道を独立記念塔の方に歩くが、ここも人がいっぱい。
プノンペン市民が皆集まっているのではないかというくらいの人出。
後で聞いた話だが、地方から水祭りの見物に来ている人もかなりいるそうだ。


歩行者天国のためたくさんの人が歩いている

独立記念塔。宿はここからは近い


宿のベランダから。ここから見るだけで建設中のビルが7つあった。
建設ラッシュだが、工事が中断されているビルも目立つくらいあって、
既にバブルがはじけてるの?

夜は祭りの花火が上がって、ベランダから見えるガラス張りのビルに映って見えた。
昨夜、スコールの雷かと思ったのは花火だったか。

本日の夕食は、懲りずに日本食の「真や」。
日本人のお上さんがいて、ちょっとお高いと言っても高級店ほどではない。
そこで最近仕事の関係で日本から赴任してきたという会社員としばらく話して帰る。
チャムカーモン地区はホテルも手頃な料金であるし、泊まるにはなかなか良い場所だと実感。
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サンボープレイクック遺跡に行ってみよう 6

2018年12月18日 | カンボジア一人旅2018
11月22日
コンポントムからプノンペンへの移動日になる。
サクンラリタゲストハウスをチェックアウト。
チーサタスイーツホテルから来ていなければ、そこそこ良い宿と思えたのだが、
やはり贅沢は敵なりけり。


サクンラリタゲストハウス

荷物を持って、朝食を摂りにサードプレイスカフェに行くも、やはりサンドイッチはない。
仕方ない、麺で済ますか。

8:15にほぼ道の対面にあるキャピトルバスの乗り場に行く。
乗り場と言っても、先に書いたように、床屋の店先に机があって、若い娘ッコがいるだけ。
行くと、にっこり笑って挨拶してくれた。
う~ん、いい娘だなぁ、我ながら単純な爺さまだこと。


キャピトルツアーオフィス(???)

椅子に座って見ていると、次々と客が来て、娘ッコが書類と側に置いてある荷物を照合して渡している。
どうやらキャピトルバスを利用して運ばれた荷物をの引き渡しをしているらしい。
キャピトルバスは以前から客と一緒に荷物だけの運搬もしていたので、それだろうとは推察できた。

8:50黄色い車体のバスが着いたが、キャピトルのバスは赤色だったので、
まったくそれとは思わずにゆったりしていたら、娘ッコが「あれよ」と言って乗れという。
近づいてみたら車体に小さくキャピトルの文字がある。
降りてきた運転手にバックパックを荷物入れにと言ったら、そのまま持って乗れという。
確かに半分ほどの乗客なので、バックパックを持っていても問題はない。

降りる乗客はなく、乗るのも私一人。
荷物を降ろして、少し載せて、というのがバスのスタッフの仕事のようで、
それが済んだら出発。
乗客には外国人は私一人で、あとは皆カンボジア人だった。

満席になることもなく、午後1時前にはキャピトルオフィスに着く。
さっそく、トクトクの運ちゃんが寄ってくる。
宿は、チャムカーモン地区にあるパンダンブティックホテル。
この地区に泊まるのは初めてだが、カジノやリバーサイド、イオンモールも近く、
そこに行く行かないにかかわらず、レストランも多いようで興味津々の地区ではある。


キャピトルツアープノンペンオフィスがある交差点

トクトクの運ちゃんに「チャムカーモンと通り名」を言うと「了解、3ドル」だって。
2ドルが相場じゃん、と思ったが、例によって面倒虫が「ま、いいか」といって了解。
モニボンの大通りから左折して、右手にラッキーモルを見たら、次の信号で右折。
2番目の交差点で左折したら宿が見えた。


パンダンブティックホテル

部屋は最上階のパンダンスイーツ、クイーンベッド2つにソファ、ベランダがあり、
もちろんお湯がバンバン出るバスタブ付の広いバスルーム。
取り敢えずシャワーだけ浴びて、すぐ側にあるうどん屋でかけうどんとアンコールビアで昼食。


メニュー

かけうどん&ビールは外せない

その後ラッキーモールに行き、赤ワインとハム、カシューナッツを買って帰る。
ベランダから周囲を眺めながら、ハムを肴にワインを飲みながら本を読む。
その後しばらくベッドで休み夕食がてら近所を散策。

結構日本食屋があって、とり鉄という店で、焼き鳥セットとビールにハイボール。
焼き鳥は焼きすぎて堅く、とても客に提供するレベルにはない。
もうしばらく歩くと、丸亀うどんがあった。
夕食はここにするかと、かけうどんに野菜天で、約3ドル。
現地の人が結構食べに来ている。


丸亀うどんの内部

今日2度目のうどん。ちょっと食傷気味。

腹くちて、道に迷いながら宿に帰る。
たっぷりの湯をバスタブに張って、極楽極楽。
チーサタスイーツホテル並みの良い部屋だなぁ、なんて感じで今日はお休み。
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サンボープレイクック遺跡に行ってみよう 5

2018年12月15日 | カンボジア一人旅2018
11月21日
の前に、シェムリアップで初日に泊まった宿がどこだったのか、ちょっと気になって調べてみた。
「リシー リン アンコール レジデンス」というホテルで、部屋はデラックスダブルだったようだ。
チーサタスイーツの正面に位置するホテルで、金額的にはチーサタアンコールホテルのデラックスダブルとほぼ同額。
朝食はスイーツの方で摂ったので感想は述べられない。

さて、いよいよ今回のメインテーマ、サンボープレイクック遺跡を観光する。
その前に準備をして、宿を出る。
朝食は、ベトナムのバインミー(ソフトフランスパンのサンドイッチ)に似た屋台を探すが見つからない。
これは後で聞いたのだが、カンボジアにもあって、ヌンパンパテと言うらしい。
市場の方を回って、一回りしたが見つからずに近くのパン屋に行ってみるが、
日本風のサンドイッチだけで、仕方なく肉まんがあったので、店員のお姉さんがお勧めの方を買う。


合計5,500リエルの朝食(約1.5ドル)

その肉まんを持って、来るときに見つけた屋台のカフェに行く。
カフェオレを1杯頼んで、ひとつだけあるテーブルに落ち着く。
肉まんをついばみながら、のんびりしていると、誰かが後ろから私の肩を叩く。
振り返ると、昨日約束した小太り運ちゃんが、あそこで待っているというジェスチャーで待ち合わせ場所を指さす。
「OK、OK」と頷くと去って行った。

まだ8時前じゃん。と思ったが、約束を忘れていないか心配だったのかな。
店に親子3人連れが来たので、持っていた風船をひとつ膨らませて妹の方に上げると、キャッキャッと喜んだ。
お兄ちゃんの方には、折り紙を出して紙風船を作ったら興味深そうにしている。
二つ目は、お兄ちゃんにも折り紙を渡して一緒に折ってみた。なかなか筋がいい。
折り紙を5枚ほど渡して、「持って帰り」と、決して通じない日本語で言うと、にっこり笑って父親と去って行った。


可愛い兄妹

またしばしコーヒーを楽しんでいると、小太り運ちゃんさんがまたやって来る。
そんなに心配しなくても約束破らんよ。
でも、もうそろそろ8時10分になる。じゃあいいかと席を立つと、
こちらまでトクトクを持ってくると言って道の反対側に行った。

いよいよ出発。まだそれほど暑くはない。風が心地いい。
しばらく走って町を抜けると、6号線から右折して遺跡方向へ。
そこからはのんびりした田園風景が続く。途中でまた右折して遺跡入口のチケットオフィスに着く。


国道6号線から右に入る

オフィスで「いくら?」と訊くと、「10ドルだ」。
「ディスカウントできる?」と私。「できない」とスタッフ。
「ちょっと高いんじゃないの?」と私「今年の6月から値上がりしたんだ」とスタッフ
「今は5月じゃないのか?」と私「アホぬかせ、グダグダ言ってないではよ払わんかい」とは言わなかった。
充分遊んだので、10ドル払って再びトクトクに乗って遺跡の中心部へ行く。


私と遊んでくれたチケット売り場のスタッフ

小太り運ちゃんさんはそこの広場で待っていると言う。
大まかな地図をプリントしていたので、それを頼りに遺跡を回る。
アンコールワットとは趣の異なる、それなりに風情のある遺跡である。
遺跡の範囲は広いが、建造物の一つ一つは小ぶりで、崩壊もかなり進んでいる。
この崩壊を食い止めるために、ユネスコはここを世界遺産に指定したのではないかと勘ぐってしまった。


駐車場の近く

ちょっと珍しい造り

木立の中の遺跡

最も印象的な遺跡3方向から

木に喰われる

何者も自然には勝てない

レリーフは至る所にある

なかなか風情がある

内部にある像

天井部分はほとんどこの形

○○の象徴

ライオンテンプルの入口にある獅子像

約2時間ウロウロしてすっかり疲れてしまった。
こうなると遺跡もどうでもよくなる悪い癖が出て、ライオンテンプルを最後に帰ることにした。
トクトクに乗り込んでいざ出発というときに、近くに見覚えのある中年女性がいる。
初めての場所で見覚えもないもんだが、実は、彼女は遺跡ガイドで、
日本で見たあるサイトに顔写真があり、もし出会えばガイドをお願いしようと思ってプリントしていたのだ。

彼女を手招きして、「これ貴女でしょう?」「ええ、そうよ」てな具合で、
ガイドはお願いできなかったが、何となく会えてよかった、という感じになり、
写真のプリントを渡すと、ニコニコして「ありがとう」と。
何故とはなくほんわりした気分でサンボープレイクックを去る。

コンポントムのアルンラスホテル前に帰ったのは12時を過ぎている。
10ドル札と5ドル札を運ちゃんに渡すと、おつりが返らない。
ずっと左手を出していると、お願いポーズを繰り出す運ちゃん。
途中のココナツ竹メシを売っている屋台に寄ったりと、嫌な顔ひとつせずに言うことをきいてくれたし、
はなから15ドル払うつもりだったのだが、このまま温和しく別れるのも勿体ない。少しは遊ばせてくれよ。


全然強面でないのがいい運ちゃんさん

代金支払いで運ちゃんをからかうタチの悪い客

取り敢えずすぐ前の店で冷えたカンボジアビアの缶を買って、そこで立ち飲み。
昼はクイッテオに決めていて、昨日見つけていたThird Place Cafeに入ってみる。
予想通り、冷房が入っている、少し高くてもここに決めた。
クイッテオとパッションシェイクの昼食をまったり。


店の外観

クイッテオ

パッションシェイク

外に出ると、やはり暑い。
今日の歩数は15,000歩は過ぎているだろう。充分歩いた。
最近では1万歩も歩くことはないので、股関節付近に若干疲れが出ている。
言い訳は止めて、やっぱり昼寝しよう。


地元食堂の前にある虫屋

夕方になると出る屋台群

ナマズの塩焼き。そそられる

鶏の丸焼き。こちらもそそられる

6時前に地元飯屋に行くが、今日はおかずの種類が少ないのでやっぱりやめる。
昼と同じカフェに行って、鶏モモの焼いたのとご飯、
ご飯に振りかけるのはやはりソフトふりかけの鮭、最強。
昼に比べると客は少ない。中国人カップルらしき2人と、あとで現地ファミリー組が2組入ってきた。


ふりかけがあれば白飯だけでもいいのだが

お客さんが少ないからって、立ったまま寝ちゃ駄目よ

7時前に出て、暗くなった町を急ぎ足で帰る。
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サンボープレイクック遺跡に行ってみよう 4

2018年12月14日 | カンボジア一人旅2018
11月20日
今日は移動日なので、7時前に朝食を摂り、7:30にチーサタスイーツを出る。


チーサタスイーツホテルの入口前にて

ピックアップがないので、歩いてメコンエクスプレスのオフィスに行く。
オフィスには多くの欧米人がバスを待っていたが、どうやら私が乗る便の前に出るバッタンバン方面に行くようだ。

私が乗るのは、プノンペン行きで、途中のコンポントムで降りることになっている。
無体なことに、プノンペンまでの半分道もない距離なのに、プノンペンまでの料金と同額を取られる。
次の移動のコンポントムープノンペン間の料金も同様なのだ。
料金だけなら、シェムリアップとプノンペンを往復できるのだ。
といっても、合わせて20ドル程度なので大したことではないのだが。


これが今日のバス

最前列の席から見るシェムリアップ市内の渋滞。数年前に比べると格段に車が増えている

郊外はのんびり

8:30の定時にバスは出た。乗客は定数の半分くらいで、ゆっくりと過ごせる。
途中の休憩は、コンポントムの手前でドライブインに入ったが、
運ちゃんとガイドのお姉さんは早めの昼食を摂る。約30分休憩。
乗るときに、コンポントムで降りることを告げていたので、バスは「Arunras Hotel」の近くで停めてくれた。


途中のドライブイン

橋の向こうがシェムリアップ方面。こちら側に宿やレストランがある

バスを降りて、Arunrasの前まで歩いて行くと、トクトクの運ちゃん達がワラワラと集まってきた。
サンボープレイクック遺跡を観光する客目当てである。
6人ほど集まっただろうか。そのうちのちょっと腹が出た50歳くらいか、人の良さそうな運ちゃんに話しかける。
英語はいまいちで、というかほとんど駄目なようだ。
そこに割り込んできたのが、英語達者な運ちゃん。
取り敢えずは、結論を出さずに、目当てのゲストハウスに向かう。

10分ほど歩いたところにあるサクンラリタ・ゲストハウスの部屋を見せてもらい、エアコン部屋にする。
案内した兄ちゃんにシャワーを出させるがちょぼちょぼ。
オヤジさんを呼んで、新しいシャワーヘッドに交換したら無事お湯が出る。
すぐに宿を出て、アルンラスホテルの1階にあるレストランへ。
昼食は焼きそばとカンボジアビア。アンコールビアよりも若干濃いめの味で美味い。


アルンラスレストラン

昼食のカンボジアビール。栓抜きが見つからずウロウロするスタッフが最終的に執った手段は椅子の背もたれ。
オラびっくり

腹も膨れたことだし、気合い入れてトクトクの交渉をするか。
先ほどの場所に行くとまた、ワラワラと運ちゃん達が集合。
しばし、小太りか英語達者か迷ったが、結局ファーストインプレッションを大事にして、小太りに決定。
ほかの運ちゃんには「ソーリー」と断る。
その横で小さくガッツポーズをする小太り運ちゃんの笑顔がはじけていた。

運ちゃんの言い値は、遺跡までの往復で15$。
まだ世界遺産バブルはないようで、それほど高騰してはいないようだ。
念のため、10$を提示すると、大げさにノーのジェスチャー。片道35㎞ほどあるので、それはないか。
13$で決着し翌朝8:30にこの場所に来ることを約束する。

あまり英語ができない運ちゃんを選んだのは、私自身の英語力にも関係があって、
片道小1時間の移動中に英語で話しかけられて、それに対応するために気を使いたくなかったのである。
できれば周りの景色をのんびりと見ながら移動したい。
用事があるときだけ声をかける位で丁度いいのだ。

ともかく外は暑い。うんざりしていたが、少し歩いてみることにする。
市場から川縁の通りに出て、再び6号線に戻っての帰り道、
キャピトルツアーの看板がある。といっても床屋の店先にデスクがひとつあって、
娘ッコが一人いるだけだが、明後日のプノンペンまでの8:40発チケットを8ドルでゲットできた。
歩いてはみるものだ。いいことがあるじゃない。


高い建物がアルンラスホテル。右のロータリーに何やらモニュメントができている

すぐそばの店で冷えたカンボジアビールの缶を2本買って帰る。
宿に帰って、茎わかめのつまみでビールを飲む。
しばし昼寝をし、早めに出てアルンラスの方に行く。
アルンラスレストラン道前にある地元飯屋を覗くと、美味そうなおかずがいっぱいある。
残念なことに席が空いてないので諦めて、再度アルンラスレストランに入る。

LokLakの食事を終えて周りを見ると、6号線の大きな通りの反対側に1軒レストランがある。
Third Place Cafeというレストランのようだ。明日はそこにしよう。
コンポントムは夜になると人通りは少なく、特に宿は大通りから若干引っ込んでいるので、
早めに寄宿し、できるだけ身の安全を図るようにした方がいいと感じた。


LokLakと白飯には持参のふりかけ。ちょっと柔目のちりめん山椒がよく合います

そこのところは、シェムリアップと大きく異なるところで、
シェムリアップだと、人通りが多い上に通りも明るく、危険な雰囲気はほとんど感じられない。
自分の身の安全を守るのは自分しかいないのだから、旅行先ではできる限り危険を避けるのが賢明というものだ。
コンポントムも本当はそれほど危険な町ではないだろうが、夜は店も早く閉まるし、夜更かしするような場所もない。
早めに帰ってシャワーを浴びて本でも読むか。
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