ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

コロッケその2

2009年06月10日 | 酒と料理と
以前コロッケははじめて教わった料理だと書いたが、
その分思い入れがあって、なまじアレンジすると食べたくない。
たとえば、肉じゃがの食べ残しを潰して作った肉じゃがコロッケなど。
あれは邪道である。

カボチャコロッケなどという食べ物は、コロッケではない。
なーんて言っているが、実は味の好みの問題で、
アレンジしたものも結構いけるのがある。

たとえば、コロッケの真中にピザ用のチーズを詰めたもの。
やはり潰したジャガイモの真ん中に、味付けした牛肉とタマネギ、チーズを包んであげたもの。
ただ混ぜてないだけのコロッケだが、一味変わってくる。

最近では、カニクリームコロッケを作るが、これはジャガイモは関係しない。
ポテトサラダを余分に作ってしまったとき、
これに衣をまぶしてコロッケにする。
ポテトサラダ自体に粉チーズを振りかけてあればなおよい。

同じコロッケでも、こいつは随分とさっぱり系の口当たり。
キリッと冷やした白ワインを添えます。
マンズワインの酸化防止剤無添加の白。
中口で口当たりは柔らかく、香りもいい。
なんと言っても1,000円以下の値段がいい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新じゃが

2009年06月09日 | 酒と料理と
新ジャガイモがとれた。
ジャガイモ好きにはこたえられない季節だ。
まだ少し早かったので、数本掘り返したが、大小取り混ぜて収穫があった。

小さいのを選んで、早速洗って泥をとってしまう。
皮は付けたままで、塩ゆでにする。
水切りをして表面が乾いたら、そのまま油で素揚げする。
油が切れたら、一つの皿は、ベトナムで買った塩をサッと振る。

もう一つの方は、軽く塩を振りかけ、粉チーズを掛ける。
それに、アマゾンの港マナウスで買った殻付きの黒ピメンタ(胡椒)を振る。
ピメンタが香ばしい。

どちらが好みか。甲乙付けがたし。
時には、熱々の揚げたてジャガイモにバターを載せ、
とろけるバターの香りを楽しみ、ジャガイモを頬張るのもよし。

なんと言っても、これに合うのはビール。
たまには飲ませろビール、ということで、サントリープレミアム。
なけりゃ、せめても一番搾り。

意外に合うのが、米焼酎。
熊本限定販売の待宵。
刺身や焼き魚などのさっぱりした魚に合うが、
新じゃがも捨てがたい。

お試しあれ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京見物-8-

2009年06月08日 | 東京日記2009
2009年5月29日

明日は帰熊する日になった。
今日で東京見物も終了だ。
まだ行っていないところは数あれど、今日の昼は月島のもんじゃと決めている。
ということで、メインは築地と月島界隈。

まず、JRで秋葉原に行く。
もう一度デジカメの狙い目のものの価格を見に行くことにして、
ついでにアキバオタクとメイドさんを見物に行こうという魂胆だ。

電気街方面で駅を出て、しばらく歩いていると、いたいたメイドさん。
街頭で呼び込みをしている。
これがアキバのメイドさんか、本物なんだ、と妙に感心してしまった。

ん~ん、通りかかる若者の雰囲気がなんだか同じ臭いをさせている。
皆が皆ではないが、ウロウロしている若者達はそんな感じだ。
これがいわゆるアキバオタクの醸し出す雰囲気なのか。

目当てのデジカメは、新宿のヨドバシカメラより高くて、
秋葉原の電気街も今や格安戦争にはついて行けないのか。
昔来たときには、秋葉原でなくては、という感じだったのに、
なんだか変な方向にシフトを移してしまっているようだ。

そう言えば、あと少しであの秋葉原殺傷事件から1年を迎える。
ここがその場所だったなと、一種いたたまれない気持ちで周りを見回した。
あの事件は、加害者の動機が動機だっただけに、
被害者やその家族にとっては、どうにも堪らない事件だったように思う。
被害者の冥福を祈って秋葉原を後にした。

東京メトロで築地で降り、出たところがすぐに築地本願寺である。
とても寺とは思えない建造物に入ると、パイプオルガンの音色がする。
今日は、パイプオルガン奏者を迎えての1時間あまりのコンサートらしい。
ここには、寺には珍しいパイプオルガンがあり、年数回演奏会をするらしい。

居合わせたのはラッキー。しばしその荘厳な演奏に浸り、疲れを休める。
コンクリート造りの本堂はなかなか音響効果もよく、
堂内に響く音色に、多くの人たちが耳を傾けていた。

出るとちょうど昼だったので、勝ち鬨橋を渡って、月島のもんじゃ通りに行く。
凄い数のもんじゃ屋さんだ。
流行っている店とほとんど客のいない店があり、
どうもあまりおしゃれな店の方が客は少ないようで、庶民的な店構えの方が客が多い。
もんじゃという食べ物はそういうものなんだろう。

実を言うと、もんじゃを食べたのは今回が初めてで、
もんじゃデビューが本場の月島というのは、誇るべきか(くだらないか)。
結構な値段だが、適当な量で、味もよかった。

月島から築地に戻り、場外市場を散策したが、
既に店を閉じるところも多く、あまり見るほどではなかった。
結構ウロウロ歩いたので疲れて、一度大森に帰ることにする。
しばらく休んで、孫を保育園に迎えに行く。
今日が最後なので、一緒に過ごす時間を少し多めにしようと。

楽しい東京滞在だった。
次に来るときは、東京を起点に、JR等の周遊キップなどを利用して遠出しよう。
ありがとう、娘、ムコ殿、そして孫ちゃん。
またよろしくね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京見物-7-

2009年06月07日 | 東京日記2009
2009年5月28日

今日はやはり中央研修で一緒だった友人と、夕方会うことになっている。
それまでは暇なので、朝から川越に行くことにする。
今、NHKの朝の連続ドラマ「つばさ」の舞台になっているところだ。
職に就いているときはほとんど見なかったのだが、最近は日課で見ている。

舞台は川越の老舗菓子やということで、菓子屋とその他諸々見物に。
まずは、池袋から東武東上線の急行で川越に着く。その間30分。
駅からは、クレアモールという商店街を歩き、
途中セルフの安いうどん屋で昼食を済ませる。

まず目指したのは、観光のシンボルとも言える、時の鐘。
江戸時代に作られた木造建造物で、なかなか風情があってよい。
つぎに、つばさが最初に暮らしていた店の撮影現場であった店、
ここはドラマでは和菓子屋だが、実際は陶器屋さんだった。

菓子屋横町や、豆屋によって甘納豆を買ったりして、
川越を後にし、3時過ぎに上野に来た。
上野では先日見逃したルーブル展を見ようと来たのだが、
平日の3時過ぎにもかかわらず、入場まで40分待ちだという。
東京の人の多さにあきれるばかりだった。

17世紀の絵の展示だったので、印象派などのように知っている絵は少なかった。
フェメールの絵や、「大工ヨセフ」はしばし見とれる絵だった。
約1時間ほど美術館にいて、待ち合わせ場所の上野駅中央改札口にいく。
これがなかなか行き着かない。
本当に都会の大きな駅はやっかいだ。

久しぶりにHさんに会い、早速近くの居酒屋に飛び込みで入る。
彼も栃木の小山から出てきているので、あまり知らないという。
酒が入るほどに話は弾み、すっかりいい気分になって、店を出る。

上野駅でHさんと別れ、京浜東北線に乗ると幸いに座れたが、
品川駅くらいになると、立っている乗客もかなり多く、
平日の10時前なのに、こんなに人が多いんだと、今日2回目の驚き。
田舎モンにはどうやら住みにくいようだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京見物-6-

2009年06月06日 | 東京日記2009
2009年5月27日

朝から腹具合がおかしい。少し下痢気味だ。
どう考えても、昨夜のホヤだけが生ものだった。
それとも地酒の飲み過ぎか、というほど飲んではいないはずだが。

そのため、昼に宇都宮に着いて、餃子を食べてから東京に帰るはずだったが、
昼の餃子はとても入りそうもない、ということで会う約束をしていた友人に連絡し、
約束時間を午後2時に早めてもらい、朝から仙台を出ることにした。

上野駅着が予想より早かったので、日暮里界隈を散策し、
落ち合い場所の池袋に向かう。
今日会う友人は、中央官庁主催の研修で2週間ほど東京にいたとき、
同じ宿泊棟の生活班が一緒だった男である。

池袋駅の東部側のカフェ前で落ち合い、4階のカフェに行く。
いい年したオジサンが、2人でケーキセットなどを注文し、
実に2時間も話し込んで別れた。

彼も昨年退職し、今は晴耕雨読の生活をしているという。
嫁さんと国内ツアーを見つけては一緒に旅行しているようで、
地域の公民館お仕事を時々手伝っているとも言っていた。
お互いに急ぐことのない時間を楽しんでいるようで安心した。

今度来るときはまた会おう。
是非一度阿蘇の方にも出かけてくれと約束して別れたのはもう4時過ぎだった。
腹具合は幾分回復気味だが、いささかの疲れがあって、大森に帰った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする