ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

約3年ぶりのタイ -番外編-

2023年02月28日 | タイ2023
バンコクの渋滞
相変わらずである、というか益々酷くなっているようだ。
バイヨークスカイホテルの高層階から見ると、バンコク市内の道路は立体交差も多く整備は進んでいるようなのだが・・・。
車の価格は日本の約40%超だというが、車の台数は増えるばかりのようで、しかも結構高級車が多い。
アユタヤの帰りにバンのドライバーさんが裏通りを試してみると言って、
実に狭い通りをヌラヌラと通り抜けるとかなり早めにホテルに帰り着いた。ナイス!


夜もまだまだ車は多い

土曜日の朝はさすがに車の量は少ない

観光客の割合
国別でどんな割合かというと、韓国、中国、日本で30%。
インド系が15%、欧米系が45%、その他10%。
な~んて、あくまでも観光地とホテルにおける体感としての割合かな。
ツアーのガイドの話では、最近増えているのがインド人だという。経済発展の証か。
ホテルのビュッフェで、朝食にもカレーが5種類くらいあって、非常に辛くてグリコの10倍カレーより辛い。
でかいバックパックを担いで歩いているのはほとんど欧米人で、アジア系は見なかった。

公共交通機関
以前から、スワンナプーム空港と市内を結ぶエアポートリンクはあったが、
ドンムアン空港から市内へのBTS(スカイトレイン)が開通しているのには驚いた。
ガイドによると、ドンムアンとスワンナプームを結ぶBTSかMRT(地下鉄)が既に工事中だという。
市内の渋滞解消に向けて政府も頑張っているということか。
バイヨークスカイホテルがあるプラートーナム地区は、スワンナプーム空港からの便利は極めて良く、
エアポートリンクで、終点のパヤタイ駅ひとつ手前のラチャプラロップ駅(40バーツ)で降りる。
そこから徒歩で10分以内のごくごく至便な場所である。
例えば、昔の鉄道ナイトマーケット(現在はワンラチャダーに変わった)へ行くには、
ラチャプラロップ駅から空港方面に乗って次のマッカサン駅(15バーツ)で降りて、
地下鉄のペチャプリ駅(歩道でつながっている)に乗換、モーチットマイ方面に乗り、2つめのタイカルチャーセンター駅で降りる。
3番出口から外に出ると徒歩5分で行ける。
反対方向の地下鉄に乗るとタイ国鉄の始発駅であるファランボーン駅に行ける。
プラートーナム地区にはバイヨークスカイホテルのような高級ホテルもあるが、安宿も多くある。
賑やかな夜の屋台も多くてお勧めかも知れない。


ホテル前のナイトマーケット

最後に、タイも物価高に襲われています。
コンビニはセブンイレブンの一人勝ちですが、ビールの値段は3年前の1.5倍近くでした。
コンビニの価格が高いということは、タイの田舎で沈没するのも至難の業になるのでしょうねぇ。
やっぱりベトナムかなぁ・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

約3年ぶりのタイ

2023年02月27日 | タイ2023
2019年11月にチェンライ、チェンコーン、カンチャナブリなどを巡ったタイの旅行から1年と3ヶ月ぶりのタイ訪問。
今回は小6の孫と二人だったのでトラピクスのツアーを利用した。
実は孫には3年前にパスポートを取らせて、台湾に連れて行くつもりがコロナ禍で行かれず、
パスポートの期限が切れる前に一度は連れて行こうと、学校を金曜日だけ休みを取らせ、23日に出発したのだ。

2泊4日のバンコク、アユタヤの観光ツアーで、宿はプラートーナムにあるバイヨークスカイホテル。
83階は観光名所にもなっているスカイデッキで宿泊者以外の人も料金を支払って見物に来る。
宿泊者はもちろん無料で、ここからの朝日と夕日は絶景。


夜景

81階レストランでの朝食

部屋はジュニアスイートで居間とベッドルーム、クローゼットルームにバスルームと51㎡の広さ。
よく利用した安宿の4倍の広さで、もちろんバスタブがあり、シャワーブースも別になっている。
28階の部屋で、どちらかというとここではローフロワーなのだが、それでも周りのビルのほとんどは下に見える。

レストランは78階と81階にあり、テラス席で食べる朝食は絶景の眺望と、
ビュッフェの品数も非常に多くて、食べ過ぎてしまう。
客も部屋数が多いせいか、アジア系、インド系、欧米系とバラエティーに富んで、ロビーはいつも混雑している。
最近はインド人観光客が多いそうで、これもかの国の発展を物語っているのか。

観光はバンコクのワットポーを初めとした寺参りが主で、アユタヤもしかり。
3日目にはインスタ映えするというピンクガネーシャの像がある場所に2時間かけていく。
ツアー参加客は5人の少人数で、誰一人バエる必要のない者ばかりだったが、ツアーの一環では致し方ない。
アユタヤも往復3時間の行程で、バンコク市内は例によって慢性的渋滞、車上時間が長くてこれが一番辛かった。


アユタヤの有名な木に食われる仏像


アユタヤの仏像のほとんどは頭部を盗まれるか壊されている


ワットポーの涅槃像。久しゅう御座います

孫にとっては余り興味のある観光ではなかったが、宿の近くがプラトーナム市場の近くなので、
屋台がひしめき合って、そこで自分や友人、それに家族などへの土産を探すのが一番の楽しみだったようだ。
私はと言えば孫連れだったので、先月のベトナムの時ほど飲めず、自由も束縛されたが、
食事と宿だけは堪能したので、それでよしとしよう。


暁の寺。相変わらず見事な装飾です


映えるというピンクガネーシャの像。なんてことはありません


象にも乗りました。隣は一人参加のツアー客さんです(私は象には昔乗りましたので遠慮)

往復はタイエアアジアの福岡-ドンムアン便だったが、座席ピッチの狭さには悩まされた。
足が長い方ではないが、それでも膝は前の席の背もたれにくっつき、全くゆとりがない。
おまけに背もたれが薄くて堅いし、座席もクッションが悪く疲れること。特に帰りは寝るだけなのでより辛かった。
食事は行きの便はツアー会社が予約していた照り焼きチキンのカオマンガイとペットボトルの水。
お粗末この上なく、安いのだろうが、機内で飲むワインが唯一の楽しみの飲んべえとしては、
個人で行く場合はもう使わないだろうと思った。


エアアジアの機内食。寂し~い

タイの観光地には結構日本人が多く、若者には卒業旅行の者も多いようだった。
コロナ禍で友人との交流も少なかっただろう若者にとっては何よりの旅行だったろうと思われた。
ツアーであっても海外旅行に行くと、やはり胸が躍るというか、またすぐ行きたくなるのは如何ともし難い。

さて、次は何処にするか。ラオスかカンボジアか、やはりベトナムか・・・。
だが、今朝の新聞にカンボジアで鳥インフルエンザが哺乳類に感染し、
人にも感染したようで、少女が一人亡くなったという報道があった。
鳥インフルに感染した人の53%という致死率には怖気を振るう。
人から人への感染は今のところ考えられないという専門家の話だが、このコロナ禍の中ではやはり怖い話ではある。

今のところ足も身体もまだ大丈夫。
言葉も片言ながら、なんとか通じている。
今のうちに行っとかんば、でしょう?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする